■知っていますか？

「ラオス」って知っていますか？

まだまだほとんど知られていない国ですが、実はニューヨーク・タイムズ紙で行ってみたい国NO.1にも選ばれた国で、一言で言うとまだ昔ながら風景がたくさん残っているどこか懐かしい国が「ラオス」です。近々ラオス国営航空は成田空港への直行便の計画も発表していて、さらに2018年は「ビジット・ラオス・イヤー」として観光客をたくさん受け入れる計画やイベントもありホントにこれから注目される国なんです。

■首都「ビエンチャン」とその周辺観光

ラオスの首都はビエンチャン。ラオス最大の都市ですがそれでも人口は約70万人。

中心部はある程度栄えていますが一部以外は8時を過ぎるとほぼ真っ暗。郊外に出ると道はガタガタでまだ舗装されてないところもちらほらです。

市内ではたくさんの仏像が並ぶ寺院「ワット・シーサケート」

中に仏陀の骨が納められている黄金の塔「タート・ルアン」

パリの凱旋門を模して造られた「パトゥーサイ」

郊外では仏像のテーマパークのような「ブッダパーク」

メコン川に架かる世界初の国際橋「友好橋」を見学しました。

■ラオス南部の観光

ビエンチャンから国内線で約1時間20分。パクセーへ。

そこから車で約2時間半、カンボジアとの国境に約4,000（シーパン）もの島（ドーン）が点在する「シーパンドーン」を見学。「コーン島とテッド島」で昔使用されていた蒸気機関車や、滝幅世界一に認定さてている「コーンパペンの滝」を見学しました。

翌日はパクセーから車で約1時間。ラオスで2つある世界遺産の一つ「ワット・プー」を観光。

カンボジア・アンコールワットの前身の遺跡として魅力の観光の一つです。

■ここ最近世界から注目の観光地ルアンパバーン

ラオス一の観光スポットとして都市そのものが世界遺産に指定されている「ルアンパバーン」。長く滞在してレンタサイクルで観光巡りやナイトマーケットでの買い物、マッサージ等で日頃の疲れを癒す欧米人の多さにびっくりです。

まずは朝少し早く起きて「托鉢の見学」。ラオスで一番規模が大きく通常約200名の僧侶が町を練り歩きます。

朝食後、観光へ。かつての王宮だった「王宮博物館」

その隣にあるルアンパバーンで最も美しいとも言われる「ワット・マイ」

ルアンパバーンのシンボル「ワット・シェーントン」

「ワット・ビスンナラート」

「ワット・タート・ルアン」を観光。

　その後、郊外の水着で泳ぐこともできる「クワンシーの滝」を見学。

ここでは「熊の保護センター」も見学できます。

市内に戻り「プーシーの丘」から美しい夕日を見学した後は「ナイトマーケット」へ。

少数民族の織物でバックやコースター、小銭入れ等かわいらしい雑貨が沢山並んでいます。多少おまけもしてくれるので是非値切り交渉してみてください。

■東南アジア最長のメコン川クルーズ

ルアンパバーンからクルーズ船で「メコン川クルーズ」へ。

1時間15分位で「サンハイ村」に到着。ここはラオスの地酒ラオ・ラーオの製造をしていることで有名。試飲ができます。

最近は織物のお店が増えているようでそちらの方がメインになっているようです。

その後、30分位のクルーズで「パクウー洞窟」へ。2つの洞窟があり中に仏像が保管されています。

■ラオス料理

ラオスの主食はもち米。竹で編んだおひつに一人ずつ出されます。

ちょっと高級な店では赤飯のような赤いもち米がだされるところもあります。

おかずのメインは「ラープ」。鳥・牛・豚・魚の種類がありレモングラスや香草を混ぜて炒めた料理。ちょっと香草が苦手な人はきついかも。あとは「ソーセージ」や「麺類」等。ベトナムやタイ料理に近いと思います。

今回はそれとは別にラオス料理でもフレンチ風の料理や、日本食（とんかつ定食）も食べました。

食事のお供のビールは「ビア・ラオ」。大瓶でも日本円で150円位で飲めます。味は薄目ですがすっきりして飲みやすいです。

■最後に

東南アジアでも最も貧しいと言われているラオス。私が感じた一番の感想は人々がまだ素朴で親切。せわしい日本での生活では忘れてしまいがちな何かを感じられるところだと思いました。

まだまだ発展途上で観光するにも整備がされていないところもありますが、欧米人が好む理由がやはりそこにあると感じました。是非旅慣れた方に今のままのラオスを見ていただきたいと思います。