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ハワイで大人気!ガーリックシュリンプ店「ジョバンニーズ・シュリンプ・トラック」って?
※編集部註:2019年6月、加筆修正をいたしました。掲載写真は2015年2月時点のものです。
ジョバンニーズは、スパイシーな味がクセになるガーリックシュリンプが大人気のトラック型屋台。ハワイ旅行でカフクやハレイワを訪ねたときは、ぜひお試しを!この記事では、ジョバンニーズの基本情報やお店の様子をご紹介しています。
目次
- 1. ガーリックシュリンプの人気店!ジョバンニーズって?
- 2. ジョバンニーズの歴史
- 3. ジョバンニーズのメニューについて
- 4. お待ちかねのガーリックシュリンプ!
- 5. ジョバンニーズのガーリックシュリンプを食べるときのポイント
1. ガーリックシュリンプの人気店!ジョバンニーズって?
<ジョバンニーズは車体いっぱいに書き込まれた落書きが目印の、トラック型屋台です。>
ハワイの名物グルメであるガーリックシュリンプ。大ぶりの殻付きエビを油とバター、ガーリックで炒め、ライスと一緒にいただくシンプルな料理ですが、その中でも有名店として知られるのが「Giovanni's Shrimp Truck(ジョバンニーズ シュリンプ トラック/以下ジョバンニーズ)」です。
ジョバンニーズは2019年時点でカフク店とハレイワ店の2件があり、この記事ではハレイワ店をベースに紹介していきます。ハレイワ店はカメハメハ・ハイウェイ沿いのフードトラックが集まるエリアにあります。
ちなみに、近隣には同じくガーリックシュリンプを販売するお店のほか、さまざまなクレープを販売するワゴン「デリス・クレープ(Delice Crepes)」やベジタリアン向けカフェ「ザ ビート ボックス カフェ(The Beet Box Cafe)」も。そんなハレイワでさまざまな食事を楽しめるスポットに、ジョバンニーズのトラックがあります。
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2. ジョバンニーズの歴史
<ジョバンニーズのトラックが展開しているスペースは大にぎわい!>
落書きでいっぱいのトラックがアイコンとなっているジョバンニーズは、かなり長い歴史があります。公式サイトの経歴紹介ページを参照すると、このトラックは1953年頃の改造車で、1993年頃から営業を開始。最初は特定の場所を定めず、ノースショア周辺の道路沿いでガーリックシュリンプを販売していたのだとか。
ジョバンニーズのガーリックシュリンプは地元の人々たちの話題となり、1996年にカフク、1997年に2店舗目のハレイワへトラックを止め、以来どちらもそこを拠点として営業を続けています。
ガーリックシュリンプというと、日本ではここ数年でハワイのトレンドとして認識されているイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ジョバンニーズは20年以上も愛されている老舗クラスのお店なのです。
Youtubeでは、オーナーさん(2017年時点)へ、インタビューを行っている動画を見つけられます。英語ですが、字幕などをつけてご覧いただくと、どんな雰囲気なのかとても分かりやすいですよ。
引用:Youtube-Eater-The Garlic Shrimp Truck That Has Taken Over Oahu's North Shore - Dining on a Dime
3. ジョバンニーズのメニューについて
<ジョバンニーズのメニューはとってもシンプル。>
さて、長くに渡って愛されるジョバンニーズのメニューは、いたってシンプル。メインは4種のみです。最もベーシックな「SCAMPI($14.00)」に、ホットな味付けが評判の「Hot&Spicy($14.00)」、酸味とバターのまろやかさが人気の「Lemon Butter($14.00)」、そして大きなソーセージの「Jumbo garlic Hot Dog($4.50)」です。
ライスは追加可能で、1スクープにつき$1.00。サイドに自家製マカロニサラダ($1.50)を添えることもできます。ドリンクはお水や炭酸ジュースなどどれも$1.50。そのため、ジョバンニーズの予算は1人あたり$16ほどあれば大丈夫でしょう。
周囲にはシェイブアイスを売るお店やココナッツジュースのお店もあるため、それらも買うときはもう少し予算を多めに取りましょう。
<食事用スペースもバッチリあります。>
また、このエリアには屋根付きのテーブルスペースがあります。雨の日でも通いやすいのですが、ここはやはり天気の良い日に行きたいところ。木陰の近くにもテーブルがあるので、もし屋根付きスペースが混んでいたら、こちらで食事するのがオススメです。
また、ジョバンニーズは基本的に混雑しているため、大幅なスペースを取る、食事後も長居するなど他の人に迷惑がかかるような行為はNG。思い切って持ち帰りを希望し、より離れたスペースや移動で乗って来た車の中で食べることも想定した方が良いでしょう。
※編集部註:価格、メニューは変更される可能性があります。
「SCAMPI(スキャンピ)」ってどんな意味?
