世界遺産に登録されているポツダムのサンスーシ宮殿を訪れる!

ポツダムという都市名を聞いたことがある人は少なくないでしょう。それは第二次世界大戦終結のためにソビエト、アメリカ、イギリスの首脳が集まって会談を行い、ポツダム宣言が行われた都市のことです。こうした歴史的出来事でポツダムの名前は知られているのですが、それ以外のことでも世界的に知られています。それは世界遺産があること。今回はそんなポツダムにある世界遺産を紹介したいと思います。

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ポツダムにある世界遺産

ポツダムが位置するのはドイツの首都ベルリンの隣。電車で移動すれば、1時間ほどで向かうことができます。そのためベルリンからは日帰り旅行で訪れることができるでしょう。街の中心にはハーフェル川が流れ、また湖がいくつかあり、自然を身近に感じることができる美しい場所です。そんな街にはあるのは多くの宮殿や公園。その多くが「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」として世界遺産として指定されているのです。

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サンスーシ宮殿

この様なポツダムにある世界遺産で最も知られているのはサンスーシ宮殿。それは18世紀にプロイセン王国を強国へと導いたフリードリヒ大王によって建てられました。宮殿は王の趣味だったフランスのスタイルが採り入れられ、豪華なロココ様式にまとめられています。宮殿は丘の上にあるため、その傾斜を生かして6段のテラスが築かれており、丘と一体化した美しいものとなっています。決して大きな宮殿ではないのですが、こうしたテラスを組み込むことで、印象的な風景が生み出されているのです。

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ジャガイモのエピソードで知られているフリードリヒ大王

宮殿の周りには美しい彫像が並べられた庭が広がります。そんな庭の一角で、少し変わった光景を見ることになるでしょう。それは地面に並べられたジャガイモ。実はフリードリヒ大王の墓に供えられたものです。王はジャガイモを普及させるために、敢えて畑を兵士に守らせることで、市民にジャガイモへの興味を持たせたことでも知られています。ここでは、そんな王のエピソードをここでは垣間見るこができるでしょう。

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広大な庭園

庭園は広大で森の様になっています。とは言っても、美しく整備されており、散歩するには打って付けの場所。道は枝分かれしており、その先には噴水、茶館、そして様々な彫像などが配置されています。サンスーシ宮殿や庭園は観光地としても人気がありますが、広大な庭園では人混みにまみれることもなく、気持ちよく散歩することができます。サンスーシ宮殿を訪れるなら、是非庭園も訪れてみてください。

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ドイツを訪れるなら、ポツダムのサンスーシ宮殿を訪れてみよう!

ドイツには多くの世界遺産がありますが、中でもポツダムのサンスーシ宮殿は交通の便も良く、とても訪れやすい場所です。ベルリンからは日帰りで訪れられますが、ポツダムで宿泊しても、サンスーシ宮殿と共に世界遺産に登録されている宮殿などが街にあるため、観光に飽きることはないでしょう。ドイツを訪れるなら、ポツダムを訪れて、世界遺産などを楽しんでみてはどうでしょうか。

サンスーシ宮殿入場料12ユーロ(庭園部分は入場無料)

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K.Hayashi

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。

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