公開日:
最終更新日:
映画のロケ地にもなったサンタンジェロ橋がかかる、ローマのテヴェレ川って?
※編集部註:2019年5月、加筆修正をしています。掲載画像は記事公開時(2015年2月)のものです。
テヴェレ川はイタリアで3番目に長いローマの河川。この川沿いには、サンタンジェロ城などの歴史的なスポットがあり、観光散策を満喫できます。また、夏頃のトラステヴェレ方面の河川敷ではイベントも開催され、地元の人々にとって憩いの場にもなっています。
目次
- ローマを流れる優雅な河川「テヴェレ川」とは?
- テヴェレ川にかかる橋の中でも有名なサンタンジェロ橋(Ponte Sant'Angelo)
- テヴェレ川はローマ観光の記念撮影スポットとしても人気
- テヴェレ川で2ヶ月かけて開催される、夜のお祭り
ローマを流れる優雅な河川「テヴェレ川」とは?
テヴェレ川はおよそ405kmにも及ぶ長さを誇り、この川の流れに沿ってローマが発展した、とも言われている歴史的に重要な川です。テヴェレ川はローマとバチカン市国の間を流れ、途中にはサンタンジェロ橋がかかり、周辺には観光スポットが豊富にあります。
とても長い川であり、ローマとバチカン市国周辺に絞って観光スポットを挙げていくだけでも、ポポロ広場、サンタンジェロ城、真実の口、ポルテーゼ門などがあります。また、川から少し内陸寄りのスポットも含めると、ボルゲーゼ公園やナヴォーナ広場なども。
このように、川沿いを散策するだけでもローマ観光を存分に楽しめるのです。
※編集部註:ローマ観光のモデルコースやおすすめスポットについては、関連記事もぜひご参照ください。
【関連記事】
テヴェレ川にかかる橋の中でも有名なサンタンジェロ橋(Ponte Sant'Angelo)
<川向こうに見えるのは、サンタンジェロ橋とサンタンジェロ城。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
サンタンジェロ橋は、かつて霊廟や要塞、避難所などに利用されたサンタンジェロ城の前にかかる橋で、有名な映画「ローマの休日」や「天使と悪魔」のロケ地にもなっています。
<映画ファンの方には、ぜひ立ち寄っていただきたい橋です!撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
<西日がかかると、より一層ロマンチックに。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
<何気ない一枚ですが、テヴェレ川は絵になります。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
テヴェレ川はローマ観光の記念撮影スポットとしても人気
<川沿いのカフェ。優雅な時間を過ごせそう!撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
テヴェレ川にかかる橋は、サンタンジェロ橋以外にもいろいろありますが、いずれも撮影スポットとして人気。思い出の一枚を撮影できる散策ルートとして、テヴェレ川沿いを歩く旅行者もいます。
<記念撮影をされているカップルの姿が!新婚のご夫婦でしょうか?撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
<とっても幸せそうな笑顔。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
ご夫婦の記念旅行でも、ぜひ訪れていただきたいスポットのテヴェレ川。さらに、夏の時期はフェスティバルの開催でにぎわうことでも有名です。
テヴェレ川で2ヶ月かけて開催される、夜のお祭り
<にぎやかで幻想的な、テヴェレ川のフェスティバル。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
「テヴェレ川の向こう」の意味をもつトラステヴェレ地区では、毎年6月中旬~8月下旬のおよそ2ヶ月間、「ルンゴ・イル・テヴェレ・ローマ・フェスティバル(Lungo il Tevere Roma)」というイベントが開催されます。
開催期間中は、屋外レストランやジェラート屋さん、装飾品店やナイトクラブまで、さまざまな施設がテヴェレ川の両岸に軒を連ねます。
このお店たちは夜の7時頃~午前2時頃まで、毎晩繰り広げられているそう。いつもは朝方のライフスタイルという方も、この時ばかりは思い切って夜更かしにトライしてみては。
引用:Lungo il Tevere Roma公式Youtubeチャンネルより
参考:Lungo il Tevere Roma公式サイト(外部サイトに遷移します)
ただし、一部地域によっては、夜間など治安が気になる場所もあります。ローマ観光に限ったお話ではありませんが、うっかり迷い込んでしまったり、撮影に夢中でトラブルに遭ってしまったりということのないよう、必ずどこからどこまでを移動するか、そのエリアの治安は問題がないかを確認しましょう。
Rankingイタリア記事ランキング
-
Italyii(イタリィ)編集部
- 食・芸術・トレンドなど、さまざまな視点からイタリア旅行に役立つ「いい」情報をお届けする編集チーム「Italyii(イタリィ)」です。ライターから寄せられた各地のレポートを、編集チームが厳選してお届けします。