皆さま、こんにちは。

8月26日（土）に公開がスタートし、観客動員数が早くも100万人を突破！大ヒット上映中の映画【関ヶ原】は、もうご覧になられましたか？

私も遂に観てまいりました！

構想25年ということもあり、その迫力ときたらもう・・・。っと、これ以上話をしてしまうとネタバレしてしまいそうなので、この辺で止めておきます。

さて、この映画 関ヶ原ですがロケ地の大半が関西にあることはご存じでしょうか？？私もそのロケ地情報を手に入れたので、映画の興奮が冷めやらぬまま、先日、滋賀県内のロケ地を3ヶ所と石田三成ゆかりの地を2ヶ所、めぐって参りました！

まず今回は、湖東三山の真ん中に位置する 天台宗『金剛輪寺』さまをご紹介します！

実際の合戦時には直接関わりはなかったとされているようですが、ここでは総勢100名ものスタッフさんが来られ、2日間にわたって3つのシーンが撮影されたそうです！

1つ目に紹介させていただく場所は、北政所と小早川秀秋のシーンが撮影された名勝庭園を望む「明寿院 本坊」！

残念ながら映画で使用された角度からの画像は撮影することが出来なかったのですが、この奥にある縁側でそのシーンは撮影されたようです！

そしてココも！

冒頭に言い忘れていましたが、入口である黒門を潜り、受付を経て少し歩くと左手に見えるこの赤門も映っていたようです！

いつ映ったか私の記憶に残っていなかったのですが、ご担当者さま曰く、チラッと映ったと言われるこの岩と赤門...。とっても気になるので、もう一度劇場に足を運んで確認したいと思います！

続いて、迫力のあるシーンが撮影された本堂へ！

本堂へは、2,000体を超えるお地蔵さまが鎮座されている参道を抜けます。お地蔵さまのそばには色鮮やかな風車があり、周りにある木々のグリーンに映える美しさ！

このお地蔵さまの胸元にかけられている"よだれかけ"ですが、毎年≪子供の日前後・お盆前・年末≫と年3回も付替えをされており、そして、その2,000体にも及ぶお地蔵さまの新しい"よだれかけ"はなんと、地元の奥さまや島根・愛知・大阪といった遠方の方からお地蔵さまのことを想い、有志で届けられるそうです。

お地蔵さまには常に綺麗なよだれかけを。といったお気持ち...。素敵ですね。

お地蔵さまに出逢えるルートは徒歩になりますが、本堂近くまではお車で行くことも可能です。
※その際は受付でお尋ねください。

では、いよいよ本堂へ！

そして重要なシーンが撮影された本堂がこちら！

家康の本陣として軍議のシーンが撮影された本堂は、鎌倉時代に建立され、今は国宝に指定されています。

あいにく本堂の中を撮影することはできないため、遠くからの様子にはなりますが、映画を観られた方なら、本堂に入った瞬間にあの重要なワンシーンが目の前に浮かぶぐらい、映画の雰囲気を味わえる空間でした。

こちらでは、ご担当者さまが懇切丁寧に金剛輪寺の歴史や撮影していた時の状況などを教えてくださいました！

この本堂では軍議のシーンだけではなく、役所広司さん扮する徳川家康が侍女とお話をするシーンでも使われており、僧侶の方が修行をされる場であった外陣、結界とされる格子枠の中に仏様が鎮座される内陣、そして、後陣と3つで形成される本堂の中を走り回っておられたそうです。

そして私が特に印象に残ったのは、どっしりと構える本堂を支える欅（ケヤキ）の柱。その柱の太さ、現代では中々無いようで、建立された当時（鎌倉時代）でその太さということは随分、歴史を重ねた木ということになりますよね！

う～ん。重みを感じます。。。

1,000年以上もの歴史を刻んだ柱。すごくパワーをいただける柱ということなので、両手をいっぱいに広げ抱えるようにパワーをいただいてみました♪

写真でお伝えできないのがとても残念ですが、皆さまも是非、現地でパワーをいただいてみてください！

さて、今回は時間の都合上、長居することができなかったのですが、金剛輪寺さまはとても歴史の深いお寺で、数多くの重要文化財や四季折々の植物がお楽しみいただける庭園、さらには博物館などもあり、ゆっくり・じっくりのご滞在がオススメです！

11月には"血染めの紅葉"とよばれる、有名な紅葉もお楽しみいただけます♪
もうすぐ紅葉シーズン！皆さまも紅葉観賞を兼ねて、映画のロケ地に訪れてみませんか？

次回は、豊臣秀吉と石田三成が出会った場所として撮影に使われたお寺をご紹介いたします。

（⇒次回のブログ「ココがあのシーンに使われた撮影地！映画【関ヶ原】ロケ地巡りへ！♪ ～天寧寺編～」はコチラ）