海外へ旅行に行くことは頻繁にはできません。だからこそ、その機会を最大限に活用したいと思う人が多いでしょう。それならば自分好みのイベントの開催に時期を合わせて旅行してみてはどうでしょうか。そうすれば、ただ観光をするだけでなく、イベントも合わせて楽しむことができます。そこで今回は2018年上半期にベルリンで開催されるお勧めのイベントを紹介したいと思います。

ベルリン国際映画祭

ベルリン国際映画祭公式ホームページより(https://www.berlinale.de/)

世界三大映画祭の一つと言われているベルリン国際映画祭は毎年2月に開催されます。多くの映画作品が世界各地から出品され、それを会場に指定された映画館で見ることができます。選りすぐりの作品が集まってきているため、素晴らしい作品に出会えるかもしれません。この様な映画祭では映画以外の魅力もあります。それは銀幕のスターに近付けること。場合によっては、上映の際に監督や出演した俳優の挨拶があります。またメイン会場に会場入りするスターがサインに応えることも。そのため映画好きの人には是非訪れてほしいイベントです。

開催日: 2018年2月15日から2月18日

イースター

イースターはキリスト教の重要なお祭りの一つで、十字架に架けられたキリストの復活を祝うものです。ここドイツでは祝日となり、広場などではそれに合わせたマーケットなどが開催され、お祭り気分を盛り上げてくれます。例えば、ベルリン中心部のアレキサンダープラッツ駅の横にある広場では、大きなマーケットが開催され多くの人で賑わいます。このようなイースターでお勧めしたいのが、高く積み上げた木を燃やすイースターファイアー。ベルリン市内では、市の南部にあるブリッツァーガルテンなどで開催され、幻想的な雰囲気を体験することができます。

開催日: 2018年4月1日（イースターファイアーは3月30日）

ギャラリーウィークエンド

アート好きな人にお勧めしたいのが、こちらのイベント。ベルリンには美術作品を展示販売する数多くのギャラリーがありますが、その中でもトップクラスのギャラリーが時期を合わせて展示を開催します。イベント名の通り週末に開催され、通常では休廊日となる日曜日もオープンすることになります。また関連イベントも多く開催されるため、アートを思う存分に満喫できるでしょう。美術館では見られないような尖った展示もあるので、アートを楽しみたい人はぜひ時期を合わせてベルリンを訪れてみてください。

開催日: 2018年4月27日から4月29日

桜祭り

ベルリンには街を東西に引き裂くベルリンの壁がありました。そんな壁は今では撤去され、その痕跡を見つけることは簡単ではありません。しかし春にそれを気付かせてくれる場所があります。それはベルリン南部にある壁跡地。そこには日本からの募金で多くの桜が多く植えられ、春にはピンク色の壁が生まれるのです。この様な桜並木では、桜が時期に合わせて桜祭りが開催され多くの人で賑わいます。日本に縁のあるイベントなので、訪れてみてはどうでしょうか。

開催日:2018年4月予定（2017年12月現在開催日は未発表で、発表待ち）

カーニヴァル・デア・カルチャー

ベルリンで世界各地のお祭りを体験できるのがカーニヴァル・デア・カルチャーです。こちらのイベントでは世界中の祭りがパレードとなって登場します。昨年2017年は4000名ものパレード参加者が世界のお祭りをベルリンで紹介しました。お祭りのパレードは1日のみの開催ですが、パレード開催日以外では世界中の食物が集まる屋台でグルメも楽しむことができます。パレードや食べ物で世界の文化に触れ合えるので、インターナショナルな雰囲気を楽しむには打ってつけのイベントです。

開催日: 2018年6月4日（屋台の出店もあるストリートフェスティバルは6月2日から6月5日）