ジョバンニーズのガーリックシュリンプとして、看板メニューになっている「SCAMPI(スキャンピ)」。実はこの言葉は、フランスやイタリアで食べられているアカザエビの仲間や料理を指すもの。ですが、北米ではScampi=大ぶりのエビの意味となっており、バターで炒めた料理(パスタと絡めることもある)を「Shrimp Scampi」と呼びます。
そして、ハワイ・ノースショアでは養殖のテナガエビを用いて作るガーリックシュリンプをScampiとしており、地域によって解釈が異なっています。もし、ハワイ旅行でScampiを楽しんだ後、後日ヨーロッパ圏へ旅する場合、Scampiのメニューがあってもハワイで食べたそれとは違うものが出てくる可能性が高いでしょう。少しだけ、ご注意ください。
ジョバンニーズの近くには、ココナッツジュースの屋台も。
<近くにココナッツジュースの屋台も。>
さて、ジョバンニーズはとても人気があるお店のため、訪問時も混雑していました。そのため、料理を待つ間に別のお店でジュースも頼むことにしました。
<味わいのある、なんだか可愛い看板です。>
<ナタで豪快にココナッツを削ります>
<ココナッツの上部をフタ型にして、出来上がり。>
これからいただくガーリックシュリンプはオイリーということで、口の中がさっぱりしそうなココナッツジュースを頼みました。
4. お待ちかねのガーリックシュリンプ!
<これがジョバンニーズのガーリックシュリンプ!シンプルで豪快な盛り付けです。>
ドリンクができあがったタイミングで、料理も到着。「SCAMPI」と「Jumbo garlic Hot Dog」をいただきます!
<ホットドッグも揃いました!>
SCAMPIはオリーブオイルとガーリックをたっぷり使ったソースが、食欲をそそる一品。濃厚な味付けと、さっぱりとしたココナッツジュースがよく合います。まずはエビのみ、そこからレモンをかけたり合間にライスを食べたりと、味を変えながら楽しみましょう!
5. ジョバンニーズのガーリックシュリンプを食べるときのポイント
エビは殻ごと炒めて調理されており殻を剥いて食べるため、手がベタベタになってしまいます。ですが、紙ナプキンや手洗い場もあるので安心です。とは言え、念のため事前にウェットティッシュを持っておくとさらに安心でしょう。
次に、ジョバンニーズのガーリックシュリンプは、日本の料理と比べかなりボリュームがあって、油もたっぷり。こうした料理を食べ慣れていない方は胃もたれしてしまうかもしれません。そのため、1皿をシェアしたりハーフサイズにしたりするのも良いでしょう。
混雑時の待ち時間は日によってまちまちですが、30分前後が目安です。時には注文後調理するタイミングでさらに待つことも考えれられますので、時間に余裕を持って訪ねることをおすすめします。SNSやクチコミサイトなどを使い、直近の様子をチェックしてみてくださいね。
半屋外の下で食べるガーリックシュリンプは、なんだかアウトドア気分!ロケーションを含めて楽しめる「ジョバンニーズ」で、ハワイのご当地エビ料理を味わってみては?
※写真撮影:Hawaiiii(ハワイイ編集部)
店舗情報
- 名前:ジョバンニーズ・シュリンプ・トラック(Giovanni's Shrimp Truck)
- 住所:[カフク店]56-505 Kamehameha Highway, Kahuku,HI 96731
[ハレイワ店]66-472 Kamehameha Highway,Haleiwa,HI 96712 - 営業時間:[カフク店]10:30-18:30
[ハレイワ店]10:30-17:00 - 公式サイト:http://www.giovannisshrimptruck.com/
- 想定予算:$16-$20
※最新情報は、公式サイトをご確認ください。
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