たびこふれ

エジプトの首都カイロで地下鉄に乗ってみました。

記事投稿日:2017/02/07最終更新日:2018/02/15

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地方都市ハルガダから大都会カイロに出かけると人の多さに圧倒され車移動もあちこち渋滞してますから非常に疲れます。

極力行きたくない所ですが、所用を済まさなくてはならず夜行バスに乗り、早朝に終点地タハリールに到着しました。

目的地には今までだったらタクシーを拾う所ですが、最近の異常な物価高騰により節約出来る所はなるべく出費を抑えるようにしています。

バスを降りた所から地下鉄の駅まで徒歩10分程の距離ですが、普段自家用車を乗り回しているとこの距離が遠く感じます。

カイロに住みなれて居ればこの10分の徒歩距離はミニバス(マイクロバス)に乗って簡単に移動する事も可能かと思いますが、運行ルートを全く把握していなかったので歩きました。

もう15年以上カイロの地下鉄には乗っていません。

2011年の革命以来タハリール広場の最寄り駅サダトは長らく乗り降りが閉鎖されていたと聞いています。

事前情報がないまま、果たして駅は開いているのか?向かう方向はあってるのか?

通りに立ってるおじさんに"フェーン メトロ サダト?"つまり「サダト駅はどこですか?」と聞いては進んで、歩いている方向が合ってる事を確認しながら歩きました。

親切に次の道あたりで道の反対側に渡った方が歩きやすいと教えてくれた方もいらっしゃいました。

長距離バスを降りた時に寄って来る客引きは思いっきり無視しますが、少し場所を離れたら普通の庶民は親切です。

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こちらが有名なエジプト考古学博物館です。この日は珍しい霧の天候で気温は10度ほどの朝のカイロ、歩いていると厚着していた上着の下は汗がジワジワ出てきました。

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程なく地下鉄の入り口の看板が見えました。

沢山の車が走っている道を徒歩で横切るテクニックはエジプト人は非常に慣れていて上手いです。私も真似て堂々と渡るのに成功しました。

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地下鉄の入り口です。警備が強化されていて、階段を下りたところで荷物を金属探知機に通し、人もセキュリティーチェックを受けます。

現在カイロ市内の全駅で実行されていると思われます。安全対策に力を入れて下さってるのは良いですね。

地下通路を行き先の1号線のヘルワーン方面へ進みました。英語表記があるので容易です。

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改札口です。切符を持ってる人がスムーズに入って行きます。どこで切符が買えるのか判らず立ち止まっていると警備中の警官が寄ってきました。

切符を買える所を探しているのが伝わると真後ろの販売ブースを教えてくれました。

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物価が高騰しているエジプト。事前情報によると全路線どこまで乗っても一律1エジプトポンドだったのですが、地下鉄はどうなのでしょうか。

余計な質問もせず、切符売り場の人に1ポンドだけ渡してみました。すると黄色い切符が1枚渡されました。さすが国営鉄道、値上げには踏み切っていないようです。

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もたもたしている間に2度電車を見送る事になりましたが、慌てる事もありません。

朝のラッシュ時間だったおかげか、数分で次の車両が入ってきていました。

この日は私一人ですから女性専用車両に乗る事に決めていました。

停車した車両から沢山の女性が降りて歩いて来ていたのですぐに方向が把握できました。

構内に"レディース"の看板も直ぐにみつかりました。

乗った車内は簡素で、老朽化していはいましたが、全く問題ありません。ドアの上には駅名が書かれていますし、各駅も英語表記の駅名看板があるので安心でした。

日本と違い、構内と車内には広告宣伝、車内放送はありませんし、出発の合図もないままドアが突然閉まります。とってもシンプルなのでかえって分かりやすいのかもと感じました。

車内が空いてきた頃に次々と車内販売する人が現れました。車両に入ってくると大きな声で話し始めてました。ポケットテティッシュ、バンドエイドはそこそこ売れていました。

お次の手袋売りの男の子、女性専用車に乗ってきて、取り締まりの緩い場所や時間帯など把握しているプロのようでした。座っている女性の膝上に商品を掛け声とともに置いていきます。

お品を置かれた方々の表情からかなりの押し売りだと思われました。そんな中違う色は無いかと売り手に声かける人が居たのにも驚きました。私の目の前で数個売れてました。

程なく売れなかった商品を素早く回収して次の車両に消えて行きました。

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目的地の最寄駅を降りるとこんなキオスクがありました。恐らく新製品のお菓子が並んでいるんだと思います。

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地下鉄に乗ったのですが道中いくつかの駅を通過すると車両は地上を走ります。

構内の歩道橋を渡り出口を出ると、今回初めてのエスカレーターがありました。やはり階段より楽々ですね。

用事を済ませ、せっかくなのでカイロでしか手に入らないものをいろいろとお買い物してから再び乗車しました。

午後の帰路の車両内では朝と違い、ボディークリームや化粧品、香水と少し高額な品の販売する人を見かけました。

朝はプリント用紙を手に暗記している学生が多く乗り合わせていたのですが、午後はテストから開放された学生達が座ったまま商品の品定めをし中には購入する子も居ました。

小さな子供を抱えている方に席を譲ったり、目の前の席が空いたら知り合い同士で譲り合ったり、ホッこりする光景がここカイロでも見られました。

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さて、サダト駅に降り地上に上がると、タハリール広場のモガンマア、つまりエジプト最大の役所の前でした。

大して歩いていないのに息が上がって普段の運動不足を実感し、まずは建物の影でひと休みしました。

2011年の革命が起きた頃にニュースで何度も映った緊迫した広場の表情とは違い、私と同様ひと休みしている人々が結構いました。

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帰路のハルガダ行きの長距離バスの時間まで2時間、考古学博物館に行こうか?ナイル川沿いの高級ホテルのラウンジで美味しいフレッシュジュースを頼んでゆっくりしようか?

体がひんやりしてきたので日向に移動して辺りを眺めながらこの日の身の丈にあった場所をみつけました。

トイレも携帯電話のチャージも出来るあそこ!そう、ファーストフード店です。こんな時の強い味方ですね。

カイロに来られた際は、ぜひ地下鉄乗車にチャレンジしてみてください。

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