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プレゼント何にしようか...チェコのクリスマスは悩ましい
12月になり、すっかり寒くなったプラハ。毎日雪が降って来そうなどんより空です。今年はホワイトクリスマスとなるでしょうか?土曜日にはプラハ旧市街広場にてツリー点灯式が行われました。プラハの町中が本格的にライトアップされ、美しい1カ月間がやってきました。いよいよ今年もアドベントカレンダー※の開始です!※アドベントカレンダー・・・クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダー
チェコのクリスマスは家族単位でお祝いするのが普通ですが、24日は家族でクリスマスディナーを食べ、その後クリスマスプレゼント交換。25~26日は親戚などを回り、クリスマスランチを食べ、その後クリスマスプレゼント交換。大家族の場合、用意するクリスマスプレゼントの数が10個以上ということも。楽しんでいる人がいる反面、毎年のことなのでストレスで面倒に思っている人も結構いますね。
日本のお年玉のように思い切って現金を送り合う国になれば、ある程度相場もあり分かりやすいのですが。最近はスレボマット(SLEVOMAT)といって、送られた相手が内容を選べる商品券のようなシステムも人気があります。あるいは物品ではなく、体験型プレゼントも人気のようです。
かといってお財布状況もなかなか厳しくなる年末年始。一個一個のプレゼントにそんなお金をかけられない、というのが一般の悩み。また毎年毎年何を贈っていいものやら、頭を悩ませ、結局誰でも使える日用品のようなものがプレゼントキットとして出回っています。
デパートなどでよく見るプレゼント類は、「お風呂セット(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープや石鹸)」「瓶詰セット(ピクルスとかパスタソースとか)」「お茶セット(ティーパックの各種セット)」「テーブルウェアセット(ランチョンマットとか食器類)」など。もはや日本のお歳暮の類と変わりません。
あの人のために、心に響く(ゴミにならない)、予算内のクリスマスプレゼントを選ぶこと。12月のチェコ人の目下の課題であります。
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YUYU
- 2005年からチェコ共和国プラハ在住のコーディネーター・フリーライター・現地ガイド。日本からの各種メディアの取材・撮影コーディネートからWEBへの執筆、現地日本語ガイドまで幅広く活動する。