たびこふれ

通りがまるまるリニューアルされた北京の簋街(鬼街)をお散歩

記事投稿日:2017/11/13最終更新日:2017/11/13

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おしゃれに大変身!

去年からずっと大掛かりな工事が行われていましたが、ようやく「簋街」という一本の道がリニューアルされました。

通りの名前となっている、「簋(き)」は、商の時代、穀物を盛るのに用いられたとされる青銅製の器です。中国語ではGuiと発音され、「鬼」と同じ発音なので、通称、「鬼街」と呼ばれています。この街は24時間眠りません。夜中にどんちゃん騒ぎをしたい若者に人気で、熱気を感じる場所です。また、辛い味付けの甲殻類が街全体の看板料理で、ザリガニを食べたい方にはおすすめの場所です。

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ここが東直門側のスタート地点です。地下鉄の「東直門」と「北新橋」駅の間にある、東直門内大街という通りを歩いていきます。昔は、唐突に始まり、歩いていたらいつの間にか終わっていたような鬼街だったのですが、こんなに明るい看板まで用意されていました。これなら、現在地もわかるし、お店がどこにあるか確認できます。奥には、「簋(き)」のモニュメントが車道にドーンと置かれています。

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お店の外で座って並んでいるお客さんたち。

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かなり明るい。赤いぼんぼりと、煌々としたネオンがほろ酔いにちょうどいい。

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各店舗、呼び込みがすごい。とにかく活気とアルコールと煙が充満するような場所です。明らかにうるさいのでしょうが、ここに身を置くと、不思議とうるさく聞こえません。

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トイレです。トイレも通りに三ヶ所ほど設置され、日本人も利用できるレベルです。お腹に異変が起きても、安心してください。

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地下鉄5号線「北新橋」駅です。ここでストリートは終わりとなります。

ゲストハウスや、ホテルなども周辺にたくさんある上、海外の旅行ガイドにも載っている鬼街なので、外国の方も多いです。団体観光ツアーのスポットにもなっているようです。個人的には、かなり一層改装されたな、というか、かなり捨てたな、という印象です。歩くところに放置されていたゴミの量も減っていてびっくりしました。

かつての不衛生さが良かったのにという声も実際ありましたが。。飲酒、喫煙が当たり前の場所となり、赤子には良くないですので、大人だけで夜中お楽しみくださいませ。

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記事投稿日:2017/11/13最終更新日:2017/11/13

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