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東北夏祭り4(仙台七夕まつり)
今年も熱い、熱い夏がやってきます!毎年、全国各地で繰り広げられる熱い「お祭り」に、今か今かと心が騒ぐ方も多いはず。どのお祭りに行こうか迷うのもまた楽しいものです。
「東北四大祭り」の青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつりをはじめ、東北では毎年夏にかけて、さまざまな情熱あふれる夏祭りが開催されます。熱い熱いみちのくの魂を肌で感じてみませんか?
色とりどりの吹流しやくす玉が夏を華麗に彩る「仙台七夕まつり」。地元では「たなばたさん」と親しまれています。仙台駅を中心とする商店街には、豪華絢爛で大規模な飾り付けがされ、見る人を魅了します。
◆仙台七夕まつり◆ 開催期間:毎年 8月6日~8月8日(3日間)
<写真提供:仙台市観光交流課>
仙台七夕は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事です。仙台七夕まつりは田の神を迎える行事であり、昔から周期的に襲う冷害(天明3年は25万人の死者、天保7年は30万人の死者)という悲惨な歴史を乗り越えようと、 豊作の保障と保護を田の神に祈ったと言われています。
七夕まつりは本来、旧暦7月7日の行事として全国各地に広まっていましたが、仙台七夕まつりでは、その季節感に合わせるため、新暦に1ヵ月を足した暦である中暦を用い、現在の8月6日から8日に開催され、仙台市内中心部および周辺商店街をはじめ、 街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされます。
仙台市 奥山 恵美子市長 メッセージ
仙台藩祖政宗公の時代から続く、伝統の仙台七夕まつりは、青竹に飾られた和紙と風が織りなす仙台の夏の風物詩です。
昨年の仙台七夕まつりにつきましても、引き続き国内外から東北の復興を願う短冊や折鶴等、数多くの温かいご支援をいただき、市内の様々な七夕飾りに仙台市民の復興への願いを込めた印象深い仙台七夕まつりを開催することができました。
復興の道のりは長く、まだ時間はかかりますが、今年の仙台七夕まつりでも、皆様への感謝とともに、前を向いて着実に歩んでいる仙台の姿を皆様にお見せしたいと思います。皆様、ぜひとも、仙台・宮城、そして東北へお越しください。心より皆様のご来訪をお待ちしております。
>>仙台七夕まつり公式サイトはこちら
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