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「中世の宝石箱」と呼ばれる、美しき百塔の都プラハ
チェコの首都であるプラハは、世界でも数少ない千年の都のうちの一つです。そんなプラハが世界で"唯一"のことがあるのですが、それはなにかご存知でしょうか?
街全体が世界遺産として登録されているプラハですが、実はプラハの街は世界で唯一、全ての市が世界遺産に登録されている街なのです。東京で例えると、足立区から墨田区から世田谷区...全ての区一つ一つが世界遺産に登録されているイメージです。あまり想像がつかないですよね。
「中世の宝石箱」と例えられるのもそれゆえ。どこを歩いても中世の街並みにタイムスリップしたような感覚でいられるのです。世界中を歩いて回った旅人の中でもプラハの街が一番美しかったという声は圧倒的に多いほど、中世の街並みの中に様々な顔があるんです。
まずは芸術の都としての顔。プラハは日本でも有名な芸術家アルフォンス・ミュシャの故郷としても知られています。プラハには数多くの美術館や博物館がある中でも、ミュシャの専門博物館が2つ。プラハ城の聖ビート教会内にある、ミュシャのグリーン調のステンドグラスも必見です。
次に音楽の都としての顔。プラハで活躍した音楽家として有名なスメタナやドボルザーク。街を歩いているとどこからともなく音楽が聞こえてくるのも当たり前です。街の中心を流れているブルタバ川はドイツ語で「モルダウ」。スメタナの有名な楽曲「モルダウ」もこの街から生まれたんです。
文学の都としての顔でもあり、建物の博物館としても称されていたり、まだまだ語りきれない魅力ばかりですが、最後にやはり忘れてはならないのが、ビール大国としての顔!国民一人当たりのビールの年間消費量は世界一なんです。美味しいビールが安く飲めるのが魅力!
どこを取っても楽しめるこの街、プラハに行ったらぜひ目で見て楽しんで、現地ビールも味わってきてくださいね。
(レポーター:みなみん)
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