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美しい建物にうっとり!トロントの交通機関のハブ、ユニオン駅
カナダで最も大きな都市、トロントにあるユニオン駅
ユニオン駅は交通機関のハブ駅です。遠方から観光客がトロントに訪れたり、通勤・通学で利用したりなど、毎日多くの人が利用しています。また、ユニオン駅はダウンタウンのど真ん中にあることから、交通機関として利用するだけでなく、観光名所の一つとしても多くの人が訪れています。
私が観光客として、初めてこの駅に訪れた13年前、はっと息を呑むほど感動し、その建造物の美しさに見惚れました。その感動は今でも変わることなく、毎回ユニオン駅を訪れるたびにうっとりしてしまいます。
今回は、多くの観光客を魅了するユニオン駅を改めて訪れたので、その見どころをご紹介いたします!
ユニオン駅周辺
つい最近まで、ユニオン駅周辺の通りの大規模工事を行っていましたが、今年の春頃から綺麗に整備されて、一般者も通行できるようになりました。
歴史ある建物、ユニオン駅前にふさわしい、ゆったりと取られたスペース。とても歩きやすく、スーツケースを運んだり、家族やグループで移動したり、立ち止まって写真を撮ったりするにも便利です。旅行中の人が、地図を片手にうろうろ歩き回る姿も見受けられました。さらには、期間限定で屋台が出されフェスティバルを行っていたりと、催し物があるのも、観光客にとっては嬉しいポイントです。
ユニオン駅周辺は、観光名所がたくさんあり、セントローレンスマーケットという市場や、イートンセンターというショッピングモール、NYCのウォール街のような金融街エリア、南に行けばオンタリオ湖、CNタワー、水族館にロジャースセンター(球場)など、一言では語り尽くせないくらい、色々なところを歩いて訪れることができます。
交通機関を使わずにできるだけ歩き回って、自分の足で異国の地を散策したいという方には、ぜひともユニオン駅を拠点に観光することをお勧めします。
ユニオン駅周辺は、トロントの発展の拠点地なので、周辺の建物も古いものが多く、見応えがあります。ユニオン駅のはす向かいにあるホテルも、イギリスのビクトリア様式の建物で、カナダの昔からある大きな建物ならではの造りです。
建物の中がとにかく綺麗!
ユニオン駅の建物の中に入ると、そこは異空間のようで、映画のワンシーンに出てくるような、なんとも神秘的で美しい空間が目に飛び込んできます。現在、建物内側の両側の壁が修復作業中でカバーされており、その全貌を見られないのが非常に残念ですが、それでも十分に美しい建物をじっくり見て、楽しむことができます。NYCのグランドセントラル駅を思わせる、このユニオン駅。トロントに遊びに来た友人を毎回連れて行きますが、毎回感動して写真をたくさん撮って帰っていきます。
ここから色々な都市へ行ける
ユニオン駅はただ美しいだけでなく、主要各都市をつなぐハブ駅なので、ここから様々な場所へ移動できます。Via Railという鉄道会社を利用すると、オタワ、モントリオールなど、Go Trainだと、オシャワ、トロント周辺の市や、ナイアガラの滝(夏のみ)などにも行けます。観光客を始め、遠方に住んでいる人の通勤ルートとしても利用されています。
歩き回ってお腹が減ったらホットドッグで腹ごしらえ
ユニオン駅を出た通りを西へ、フロント通り沿いを5分ほど歩くと、ホットドックの屋台が5件ほどポツポツとあります。あちこち歩き回って小腹が減ったので、立ち寄ってホットドッグを食べることにしました。
ちなみにカナダではホットドッグは街角でよくみられます。この周辺だけでなく、人通りの多い繁華街エリアや駅前には、必ずといっていいほどホットドッグの屋台が出店しています。
屋台ではウインナー入りのホットドッグか、ソーセージ入りのソーセージかを選べます。「ホットドッグ」と呼ばれるものはウインナー入りなので、本格的なソーセージが食べたいなら、「ソーセージ」と注文しましょう。ソーセージはピリ辛のイタリアン、マイルドのポリッシュから選べます。今回はポリッシュを選びました。
オーダーが入ったらソーセージをグリルであたためてくれるので、出来立てあつあつを召し上がれます。ソーセージを受け取ったら、自分でトッピングを盛り付けします。トッピングはいくらでも盛り放題で、ピクルス、玉ねぎ、コーン、ザワークラウト、レリッシュ、チリペッパーと、ケチャップ、マスタード、スパイシーソースから好きに盛り付け、トッピングが出来ます。
いつもはもっと盛りますが、今回は被写体を意識して、控えめに盛ってみました。ピクルス・ザワークラウトの酸味と玉ねぎのアクセントと、食べ応えのあるソーセージが合う!とても美味しく、さくっと平らげてしまいました。
今回は、ユニオン駅とその周辺で楽しめるスポットについてご紹介しました。夏真っ盛りのトロント、歩き回って色々な発見をすることがとても楽しい時期ですので、機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。
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もも
- 2012年よりトロント在住。自営業、ブロガー、2児の母。