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【コラム】味わいいろいろ!イタリア郷土料理「ライスコロッケ」の魅力

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記事投稿日:2015/11/16
最終更新日:2017/11/22

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イタリアの食卓によくのぼる「ライスコロッケ」をご存知ですか?お米やチーズを入れて揚げた料理で、主にローマやナポリ、シチリアなどで食べられている郷土料理です。

しかし、地域によってレシピも味も違うんですよ。その違いについてご紹介しましょう。

※写真はイメージです。クリエイティブコモンズライセンスに基づき掲載しています。

参考:クリエイティブコモンズ公式サイト(外部サイトに遷移します)

とろ~りモッツアレラがたまらない!イタリアの名物料理

イタリアの名物料理と言えば、パスタとピッツァ。ですが、もう一つの名物料理「ライスコロッケ」の魅力はご存知でしょうか。こんがりキツネ色に揚げられたライスコロッケは、郷土料理のひとつ。

基本はお米とチーズを入れて揚げたもので、地域によって具やレシピが異なります。揚げたての衣をサクっと割った時にあふれる、とろ~りモッツアレラの美味しさといったら......! 思い出すだけでも笑顔になってしまいそうなほどの美味しさなのです。

そんなライスコロッケは、イタリアのおばあちゃんやお母さんたちが愛情をこめて作りあげてきた"マンマの味"。イタリアの素朴であたたかな家庭料理の代表と言えるでしょう。

今回は、シチリア、ナポリ、ローマの3地域で食べられる、代表的な味をご紹介します!

1:シチリア名物のライスコロッケ「アランチーニ」

アランチーニはシチリアとナポリの名物ライスコロッケ。アランチーニは「小さなオレンジ」という意味で、形がオレンジに似ていることが由来となっています。シチリアのバールや総菜屋に必ず並ぶ、定番のメニューです。

筆者はパレルモでアランチーニを求めて惣菜店へ立ち寄った時、中の具に挽き肉とモッツァレラがたっぷり入った三角のものをみつけました。

引用:Flickrより
シチリアでは、球体以外にもいろいろな形のアランチーニを見かけます。
Delícies sicilianes

意外だったのは、アランチーニがかなり大きかったこと。「小さなオレンジ」とは言うものの想像以上にボリューム満点! 一つでお腹がいっぱいになっちゃうほどです。

撮影・所有:Italyii ライター「ワインとあわせれば、十分にランチになるほどです。」

撮影・所有:Italyii ライター「ワインとあわせれば、十分にランチになるほどです。」

アランチーニは地方によって中に入る具がちがい、お肉とチーズが入ったものや、グリーンピースやほうれん草が入ったものなどもあります。シチリアやナポリを訪ねたときは、味わい豊かなバリエーションに驚くことでしょう。

2:ナポリは小さ目が主流?「アランチーニ・ディ・リゾ」

ボリューム満点のシチリア流アランチーニと比べ、ナポリはもっと小さく、ピンポン玉ほどの大きさのアランチーニをよく見かけます。ナポリでの呼び方は「アランチーニ・ディ・リゾ(米の小さなオレンジ)」。これなら、名前の由来にも納得ですね。

アランチーニ・ディ・リゾは「パッレ・ディ・リゾ」とも称されます。コロコロでかわいい、お米の団子やボールという意味です。

引用:Flickrより
Arancini

ナポリに来たら、アランチーニ・ディ・リゾを食べることも忘れずに

ナポリに来たら、アランチーニ・ディ・リゾを食べることも忘れずに

3:チーズがとろぉ~り♪ローマ風ライスコロッケ「スップリ」

「スップリ」はローマ生まれのライスコロッケ。イタリア語で「スップリ・アル・テレフォノ」といい、スップリの語源はフランス語の「驚き(surprise)」がイタリア語訛りになったもの。「テレフォノ」は電話線の意味ということで、「驚きの電話線」......なんともおもしろいネーミングの料理です。

なぜこのようなユニークな名前がついたかというと、その答えは揚げ立ての姿にあります。丸や三角形のアランチーニに対し、スップリは俵型。出来立てのスップリを2つに割ると、中のモッツァレラチーズがとろ~りと糸を引いて伸びるのです。

それが糸電話を思い起こさせ、"電話線"とも呼ばれているんだそう。なんとも茶目っ気たっぷりなネーミングです。

Supplì

スップリは、ローマの街のいたるところにあるピザ屋の定番商品。ピッツァを食べる際の前菜に食べるのがポピュラーです。ころっとした可愛さと、とろけるようなおいしさを併せ持つイタリア流「家庭の味」。

そんなライスコロッケの魅力を、ぜひお楽しみください。

一部写真出典:Pixabay

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Italyii(イタリィ)編集部
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