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南アフリカ2("人類発祥"と"大自然")
"人類発祥"と"大自然"
▲世界遺産「スタークフォンテン洞窟」。250万年以上前の類人猿・アウストラロピテクスなどの化石が発見されたことから「人類のゆりかご」と呼ばれています。(写真提供:南アフリカ観光局)
近藤さん
南アフリカには世界遺産が8つあり、その中の一つ「スタークフォンテン洞窟」は人類の祖先・アウストラロピテクスの頭蓋骨や足跡など多数の化石がほぼ完全な形で発見されている場所なんです。「人類のゆりかご」とも呼ばれていますね。
大塚
近藤さんは初めて洞窟に行かれたとき何を感じましたか?
近藤さん
洞窟の中に入っていくのがドキドキして楽しかったです。昔の人達はこういう水が汲めるところや寒さや暑さをしのげる場所を自分で探して住んでたんだな、とか考えながら探索するのがわくわくしましたね。
大塚
骨が出たということはそこが住居になってたということですもんね。日本人の祖先も南アフリカの方からヨーロッパを渡って来たのではないかとか、考え出したらキリがないですよね。
近藤さん
『人間の起源』を感じる観光地は他の国にはないものなので、おすすめです。
大塚
南アフリカではないのですが、ザンビアとジンバブエにかかる「ビクトリアの滝」も世界遺産です!ビクトリアの滝はツアーで訪れますので、ぜひ自然の力強さを生で感じていただきたいですね。
▲世界遺産「ビクトリアの滝」。三大瀑布の一つで、そのスケールの大きさはアフリカ大陸を代表する大自然の驚異です。
近藤さん
あとボツワナの「チョベ国立公園」ではサファリカーに乗って野生動物を見に行くサファリ体験ができますよ。
▲「チョベ国立公園」は、総面積1万566平方キロメートルの広大な国立公園です。数多くの野生動物が生息しており、本格的なサファリが楽しめます。
大塚
最初は動物に興味がなかった方も、サファリに参加したあとには印象がまったく違っていますね。動物園で見るのと違って動物達が自然の中で生活している姿はすごく感動するようで、終わった後に「こんな動物を見た!」とお客様同士で感想を言い合ったりしていらっしゃいますよ。
近藤さん
欧米の方々は、サファリリゾートを楽しむ為、2?3週間滞在するんです。滞在中はサファリがメインで、"自然は常に動いているから、同じ景色は二度と見られない"といって毎回のサファリをすごく楽しんでいますよ。資格を持つプロのレンジャーが同行するので安全ですし、動物に関する話を聞きながら野生動物を探すという"能動的な観光"なので、お客様もサファリ観光は思い出に残ると思いますね。
>>>続き(南アフリカ3 「"虹の国"」)はコチラ!
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