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ハワイ産のジビエとは?「アラン・ウォンズ・ホノルル」の新メニュー
ハワイを代表するレストラン「アラン・ウォンズ・ホノルル」に、ローカル食材を使った新メニュー「マウイヌイ・ベニソン」が登場!気になる内容と新メニュー登場の背景をご紹介します。
※2016年09月06日掲載時の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
ハワイを代表するレストラン「アラン・ウォンズ・ホノルル」の旬メニューとは?
内装 写真:Alan Wongs Honolulu
Hawaiiii(ハワイイ)編集部の記事にて、過去にもご紹介してきた「アラン・ウォンズ・ホノルル」は、ハワイの伝統やローカル食材を洗練されたダイニングにアレンジした料理"ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ"をけん引する存在。
地元紙「ホノルル・マガジン」の権威ある賞「ハレアイナ賞」にも選ばれるなど、まさにハワイを代表するレストランとして知られています。
引用:アラン・ウォンズ 公式Facebookページより
引用:アラン・ウォンズ 公式Instagramより
今回ご紹介するのは、季節ごとに異なる旬メニューに登場する「マウイヌイ・ベニソン」について。いったい、どんなお料理なのでしょうか?
そもそも「マウイヌイ」って?
「マウイヌイ」とは、かつて一つの島だったラナイ島とモロカイ島とマウイ島の総称で、それぞれの島を取り巻く小さな島々を含めて一つの陸地を形成していたそう。これらは現在では「マウイ群」と呼ばれています。
実はこのエリアには、もともとは存在しなかった「ある生き物」が生息し、近年過剰に増えてしまったことが問題となっています。
マウイ群に生息するアクシスジカを用いた「ベニソン(鹿肉)」
その「ある生き物」とは、「アクシスジカ」のこと。もとはインド原産のシカで、1800年代にハワイに持ち込まれた外来種とされています。実はこのアクシスジカは、先のラナイ・モロカイ・マウイにて過剰繁殖しており、最大で11万5000頭に上るエリアも存在しています。
そのため、地域によっては生態系を脅かす存在にもなっており、定期的に狩猟の必要がある状況となっているそうです。
ジビエとして味わう、マウイヌイ・ベニソンの魅力
マウイヌイ・ベニソン(MAUI NUI VENISON)写真:Alan Wongs Honolulu
アラン・ウォンズ・ホノルルでは、このベニソンを用いたメニューを、環境保護やサステイナビリティの観点から次の条件を満たした食材のみで提供しています。
- 100%自然な環境で育ったアクシスジカを用いること
- 持続可能な手段で、USDA(アメリカ合衆国農務省)の厳しい検査のもと捕獲したもの。
そのため、いつでも注文できるというわけではなく提供できるときだけに行う、まさに旬の食材なのです。現在(2016年9月時点)で提供しているのは、7コース プリフィックスの「シェフズ・テイスティング・メニューお一人様130ドル(ワインペアリング付きは195ドル)」での一品「マウイヌイ・ベニソン(MAUI NUI VENISON)」。
低脂肪かつ高タンパク、そして深い味わいのベニソンのロイン(背側の肩からももにかけての部位)を味わうことができます。
最新メニューについてのお問い合わせ
アラン・ウォンズ・ホノルルの最新メニューを味わうなら、お問い合わせをするのがオススメ。ローカルの方にも旅行客まにも大切なシーンの食事にピッタリのとっておきレストランで、ハワイの恵みをいただいてみませんか?
ご予約方法
お電話(国際電話)または「OpenTable.com」にてオンライン予約(公式サイトでテーブル予約をすると、OpenTableのページに移動します。)
http://www.opentable.com/start/home
Instagram: @AlanWongsJP
駐車場:バレーパーキング
写真・情報提供:ⒸAlan Wongs Honolulu
基本情報
名前:アラン・ウォンズ・ホノルル(Alan Wongs Honolulu)
住所:96826 Honolulu 1857 S King St, Fl 3rd
TEL:(808) 949-2526 ※国際電話
営業時間:17:00~22:00
公式サイト:http://www.alanwongs.com/
※最新情報は公式サイト、SNSアカウントでご確認ください。
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