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台湾で出会える世界一のパン屋さん「呉寶春麥方店」!パンだけでなくパイナップルケーキもオススメです♪
パンといえば、やっぱり欧米のイメージがありますが、ここ台湾でも、クオリティの高いパン屋さんがぞくぞくとオープンしています。なかでも「呉寶春麥方店」は、2010年3月にパリで行われた世界一のパン職人を決定する「マスター・ド・ラ・ブーランジュリー」で、見事世界チャンピオンに輝いた、若きパン職人、呉寶春(ウー・バオチュン)さんのお店です。
高雄と台北にお店を構える「呉寶春麥方店」。土日ともなれば30分待ちは当たり前という人気店です。平日の夜は比較的すいていて並ばずに入ることができました。店内には、香ばしいパンの香りがいっぱいです。ただ残念なことに、世界チャンピオンのパン「荔枝玖瑰」と、アジアチャンピオンのパン「酒醸桂圓」はすっかり売り切れていました。
でもがっかりすることはありません。店内にはまだまだ心ひかれるパンが所せましとならんでいます。
ベーグルもおいしいですよ。
中には1,200元(約4,200円)のパンも...箱入りでとても大きいです。
有機のフルーツを使ったジャムも売っていますよ。
中でも目を引くのが、お土産にも最適なパイナップルケーキ「無嫌鳳梨酥」。中にはぎっしりとパイナップルが詰まっていますが、このケーキには呉さんの思い出もぎっしり詰まっています。台湾南部、屏東のパイナップル農家で育った呉さん。幼少期の頃の生活はとても貧しかったそうです。売り物にならないパイナップルがご飯として出てくることもあり、パイナップルが大嫌いだったそうです。ところがお母さんが亡くなってから食べたパイナップルの味に、貧しいながらも懸命に育ててくれたお母さんを思い出し、このパイナップルケーキには"無嫌"というお母さんの名前がつけられています。
お店の隣には、スターバックスが入っています。高雄市政府の前の静かだったこの通りに、世界一のパン屋さんができると聞いて、スターバックスが出店に名乗りを上げたそうです。パンとコーヒーの香り両方に包まれた、この通り。2軒をはしごするお客さんも結構多いそうです。私もその一人です。台湾に来たらB級グルメにプラスして、世界一のパンをぜひお試しあれ!
呉寶春麥方店
<高雄店>
住所:高雄市苓雅區四維三路19号
<台北店>
住所:台北市信義區菸廠路88號(誠品松菸店B2)
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ロータス
- ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。