ホーチミンでフェリーに乗るローカル旅

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ホーチミン旅行者が現地で移動する際に利用するのは「タクシー」がほとんど。市外へ出る場合は専らツアーに参加します。しかし、現地のベトナム人は、隣町に移動するときにはフェリーを使います。今回は、ローカルな気分に浸れるフェリーに乗ってみました。

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ホーチミン市内からフェリーに乗るのであれば、2区の港湾に向かうのが近道です。港湾には大小の貨物船に交じって、一般客用のフェリーが定期運航しています。近くにいくと、すでに多くの人だかりが。バイクに跨ってフェリーの到着を待っている間は、売り子が飲み物やパンなどを売りに来ます。

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バイク天国らしく、フェリーに乗り込むほとんどはバイク。そして気になる運賃ですが、隣町のドンナイ省までは、片道なんと20円! 一昔前まで、ホーチミンの1区と2区は橋がかかっていなかったため、フェリーで行き来していました。ベトナム人にとってフェリーは、バイクや自転車と同じくらい身近な乗り物のようです。

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この港湾からは港町のブンタウ行きの船も出ているようです。筆者が行ったドンナイ省はホーチミンの隣町で、工業団地がある町で有名。日系企業も多数入居しています。さらにバイクを走らせると、カンザーと呼ばれるマングローブの森のある町へ行くこともできます。

もしフェリー体験だけが目的であれば、ドンナイ省について、しばらく散歩したのち、再び同じ場所からフェリーに乗ってホーチミンに戻るのがいいでしょう。

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対岸のドンナイ省までは約15分程度。日ごろから乗り飽きているベトナム人は、みんなバイクに跨って到着を待っていますが、筆者はフェリー内部を探索したり、甲板から望む景色に心癒されたりして時間を過ごしていました。フェリー内は運転手と乗組員が数名いるだけで、売店もなければ休憩スペースなどもありません。

旅行者がフェリーを利用する場合は、手っ取り早いのはツアーでカスタムメイドを組むことです。上述したカンザーはツアーの人気エリアでもありますが、通常はバスによって陸路のみで向かいます。カスタムメイドは費用はかかりますが、自分好みの旅プランを組むことができますので、そのときにフェリーでの移動を加えれば、体験することができます。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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