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世界遺産のカラフルな港町チンクエテッレでは、本場イタリアの絶品ペスカトーレを食べてみて!
イタリア地中海に面する村チンクエテッレ。切り立った断崖に積み重なるように立ち並ぶカラフルで美しい街並みは世界遺産に登録され、イタリア有数の観光リゾート地となっています。チンクエテッレとは「5つの漁村」という意味で、リヴィエラ海岸沿いにあるモンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニリア、リオマッジョーレ、マナローラの5つの村の総称です。
11世紀に要塞都市として建設されたチンクエテッレは、以後1000年にもわたり隣の村との行き来が船で行われていました。今は道路もありますが、基本的には地元民用となっていて、私たち観光客が行くには海沿いを走る鉄道を使うのが一般的。それぞれの町には駅があるので、海を眺めながらのんびり5つの町を巡るのも楽しいですよ。
港町チンクエテッレは、シーフードが充実していてすごく美味しいんです!マナローラの町のメイン通り沿いでいつも行列ができる人気のショップは、揚げたてのイカやイワシのフリットが食べ歩きできるように販売されています。レモンをたっぷり絞ってアツアツを食べると最高!みんなフリットを片手に、つまみながらショッピングを楽しんでいます。
ペスカトーレというパスタは、漁師という意味の魚介類とトマトソースのスパゲッティ。日本ではトマトの味が強いイメージがありますが、チンクエテッレで食べるペスカトーレはひと味違います。ムール貝やアサリ、イカ、エビなどの濃厚な魚介のスープがベースで、魚介類の深いコクのあるソースがパスタにしっかり絡まって絶品!ぜひ港町チンクエテッレを訪れたら、美味しい本場のペスカトーレとシーフード料理を堪能してみてくださいね。
文:南まい
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