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奥深き西オーストリアのザルツブルクとインスブルックを歩こう!!
オーストリアはウィーンだけではありません!
オーストリアと言えば「音楽の都」「芸術の街」と称されるウィーンを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、オーストリアの西側には豊かな自然と趣深い歴史がある2つの古都があります。モーツァルトが生まれ、映画サウンドオブミュージックの舞台となった「ザルツブルク」と、冬季オリンピックが2度開催された、アルプスに囲まれる美しいチロルの街「インスブルック」です。
それぞれの街をテーマ毎にご紹介します!
ザルツブルク~「サウンドオブミュージック」の舞台を歩く~
映画「サウンドオブミュージック」ファンにはザルツブルクの街並みは馴染み深いですよね?ロケ地となった「ミラベル庭園」や「祝祭劇場」は旧市街からアクセスがよく、映画ファン以外の観光客も訪れる名所!
ここではザルツブルク郊外にある「ヘルブルン宮殿」をご紹介します!
街から車で30分程のところに大司教マルクスの夏の離宮として使われたヘルブルン宮殿があります。広い敷地内の無料エリアのお庭には、サウンドオブミュージックで使われたガラスのパビリオンがあります。
ここには映画ファン以外の方も楽しめる水の庭園があります!水力を使った様々なしかけを楽しむことができるアトラクションのようなガイドツアーは、是非夏に参加していただきたいです!びしょびしょに濡れながら童心に帰ってお楽しみください!
ザルツブルク~標高1776mの絶景を歩く~
ザルツブルク市郊外にあるグルーディックという小さな街にはドイツ・オーストリアの国境に聳える「ウンタースベルク山」に上るロープウェイ乗り場があります。
旧市街は音楽、お買いものを楽しめますが、車で30分程いくと大自然が広がっているのもザルツブルクの魅力です。
私はグルーディックのホテルに宿泊したので、朝のお散歩がてらロープウェイでウンタースベルクの展望台に登ってきました!展望台からはザルツブルクの街並みを一望できます。展望台から7分程登ると十字架の像がありますので、そこまで是非軽いハイキングをお楽しみください。たった7分ですが、ふもとから山を登ってきたかのような達成感がありますよ!
ちなみに本当にふもとから展望台まで目指すと3時間程かかります。ザルツブルクに長期で滞在する方は挑戦してみてもいいかも!
インスブルック~3度目のオリンピック開催なるか?~
インスブルックでは1964年と1976年に2度冬季オリンピックが行われました。オーストリアでは特にスキージャンプの人気が高く、シーズンに入ると日本のプロ野球並みにスキージャンプのテレビ中継が放映されているそう!
「ベルクイーゼル・ジャンプ台」は過去2度のオリンピックで使用され、日本の葛西選手や舟木選手も立ったジャンプ台です。最近では2012年開催のユースオリンピックで高梨選手が金メダルを取ったジャンプ台でもあります。
実際にジャンプ台がある塔までリフトで上がることができ、ジャンプ台と同じ高さを体験することもできます。ジャンプ台からの景色は絶景そのもの!選手たちはきっとインスブルックの街に向かってジャンプをするような感覚なのでしょうね!
インスブルックは2026年冬季オリンピック開催を希望している都市です!近い将来3度目のオリンピック開催が実現するかもしれませんね!
インスブルック~ケーブルカーとロープウェイを乗り継いだ先には~
インスブルックの魅力といえば、旧市街からすぐにノルトケッテ連邦に登れてしまうということ!標高2334mにあるハーフェレカー展望台からはイタリアアルプスまでが見渡すことができます。もちろんインスブルックの街全体も見下ろすことができます!
ハーフェレカー展望台へは街からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで20分程で登れてしまうため、お昼休憩に絶景を見に来る地元の方も多いんだとか!夏は登山家、冬はスキーヤーたちで賑わう、インスブルックにきたら外せない場所です!
数々の絶景と感動に酔いしれる西オーストリア
いかがでしたか?今回ご紹介しておりませんが、2都市ともハプスブルク家ゆかりの歴史深い街です。ただ、歴史に興味のない方でも楽しんでいただけるスポットは山ほどあります!!!!
日本では見ることのできない絶景と、家族や友人に自慢したくなるような体験を、是非是非この西オーストリアで!!!
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