映画祭の初日

エジプトは勿論レバノンやモロッコなど、アラブ諸国からの作品も8日間の期間中に放映されるとのことでした。オープニングセレモニー会場のニューマリーナの方は、車が入れないとの事でしたので少し遠くに車を駐車させて散歩しながら、このレイザー光線の照明を頼りに会場に向かいました。

オープニングセレモニー入り口

開始時刻に迫るとこの赤いカーペットが引かれるのでしょうね。盛大に準備されています。

映画祭恒例の赤いカーペットはこの夜は砂嵐がやってきていたので一旦片付けたのでしょうか？その後ゴージャスな感じにがらりと変わりました。

午後10時の開始時刻には未だ時間がありますが、、、

続々と着飾った招待客が会場に入って行きます。

エジプトやアラブ諸国の俳優ばかりと思っていたら、、、、

あたりがザワついていました。後で調べて見ますと、米国俳優のディラン　マクダーモットさんだったとわかりました。

ハリウットスターもやって来るの？

事前に情報公開は無かったのでどなたがやってくるかわかりません。

会場内で案内係をしてた知り合いが翌日、有名なアクターや映画監督があっちにもこっちにもで大変興奮したそうです。映画ファンにはたまらない状況だったのでしょうね。

オープニングセレモニーの様子はＴＶで中継で放送もされたようです。

翌日から映画鑑賞が始まりました。

リゾート内に設けられた特設会場の他にクラブハウスやベルリン大学内も鑑賞会場となっていました。

ベルリン大学に行ってみました。

エントランス直ぐ横には今回ノミネートされている映画のポスターが飾られていました。

鑑賞前にレセプションでインタビューに答えている方が監督だったり出演者だったとわかりました。

みなさん気さくでリラックスしながらもプロ意識を高く持たれて活動している様子が伝わって来ました。

そして、ここの会場では"シェイク　ジャクソン　セカンド　スクリーン"って映画が放映されました。

あのマイケルジャクソンをもじったパロディーかと思いきや、シェイクとはモスクの牧師さんの事で笑いの中にも涙がある仕上がりになっていました。

上映が終わると、映画製作をしているプロの方々から直接お話を聞けるとは、本格的な映画祭ではないですか！

アラビア語で放映される映画ばかりかと勝手に解釈していたのがお恥ずかしいです。運営も全て英語基準で行われており、外国人でも理解できる配慮がなされていたため、回を重ねてヨーロッパの作品や日本の作品も招待される時がやってくるのでは？と期待が膨らみました。