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南イタリア旅行のお土産に!夏のリゾート地「ポジターノ」は陶器天国
夏は高級リゾート地としてにぎわう南イタリアのアマルフィ海岸。その中の一つ「ポジターノ」の名産は、カラフルでかわいい陶器の「マヨルカ焼き」たち。お土産に持って帰れば、食卓がとても華やかになりますよ。
カラフルでかわいい、ポジターノの名産「マヨルカ焼き」
細かなところまで凝っています。写真:Italyii ライター yukako
アマルフィ海岸沿いには、小さくて可愛い街がたくさんあります。そのうちのひとつがポジターノ。ポジターノは夏場には高級リゾート地としてとても人気があり、世界中から観光客が訪れ、優雅な時間を楽しみます。
もともと小さな漁師町だったポジターノですが、急斜面に凝縮されて建つカラフルな家がとても可愛らしく、独特の景観を持っています。
そんなポジターノやアマルフィで是非購入したいのが、手描きの素朴な陶器の数々。これらは一般的に「マヨルカ焼き」と呼ばれ、街ごとに少しずつ特徴が違っていたりしますが、基本的にはレモンや魚のポップな柄と色合いのものが多いです。
ポジターノをはじめとするアマルフィ一帯には可愛い陶器のショップがたくさんあります。気になるお店があれば、気軽に覗いてみましょう。
一つ一つが個性的な陶器は、食卓を華やかに!
ベースカラーは同じですが、底の柄が違います。 写真:Italyii ライター yukako
マヨルカ焼きは一つ一つが手描きなので、同じものが二つとないのが最大の特徴です。複雑な図柄になるとお値段もそれなりに上がっていきますが、日本に帰国後、お土産で購入した可愛いお皿で食べるパスタやサラダは格別です。
お気に入りを見つけたら、がんばって日本に持って帰りましょう!もちろん配送も可能ですが、少しなら手荷物で持って帰るのが安心です。
ヨーグルトやミニサラダを入れるのにちょうど良いサイズのボウルから、パーティーにも対応できそうな大皿まで幅広いラインナップなので、大まかに欲しい形とベースカラーを決めておくと、あれこれ悩まずに済むかもしれません。
それほどに豊富な品揃えなのが、マヨルカ焼きの魅力です。可愛いデザインのアルファベットタイルなども売っているので、DIY好きな方も要チェック。
ポジターノで再会した、かわいい「タコ柄」の陶器
水色と赤の爽やかな色合いに、愛嬌たっぷりのタコ! 写真:Italyii ライター yukako
私は全く別の場所にあるレストランで、「可愛い!欲しい!」と思っていたタコの柄に偶然再会することができ、即決で購入しました。
このお皿でパスタを食べると、本当にイタリアを思い出して楽しい気持ちになりますし、料理映えもします。もちろん、Instagram映えもしますよ!
どれも可愛くて、全部欲しくなってしまい......今回のイタリア旅行では陶器をたくさん買ってしまいました。
和食に合いそうなシックな器も
煮物などが合いそうな器もあります。 写真:Italyii ライター yukako
やっぱり一番人気のある柄は華やかなレモン柄ですが、シックなものも見つけました。イタリア料理だけでなく、和食の煮物にも相性が良さそうなところがポイントの大鉢です。かなり大きいサイズですが、一目惚れだったので、購入を決意しました。
お店の人にイメージを伝えるとオススメを探してきてくれるので、積極的に色々聞いてみましょう。
縁取りもかわいいので、きっとお気に入りが見つかるはずです。 写真:Italyii ライター yukako
割れ物を持って帰ることは少し怖いかもしれません。ですが、お店の方はしっかり梱包してくれます。陶器自体も意外と頑丈なところも嬉しいポイントですので、がんばって持って帰りましょう。後悔はしないはず!
ちなみに、マヨルカ焼きの歴史は15世紀頃のルネッサンス期にさかのぼり、現代に至ります。そんなにも長い間、イタリア人たちの明るい食卓に花を添えてきたマヨルカ焼き、あなたも手に入れてみてくださいね。
執筆:Italyii ライター yukako
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