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上海はデリバリー天国!
上海に住んでいて何が便利かというと、それはなんと言ってもデリバリーサービスだと思います。
こちらには「デリバリー代行サイト」というものがあり、サイトにはレストラン以外にもスーパーや花屋、薬局等も登録しており、食事以外にもお肉や野菜などの生鮮食品、ケーキやお花、時には薬までデリバリーしてくれるのです。しかも、各お店の評価や配送目安時間まで分かるので、とっても便利!
私は主に食事のデリバリーを頼むことが多いのですが、上海市内にあるレストランはほぼ網羅されているので、その日の気分で食べたいものを選ぶことができるし、時にはコーヒー1杯だけ頼むこともあります。
決済方法は電子マネーが主流で、「Alipay(支付宝)」や「WeChatペイ」で支払います。銀行カードを登録して、直接口座から引き落とされるデビット決済方式です。(注文から支払いまでスマホだけでできてしまうんです!)
これだけデリバリーが普及している上海なので、街中でも配送員をよく見かけます。彼らは自分の所属する会社の制服を着て、バイクで配送します。いま上海でよく見かけるのは赤の「百度」や黄の「美団」です。また、会社によっては配送員の名前と携帯番号まで教えてくれるところもあるので、ますます安心ですよね。(ちなみに、デリバリーサービスの需要増加に伴って、配送員の給与も年々上がっているそうです)
代行サイトを利用しなくても、上海ではデリバリーサービスがあるレストランが多いので、直接お店に注文する方法もあります。
次に、ネットショッピングの配送についても触れておきたいと思います。
日本ではAmazonや楽天が主流ですが、こちらではタオバオやアリババ、天猫、1号店等ネットショップの種類も多いのが特徴です。配送については日時指定できるところはまだ少なく、不在で受け取れなかった時も日本のように不在票を投函してくれるサービスはないし、基本的には配送員と連絡をとって新しい届け日時を決めます。こういう事情から、配送先を勤務先の会社に指定したり店舗受け取りサービスを利用する人が多いのですが、市内のコンビニで受け取る場合は荷物の大きさに制限があるので、その場合は郵便局を指定します。荷物が郵便局に届くと、登録した携帯電話にショートメッセージが送られてきます。そこに記載のあるパスワードをもって郵便局の専用キャビネットへ行き、携帯番号とパスワードを入力すると該当の扉が開くので、自分で荷物を取り出せます。
ちょっと外出したときに荷物が届いてしまった・・・という失敗が多かった私ですが、この店舗受け取りサービスを利用してからは、安心して外出できるようになりました。
今日はちょっと料理をサボりたいな、という時、美味しいコーヒーで一息つきたいとき、友人たちと家で食事する時、体調がすぐれず買い物に出られない時・・・気軽にデリバリーを頼めることはすごく助かります。食事も買い物もほぼデリバリーに頼っている上海生活なので、日本に帰国した時は不便に感じてしまう程です。でもそれも上海生活の良さ、これからもデリバリー生活を楽しみます!
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のじママ・のじパパ
- 上海在住6年目。街歩きと食べることが趣味。独身時代から結婚、出産、子育て生活を上海で満喫しています。ローカルな視点で日々変わる上海の街の様子をお届けします。