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イタリアのコンビニって?(タバッキ活用術)

記事投稿日:2014/05/28最終更新日:2017/11/29

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海外旅行に慣れていない方の場合、日本の便利さが世界中どこでも通用すると心のどこかで信じていることが、少なくありません。

たとえば、24時間営業のコンビニ。「後でコンビニで買えばいいや」なんて考えが習慣になっていると、旅行中の不便さにビックリなんてことも。

そう、イタリアを初め欧州には、日本のように便利なコンビニはほぼありません。そもそもイタリアのお店は昼休みを取ったり、日曜祝日はお休みだったり、月曜は午後のみの営業だったり、日本の常識は通用しないのが一般的。

日本では仕事が休みになる日曜こそもっとも商店が賑やかな日だったりしますが、キリスト教圏では日曜日のお休みは大事にするのが普通なのです。そうした昔からの習慣を守るため夜間や日曜の営業を規制する法律もあり、外資系の大型商店に個人商店が潰されてしまわないよう保護されています。

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そんなスローライフな国イタリアで、もっともコンビニに近いお店と言えば、タバッキ(Tabacchi)でしょうか。たばこ(Tabacco)に由来する名前からもわかる通り本来たばこ屋さんなのですが、小さな店内に所狭しと物が並び、町中にも郊外にも頻繁にある、ちょっとした便利屋さんでもあります。

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主な商品はやはりたばこ。大抵はカウンターの背にズラリと並んでいるので、希望の商品名を言って取ってもらいます。

他にも携帯電話の入金(イタリアの携帯電話はプリペイド式が主流です)や、正式書類の作成などに必要な収入印紙の購入、公共料金の支払いなど、生活に密着した重要なサービスも取り扱っています。

そうそう、観光客にとって大事な切手なども売っています。観光地のタバッキは絵葉書や封筒なども売っていることがほとんどなので、記念にはがきを送ろうなんていう時に便利です。

ペンやメモ帳など簡単な文房具も取り揃えています。

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また、タバッキではロトくじやトトカルチョも取り扱っていて、市街地にある店ではむしろそっちが主になっていることもしばしば。不景気だからか、少額から買えて一攫千金を狙えるロトくじは、とっても人気なんです。タバッキは毎日のようにくじを買いに来る地元住民たちの、憩いの場でもあるのです。やり方も簡単なので、旅行中にちょっとした運試しなんていかが??

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店の外のガラスには、「こんなサービスを取り扱っています」ということを示すシールが、ところ狭しと貼られているのが一般的。もちろん、お目当てのサービスのシールが見当たらなくても実際には取り扱いがあることも多いので、まずは店の人に確認するが吉です。

観光客がよく利用するものというと、バスの切符の購入でしょうか。フィレンツェの場合、写真中央のドアノブの上に張ってある紫色のシールに書いてある、atafというのが市バスのことです。イタリアではバスの切符は車内で買うと割高になりますので、事前にタバッキで購入しておきましょう。

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Tのマークの看板が、タバッキの目印です。こうして見ると、タバッキの役割はコンビニにおける雑貨や生活必需品部門といったところでしょうか。

しかしタバッキは24時間営業ではありません。そもそも日本からやって来た観光客の皆さんが、深夜にちょっとした買い物のために外出する、というのは治安の面からオススメしません。買い忘れがないよう昼間の間に、スーパーなどで必要な物を揃えておくようにしましょう。

道に迷って暗い路地に迷い込んだりしたら大変!イタリアに限ったことではありませんが、海外旅行中慣れない場所では夕食後はホテルを出ないことをおすすめします。

コンビニが無くてどうやって暮らしているの!?なんて聞かれることもありますが、こういうお店を上手に活用し、食料品は買いだめをして、徐々にスローライフに生活習慣を慣らしていきます。慣れてしまうと、これもまた人間らしい自然な暮らし方かなと思えるようになりますよ。

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この記事を書いた人
佐藤 モカ
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記事投稿日:2014/05/28最終更新日:2017/11/29

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