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アムステルダムに新しい現代アート美術館「Moco」がオープン
今年(2016年)の4月上旬、アムステルダムのミュージアム・プレイン(美術館区域)に新しい現代アート美術館「Moco」(Modern Contemporary Museum Amsterdam)がオープンしました。場所は、アムステルダム国立美術館とゴッホ美術館の中間。バンクシーとウォーホールの展覧会でオープニングを飾るとのこと、早速行ってみました。
Moco美術館は、アムステルダムのライオネル・ギャラリーのオーナーであるライオネルとキム・ロギーズ夫妻が経営する私立美術館です。
入場料は15ユーロ。残念ながらI amsterdam city cardやMuseum cardなどのディスカウント券は使用出来ません。
バンクシーのストリート・アートのカット・アウトも数店展示されていました。バンクシーは、イギリスをベースに活躍する正体不明のグラフィティ・アーティストで、現在は世界のアート検索エンジンでレンブラントやピカソをも凌ぐ一番人気だそうです。
この展覧会の目玉作品である「Beanfield」。
「Forgive us for our trespassing」。ぴったりの場所にうまく飾られています。
地階は、ウォーホールの展覧会でした。
こちらはオランダのベアトリクス王女のポートレートです。
ベジタリアン・レストランのミュージアム・カフェも地階にありました。
その他、視聴覚室もありバンクシーのドキュメンタリーも見ることが出来ました。
美術館自体は個人の邸宅を改装したような感じで、少しこじんまりしていましたが、キュレーターも粒ぞろいらしく、今後色々面白い展覧会が開催されることを期待しています。
Moco ウェブサイト:http://www.mocomuseum.com/
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親松恵子
- 自由の国オランダに魅せられ移住して、気がつけば18年。 現在は、フリーで執筆、翻訳、現地ガイド、各種コーディネーション等、何でもやっています。傍ら自分のアート活動も楽しんでいます。