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あの氷河の洞窟をご紹介!アイスランド絶景の旅
2015年1月に行きましたアイスランドの現地視察レポートをお届けします!ガイドブックも少なく情報もあまりないアイスランドの見どころをお伝えします。
【ゴールデンサークル】
ゴールデンサークルとはシングヴェトリル国立公園からグトルフォスの滝までのことをさし、アイスランド観光で外すことができない観光エリア。地球の裂け目ギャウなど特有の地形が広がります。4つ目の橋から裂け目に願い事を言いながらコインを投げると叶うそうです。
昼食は【Geysir Glima】にて、クジラの前菜、ビーフ、デザート(スキル)の3コースをいただきました。
【ストロックル間欠泉】
大ゲイシールが有名ですが、現在は半年に一回くらいしか噴き上げないなので、隣のStrokkur(ストロックル)間欠泉にて噴出する様子を見学します。約7分間隔で噴出しますが、1度の時もあれば、2回~3回連続して噴出することもあります。大きければ35mほど噴き上がる!
【グトルフォスの滝】
全長2.5Km、高さ35mにも及ぶ巨大な滝。この時期は半分くらい凍っていますが、幻想的な光景。強風も吹きますので足元注意!画像は進入禁止エリアまで入る人々です。
【アイスランドホース】
アイスランドの馬は10世紀以上も原種を守っている世界でも非常に珍しい種。 気性は穏やかで、寒い土地に強い。とても人懐っこいので手を伸ばすと柵に群がってきます。おさわりOK!カワイイ!
【アイランドエアホテル・フルーディル】
部屋は広く、1階構造。全室シャワーオンリー。光源は遠いのでオーロラ観測には適しています。各部屋からも直接外又は中庭にアクセスできます。中庭にはホットタブ(水着着用)もあり、つかりながらオーロラ観測も!
【セリャラントスフォスの滝】
セーリャランスアゥ川から流れ落ちる、落差60mほどの美しい滝。国道沿いにありトイレ施設もあって休憩にももってこいです。裏見のとして知られますが、歩けるのは夏場。
【エイヤフィットラヨークトル氷河
2010年に噴火し、ヨーロッパの航空路に甚大な被害を及ぼしたエイヤフィヤトラヨークトル。
噴火の詳細がわかる看板がありました。
Hotel Annaにて昼食。前菜の小エビのカクテルサラダ、ラム、ケーキの3コース。自家製のパンとラムが美味しいレストランとして有名です。アイスランドはラムが特産。私はラムがかなり苦手ですが、臭みも少なかったです。
【スコゥガフォス滝】
落差約60メートル、幅約25メートル。名称はアイスランド語で「森の滝」の意。巨人が黄金を隠したという伝説があります。先ほどのセリャラントス滝に比べると大きく迫力あり。
奇岩Dryholaey(デェルホウラエィ)を遠望する黒砂海岸に到着。奇岩と黒砂海岸、柱状節理(レイニスドラウンガル)が一度に見られる。年間を通じ波が非常に荒く、観光客が波にさらわれたこともあるので注意。
パイプオルガンのような奇岩
【Hotel Laki(ホテルラキ)】
シャワーオンリーでアメニティなし。1号線から4キロ離れたロケーションで周りには光源が全くなく、オーロラ観測には最高の条件です。2階のラウンジ、または開放している屋上からオーロラが観測できるホテル。屋上を改装し、待機できるガラストップの風よけスペースがつくられています(寒いけど)。
ココアやコーヒーが置かれている(無料!)が、ないこともある様子。キュルキュバイヤクロストゥルの町からは離れているがオーロラ観測にはかなり向いているホテルで、360度見渡せるので、低いオーロラもばっちりと見られます。
屋上と部屋を行ったり来たりしながらオーロラ観測に挑戦!肉眼では確認しずらいうっすらとしたオーロラが出続けましたが、あきらめかけた23:00ごろ明かるいオーロラが出現!雲に半分隠れてるのが残念!!
