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世界の中心"ニューヨーク"を見守る『自由の女神』は、夢に溢れた移民たちの象徴でもあった!?
Hello!今回は、世界都市『ニューヨーク』のシンボル『自由の女神』について、ご紹介していきたいと思います。
ニューヨークの象徴として知られた世界遺産「自由の女神像」は1886年、アメリカ合衆国独立100周年を祝ってフランスから贈られました。
ニューヨークは「世界の首都」「世界の縮図」などと形容される世界都市ですが、そのエリアは広く、ニューヨークと聞いてイメージする高層ビル群などの"摩天楼"は『マンハッタン』を表しています。マンハッタンは川と海に囲まれた島で、山手線の内側ほどの広さを持った土地に『五番街』や『タイムズスクエア』といった世界有数の歓楽街がある一方、ビジネスの中心地である『ウォール街』、その中心にはビジネスパーソンの憩いの場『セントラルパーク』があり、様々な顔を持っております。それこそがこの街の魅力であり、多くの映画や音楽、舞台作品の素材にもなっているのです。そんなマンハッタンの象徴『エンパイア・ステートビル』は1931年に竣工しました。
そんなマンハッタンを見つめ続ける『自由の女神』。彼女はニューヨーク市民たちの象徴だけではなく、貧困や戦争から逃れてやってきた移民たちが、辛い航海の果てにようやく見つけた一筋の光でもあったのです。甲板の先に女神像を見つけたとき、移民たちの胸は新生活への夢と希望で踊っていたことでしょう。移民の子孫であるアメリカ人にとっては、そこはルーツともいえる特別な場所。アメリカの象徴として、今もニューヨークの街を見守り続けているのです。
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世界の絶景編集部
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