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世界の平均月収ランキング1位!世界一リッチな小国ルクセンブルクってどんな国?
皆さま、ルクセンブルクという国をご存知でしょうか?周辺国のオランダ、ベルギーと共にベネルクス三国として同盟を組む国です。でも他のメジャーな二国とは違って、どんな国だかすぐにイメージが湧かない人も多いですよね。まだあまり知られていないルクセンブルクですが、実は国民の平均月収が世界1位を誇る世界で最もリッチな国なんです!今回はそんな豊かな小国ルクセンブルクの知られざる魅力をご紹介いたします。
ルクセンブルクは、面積が神奈川県と同じくらいで、人口は約50万人と神奈川県の18分の1という小さな国です。ルクセンブルク市内には、国際機関や商業施設、銀行やオフィスが多く建ち並び、経済都市の一面が見られる一方、中心部のショッピングストリートには、オシャレなファッションショップや雑貨の店、レストランやカフェなどが多数並んでいて、のんびり買い物も楽しめる街です。リッチな国ルクセンブルクのショッピングエリアには、ハイセンスな高級セレクトショップや一流のブランドショップも多く点在しています。
にぎやかな街の中心を抜けると景色は一変し、目の前には街を見下ろすように中世の街並みの景色が広がります。ダークグレーに統一された屋根はクラシカルで趣があり、豊かな森林と小川、そこに空の青色が映えて、美しい景観を生み出しています。城壁が街を囲み、その周りを自然の緑が囲み、さらに高低さのある地形が全ての景色を一枚の絵画のように造りだし、この「古い街並みと要塞群」は1994年に世界遺産に指定されました。
この穏やかな景色を有する人口も面積も控えめなルクセンブルクですが、国民一人当たりのGDPも、国民の平均月収も世界一!一般的にはスイスやノルウェーなどの大国が、所得の高い高水準の国として知られていますが、なぜ小国ルクセンブルクが世界一なのか不思議に思いませんか?
GDP値は国の大きさや人口によって左右されますが、国民一人当たりのGDPとなると、より少ない人口で多くのお金を生み出しているかが決め手になります。 ルクセンブルクは銀行業や金融サービスを中心とした金融大国で、ユーロ圏におけるプライベートバンキングの中心地として発展しました。高所得な金融関係の職についている人の割合がとても高く、月の平均月収はなんと約40万円!日本が約22万円なのを考えると、倍に近い所得と言えます。またルクセンブルクは失業率が4%前後とヨーロッパで最も低い国で、それに伴って治安もとてもいいので観光客にも歩きやすいと評判です。
なんだか未知の国ルクセンブルクに、今すぐにでも行きたくなりませんか?ドイツやベルギーからもバスですぐ、日帰りでも楽しめる国ですので、ぜひ国からにじみ出る豊かなオーラを実際に体感してみてくださいね!
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南まい
- 世界一周女子ひとり旅を南米ブラジルからスタート!約55カ国、100カ所以上の世界遺産を周り、約2年間の旅から無事帰国。書籍「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版し、旅行ライターやセミナー、バックパック開発なども行っている。NHK BS1 「エルムンド」海外レポーターとして番組ロケで約70日間の世界二周目も達成!現在ツアコンとして、ひと月の半分以上を海外で過ごす。訪問国数80カ国以上。