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映画「007」発!メキシコ「死者の日」パレード
2016年10月29日に行われた「死者の日」のパレードを見に行ってきました!
メキシコでは11月1日、2日に、死者の魂がこの世に戻るとされていて「Dia de Los Muertos(死者の日)」と呼ばれています。日本のお盆のようなものですが、大きく違うのはひたすらに明るいこと!カラフルな祭壇を飾ったり、仮装したり、みんなでパーティーをしたり、メキシコ人らしいスタイルで故人に思いを馳せます。近年はハロウィンとごちゃまぜになりつつあり、29日あたりからさまざまなイベントが行われます。
オレンジのマリーゴールドが死者の日を象徴するお花です。この時期になると、町中に飾られとっても鮮やかなんです。
パレードにもたくさん使われていました。
今回見に行ったパレードは、実は昨年2015年に公開された映画「007 スペクター」がきっかけとなりできたもの!映画の冒頭、死者の日を祝うメキシコシティで大規模なパレードが行われる中、ジェームズ・ボンドが敵を追いかけ・・・というシーンがあるのですが、実際にはそんなパレードは行われていません。
え!騙された~!と思いますよね。このままでは、映画のようなイベントを期待して訪れる観光客をがっかりさせてしまう。それではまずいと、今年から大規模なパレードが行われるようになったのです。映画きっかけとは何とも不思議ですが、シティ在住者としては嬉しい限りですね。
映画に出てきたドクロたちも登場しましたよ。
他にも、先住民風の仮装や
メキシコの代表的なお人形の仮装
そしてメキシカンスカルに扮した人たちが登場し、会場を沸かせていました。
骸骨の貴婦人は、死者の日のメインキャラクターとも言える存在で"カトリーナ"と呼ばれています!定番中の定番の仮装ですが、華やかでおしゃれで私も大好きです。
パレード出演者たちは衣装までとても本格的。
背の高~いカトリーナも発見しました。長い距離のパレードを歩くのは大変そうですね。
ちなみに当初は14時スタートということでしたが、前日には15時に変更され、当日実際にスタートしたのは15時半近くでした。笑 なんともメキシコらしい感じです。
ともあれ、初のパレードは大盛況!道を埋め尽くすほどの大勢の人が集まっていました。
この日が死者の日のスタートで、夜まで爆竹が鳴り響いていました。そしてここからが本番!死者の日当日はセントロ(中心街)に繰り出します。
今回はここまで。続きはこちらからご覧ください!
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鴨下ゆかり
- メキシコ在住のフリーライター。ヨガインストラクター。 旅行、カフェ巡り、お酒が大好き!