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サグラダ・ファミリアの主任彫刻家はなんと日本人!?生誕の門には外尾悦郎のつくった東洋の天使が!
こんにちは。スペインで最も有名な建築のサグラダ・ファミリアは、アントニオ・ガウディの未完成の最高傑作とも名高い作品ですが、その建築に現在深く関わる日本人がいることをご存知でしょうか?
目次
2026年にいよいよ完成?!未完の世界遺産「サクラダ・ファミリア」
サグラダ・ファミリアといえば、1882年に建設が始まり二代目の建築家ガウディが生涯をかけて設計・建築に取り組んでいましたが、彼の死後も未だ完成されないまま工事が進められています。
寄付による資金のみで建設されているため、たびたび工事はストップし「完成までには300年かかる」「一生完成しないのでは?」とも囁かれていましたが、近年になって2026年に完成予定であることが発表されました。
主任彫刻家は日本人の「外尾悦郎」
サグラダ・ファミリアでは建築家、彫刻家など計約200名が働いていますが、その中で最も長期間勤め続け、ガウディの意思を一番に受け継ぐ主任彫刻家が日本人の外尾悦郎氏です。
1978年に地元の福岡からバルセロナに移り、約40年間今もなお完成へと工事を進めています。外尾氏は、図面などを使っていなかったガウディの意図を理解するために、ガウディが伝え続けた情熱を誰よりも必死に勉強してきました。
彫刻家の契約は一年ごとに更新されるシステムですが、これだけ長期に渡って携わる外尾氏は、サグラダ・ファミリアの建設において深い信頼を得ています。
現在、生誕の門に飾られている外尾氏の作品『15体の天使の像』は、「天使は石から掘り出されるのを待ちわびていたようだ」と称賛されています。また、東洋にも天使がいるとの外尾氏の考えから、天使のうち2体は東洋人の顔をしています。
スペインの代表的な世界遺産が今も日本人の手で造られ続けていると思うと一気に親近感が沸きますよね。今後サグラダ・ファミリアを訪れる際は、ぜひ東洋の天使を探して日本との繋がりを感じてみてください。
(文:南まい)
基本情報まとめ
▼サグラダ・ファミリア聖堂(La Sagrada Família)
- 住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, スペイン
- 公式サイト:La Sagrada Familia
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