スペインで最も美しい村と称される 「アルバラシン」とは?

スペインといえば

海外旅行が好きでも嫌いでも、スペインを知らない人はいないですよね?サグラダ・ファミリアのバルセロナに、サッカーのマドリード、アルハンブラ宮殿のグラナダに、美食のバスク、コスタデルソルの白い村々、、、。スペインといえば、、、と聞かれたら、みなさんはどの街を挙げるでしょうか?

どの街も、とっても魅力的で何度でも訪れたくなりますが、今回は、知る人ぞ知る秘境、「アルバラシン」をご紹介します。

山間にひっそりとたたずむ村アルバラシン

アルバラシンは、マドリッドから車で3時間半、クエンカから2時間ほどの山間にあります。グアダルキビル川に囲まれた標高1,200メートルの切り立った断崖の山肌に赤レンガの家々がへばりつくようにあることから、別名「天空の鷲の巣村」とも呼ばれています。

人口は約1,000人ほど(当たり前ですが、住んでいる人がいることにびっくり!)の小さな小さな村で、ゆっくり歩きでも1日で隅から隅まで歩けてしまうほどです!

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中世の時代そのままの街並み

村の入り口にある駐車場からゆっくりと坂を上っていきます。

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一歩足を踏み入れれば、中世そこは中世そのまま、「時間がとまったまま」なんです。

迷宮という表現がぴったり。小さな路地が入り組んでいて、遠くに見える教会の屋根を見ながら進んでいるつもりが、まったく反対側の展望台に出てしまったり、先に進んでいるつもりが、さっき通り過ぎたレストランの目の前に出てきてしまったり。ただ、迷い込んだ先に素晴らしい景色が待っていたりするので、ぜひ1日かけて迷ってみてください!笑

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地震大国日本に生まれた私は、ついいつい「耐震」なんて言葉があたまをよぎりますが、アルバラシンでそんな言葉を考えるなんてナンセンスですよね!笑

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丘の上の城壁

アルバラシンにきて絶対に行くべきは、丘の上に残る城壁跡。万里の長城ならぬ、アルバラシンの長城のようです。

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14世紀には、このアルバラシンは城壁に囲まれていたんだそうです。天まで続くように伸びる城壁は、下から見てもSNS映え抜群ですが、滑りやすい砂利道を約30分上っていくと、それはそれは美しい景色を見ることができます。

村を一望できるので、入り組んだ道の様子もわかり、渓谷に張り付くような村の姿は、言葉には言い表せない美しさ。まさに絶景です。

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ヨーロッパでもっとも美しい村のひとつ

アルバラシンは、日本旅行業協会のチームヨーロッパが選んだ、「ヨーロッパで美しい村30選」に選ばれたこともある、名実ともに「美しい村」なんですが、まだ知名度はそこそこ。だからこそ、今行くべきなんです!わたしも海外旅行が大好きで、たくさんの小さな村を訪れましたが、間違いなく歴代1位!の美しさでした。

広いスペイン、今回はアルバラシンしかご紹介することができませんでしたが、スペインには魅力的な場所がたくさんあるんですよ!北西部のリアルバイシャス地域の白ワインなんて最高なんです!次回はそのあたりのご紹介をするつもりです!

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渡航歴100ヶ国以上。一番好きなのは、ブラジルのパンタナール。オフィスで働きながら、どうしたら「旅人」として生計をたてていけるか本気で考える日々。

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