テムズ河岸を気ままにお散歩。サウスバンク地区編

世界的に有名な観光名所がひしめくロンドンには、徒歩での散策にも適したコースがたくさんあります。なかでもおすすめなのが、テムズ川の南岸、サウスバンク地区の川沿いに延々と続く歩行者専用のコースです。

テムズ川を渡ってサウスバンク散策を開始!

まずは川の南岸へ向かって、橋を渡るところからスタートしてみましょう。

ゴールデン・ジュビリー・ブリッジ

UK_20170801_01.JPGテムズ川にかかる数々の橋の中には、歩行者専用橋もあります。そのひとつが、トラファルガー広場やチャリング・クロス駅から徒歩で数分のところにある、ゴールデン・ジュビリー・ブリッジの双子橋。ちょうとテムズ川が南から東へと大きくカーブするコーナーのあたりに、鉄道橋を真ん中に挟んで上流側と下流側にそれぞれ1本ずつかかっています。

この橋の上流側からのからの眺めは絶景の一言!川の北側の国会議事堂と、南岸の大観覧車、ロンドン・アイが一望でき、絶好の撮影スポットなのです。この日はお天気が悪く、ちょっと残念だったのですが・・・。

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でも大時計のビッグベンをもう少し間近で見たいなあ、という場合には、もう一本上流側にかかっているウェストミンスター・ブリッジへ。この橋は国会議事堂のすぐお隣にかかっているため、橋の上から大時計を見上げることができます。

ロンドン・アイ周辺

ゴールデン・ジュビリー・ブリッジからすぐ上流側の河辺に、ずっしりと構えているのが大観覧車のロンドン・アイ。そしてその向かいにはロンドン・ダンジョンとロンドン水族館があります。この付近のアトラクションは、複数施設の利用で割引が適用されるチケット体系になっているため、事前に公式ウェブサイトなどで良く確認しておけば、よりお得に楽しむことができます。

サウスバンク・センター

その反対、ゴールデン・ジュビリー・ブリッジの下流側では、目の前にすぐ総合芸術施設のサウスバンク・センターが広がっています。その中心をなすのがロイヤル・フェスティバル・ホールで、ここのテラスやバルコニーから眺めるテムズ川もまた魅力的です。

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ロイヤル・フェスティバル・ホール周辺では何かしらの特設ディスプレイが施されていることが多く、今回の撮影時には暑い季節にぴったりな噴水が設置されていました。

フェスティバル・ピア(観光ボート、水上バスのりば)

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ロイヤル・フェスティバル・ホールの前にある桟橋。ここから観光ボートや、ロンドン市交通局の管理下にある水上バス、テムズ・クリッパーに乗船することができます。

ウォータールー・ブリッジ周辺

UK_20170801_06.JPGこのエリアには、毎年夏になると人工ビーチが登場します。写真の奥に写っているのがウォータールー・ブリッジです。この橋の真下には、英国映画協会の施設、BFIサウスバンクがあります。またBFIの目の前の広場で開催されている、橋の下の古本市も有名です。

ナショナル・シアター周辺

UK_20170801_07.JPGこの辺りまでくると、対岸の下流方面にはもうセント・ポール大聖堂の雄姿を望むことができます。ナショナル・シアターでは夏の間、屋外の特設ステージで多くの無料イベントが開催されており、通りがかりに思いがけずライブ・パフォーマンスを楽しめるチャンスも大いにあります。

もう少し足をのばせば、多彩な飲食店が立ち並ぶガブリエルズ・ワーフ、そしてその先には大きくて赤いO・X・Oのネオンサインが目印のオクソ・タワーがあります。オクソ・タワーにはギャラリー個性的なショップが多く入っているほか、8階のレストラン&バーではテムズ川を眺めながらのアフタヌーン・ティーも楽しめます。

オクソ・タワーの向こう、ブラックフライヤーズ・ブリッジまでたどり着いたら、サウスバンク散策は終了です。橋に隣接するブラックフライヤーズ鉄道駅の向こうには、バンクサイドの散策コースがそのまま川沿いに続いていますが、そちらまた改めてご紹介します。

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音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。

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