【ヴァクナヨークトル国立公園】
ヴァトナヨークトル国立公園は世界で第3位の大きさの氷河。(第1位は南極、2位はグリーンランド)アイスランドの国土の8%を占めます。以前は氷河の枝葉の一つだったスカフタフェットル氷河だけが国立公園に指定されていたので、スカフタフェットル国立公園といった方がメジャーかもしれません。
Jokulsarlon Glacial Lagoon(ヨークルスアゥルロゥン氷河湖)
アイスブルーの氷河の塊がプカプカ浮いています。夏場は水陸両用車で氷河湖に突入し、その後遊覧となりますが、冬場は眺めるのみ。氷河から吹き降ろす風で顔が凍えますが、0度。吹き飛ばされそうな強風注意!簡易アイゼンがあれば丘の上まで上がれました。氷河湖全体が見渡せて美しい。駐車場わきに小さなコーヒーショップもあります。
いよいよアイスケーブツアーに出発!簡単な説明後、スーパージープに乗り込み約40分かけヴァトナヨークトル氷河をどんどん奥に進みます。するとあたりは一氷の世界!高まる期待でわくわくです!
氷の洞窟の内部に入ります。入口から完全な氷でみんな大興奮!
入口部分こそ150センチほどの天井ですが、足元に注意しなから奥まで移動。 50mほどの氷の洞窟が2つ、中に入れば基本的にフリーで一切の説明は無いので、写真撮影に没頭できます。端から端まで15分ほどで見て回れ、内部には小一時間というところ。みんなが溜息ともに満足感に浸っていました♪
記念撮影バシバシ
【Hotel Grimsborgir(ホテルグリムスボルギル)】
セルフォスから15分ほど走ったところ。セルフォスは人口7,000人程度の町ですが、やはり中心部は光源があるためこちらのホテルの方がオーロラ観測にはベストです。ラグジュアリーな雰囲気もありレイキャビク以外の田舎ではかなり豪華なホテルです。宿泊棟は12の棟に分かれており、棟と棟の間にホットタブがあり旅の疲れを癒してくれます。残念ながら嵐が吹き荒れ、オーロラ観測はできませんでした...
Hellisheidi Geothermal Plant(ヘトリスヘイジ地熱発電所)
6分の説明ビデオ(日本語。かなり早口のナレーション)と、三菱・東芝製のタービン、地震記録の設備を見学しました。同じ火山国であること、日本でエネルギー問題が注目されていること、日本製のタービンが活躍していること等で日本人にはとても評判のよい観光スポットとのことです。
【Hotel Borg(ホテルボルグ)】
ボルグはヨーロピアンスタイルの最も格式のあるホテルで、市内中心部に位置しています。街の中心なのでオーロラ観測には不向きですが、オーロラは港まで徒歩10分。ホテル前には国会議事堂、近くにはスーパー、カフェ・ド・パリなど有名どころが満載でレイキャビクの目抜き通りロイガベーグル通りまで徒歩3分くらいなので街歩きにはベストのホテルです。
Blue Lagoon(ブルーラグーン)
今回は個人入場レーンに並びましたが入場制限で止められ、30分ほど待ちました。一度に700名入れるものの、ロッカーなどの設備が満杯になると止められるようです。ロッカーは空いているところを適当にみつけ、ブレスレットに暗証番号を読み取らせる方式。 湯温は外人仕様でぬるめなので、ボイラー周辺に陣取るとあったかくポッカポカ。
ノーザンライントインのバスがブルーラグーン入口の看板近くまで無料送迎。それを利用し、ホテルへ。
夕方以降では12時・14時・16時、18時、19時、20時の各05分に迎えに来てくれるので、好きな時間に帰れます。ツアーの場合、入るときは全員で入場し、帰りは各自という形が取れるのはノーザンライトイン宿泊者の特権となるので大きなメリットです。
【Northern Light inn(ノーザンライントイン)】
ブルーラグーン地区にある唯一のホテル。こじんまりとした山小屋の雰囲気で2階にオーロラ待機ができる簡易ラウンジがあります。シャワーオンリー。夜中の3時までこのラウンジで待機したが今夜も嵐が吹き荒れ、残念ながらオーロラ観測ならずでした・・・
昨今メディア露出も多くなってきたアイスランド。是非この感動を一人でも多くの方に味わっていただきたいです。なお、この夏ラングヨークトル氷河に完成した人工の氷河の洞窟とくれぐれもお間違いないように・・・
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