たびこふれ

2018年ギザエリアに移設オープン予定、新考古学博物館「グランドエジプトミュージアム」の現状を見てきました!

記事投稿日:2017/10/11最終更新日:2017/10/11

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カイロ市内にある「エジプト考古学博物館」がギザに移設する計画、工事が進められているって知っていましたか?

「エジプト考古学博物館」は、ツタンカーメンの黄金のマスクが展示されていることで有名な博物館です。

ギザに2018年にオープンすると言われている「グランドエジプトミュージアム」は今どのような状況かと現地へ見に行ってきました!

現在、ギザの移設される場所にある施設では、遺跡より発掘された出土品がまずは運ばれてきて修復復元されて博物館などへ展示される、いわば修復工場として機能しています。この敷地に現在カイロ市内の中心タハリール広場にあるエジプト考古学博物館が移設されるんです。

今回、関係各社さんの協力があり、なんと関係者以外立ち入ることができない修復作業現場(ラボ)や建設現場に入れてもらうことができました!

そこでは...いくつかのラボ施設に分かれて修復作業する発掘品が分類されており、今回は有機ラボ、木造ラボ、重量物ラボをご紹介させて頂きます。本来、入室も写真も掲載不可の作業現場にTarek館長の許可を特別に得て見せてもらうことができました!

重量ラボではツタンカーメンの石像を中心にグレコローマン時代の石像の修復が行われていました。こちらの品々は新設のグランドエジプトミュージアム入ってすぐのツタンカーメン王の展示物のある、部屋に繋がる大階段に設置される予定とのことです。

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次に有機ラボでは約5000点あるツタンカーメン王墓から発掘された一部、サンダルと足置きの修復現場を見て、幼少の頃に亡くなったツタンカーメン王にしてはそのサンダルの大きさに驚きましたが、足の悪かった王のためにサンダルの周りを覆うデザインは職人のファラオ(王)への考慮が伺えます。

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木造ラボではツタンカーメン王のベッドや柩の実物をガラス越しでもなく間近に見ることができ、当時の技術の高さに驚くばかりです。

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これらの修復には実は日本の技術や製品が多く取り入れられており、和紙のしなやかでかつ強固さを利用して発掘品を覆い保管したり、運搬時においても傷付けない日本の有名企業の技術支援が入っています。

ラボの見学後には館長もお勧めの工事現場内にある絶景スポットに案内してもらい、そこでグランドエジプトミュージアムの全貌が明らかになりました!

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敷地は大変広く、ただ来て見るだけの博物館ではなく、8Kをいち早く取り入れた巨大スクリーンに映像が映し出される予定であったり、ピラミッドの絶景が見えるレストランでお食事を楽しむことができたりと、アミューズメント性を強く意識した一日中いても見飽きないコンセプトでの移設工事が進められていました!

日本の考古学者吉村作治先生のチームがギザの三代ピラミッドで発掘調査を進めている2つ目の太陽の船も、2020年のソーラーボート館のオープンに向け展示準備がされているとのことです。

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エジプトにまた一つ世界を魅了する観光施設となることは間違いない、一度は訪れて見たいこの「グランドエジプトミュージアム」が完成する日が待ち遠しく、オープン予定日が明確でない現状、只々、早期完成を祈るばかりです!

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記事投稿日:2017/10/11最終更新日:2017/10/11

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