南アフリカ1(自然と共存する先進国)

人と自然が共存する『虹の国』 ようこそ、南アフリカ共和国へ!

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▲ケープタウン。ウォーターフロントからテーブルマウンテンを望む。

人と自然が共存する先進国、「南アフリカ」。知られざる南アフリカの魅力や、西アフリカで流行っている感染症の実情などを観光局の近藤さんに伺いました。

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(右)南アフリカ観光局マネージャー 近藤 由佳さん
(左)阪急交通社ツアー企画担当 大塚 龍一

大塚
はじめに、エボラ出血熱について日本の方々はとても心配されていますが、実情はどうですか?

近藤さん
南アフリカには感染者は一人もおりません(2015年1月現在)。アフリカ大陸は日本の国土の約80倍の面積で、とても大きな大陸です。感染者が出ている西アフリカの国・リベリアから南アフリカまでは約5,300㎞離れていますし、それに加え感染症対策も日本より厳しいんです。空港や港などでの水際対策もばっちりですし、医療水準もとても高い(心臓移植手術は南アフリカ共和国が世界初)ので、安心して訪れていただきたいですね。

大塚
54ヵ国あるアフリカ大陸の中でも、南アフリカは"特別な存在"ですよね。特に都市部では地方都市も含め、環境も衛生面も何がこんなに違うの?っていうくらい先進的で綺麗で訪れる前のイメージとずいぶん違いますよね。

近藤さん
"大都市と大自然が共存している"というところが人気のひとつだと思います。ケープタウンのテーブルマウンテンには「ケープハイラックス」などの野生動物が生息していますし、少し郊外に行くと「シマウマ」なども見られます。

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cNolte Lourens

また、海沿いの車の中から「クジラ」なども見ることができるんです!

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テーブルマウンテンの斜面にある「カーステンボッシュ国立植物園」では、固有種であるフィンボスなど多種多様な花がお楽しみいただけますし、「ケープタウン」は"都会に身を置きながら自然とも触れ合える"よくばりな場所ですね。

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▲世界遺産「カーステンボッシュ国立植物園」。アフリカ大陸の植物の約20%が自生し、そのうちの約70%近くが固有種という植物の宝庫。8月中旬から10月中旬の春が花の見頃。プロテア約100種が咲きそろう景色は圧巻。(cSouth African Tourism)

大塚
都会的な部分でいうと、ケープタウンの「ウォーターフロント」がおすすめです。ショッピングモールのようになっていてお土産物屋や大道芸人など見ていて飽きませんよ。さらにツアー中、約1時間の自由行動をお取りするので、思い思いにご堪能ください。

近藤さん 
お土産だと『赤ワイン』をおすすめします!南アフリカの赤ワインは防腐剤をほとんど使ってないし飲みやすいので日本の方にも人気ですよ。

大塚
食事もツアーに参加されたお客様に好評です。

近藤さん
南アフリカは移民が多いので様々な料理があるんです。アジア風の味が特徴の『ケープマレー料理』などもあるので日本人の口に合うんでしょうね。

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▲ケープマレー料理(一例)。かつて労働者として移民してきたマレーシア人やインドネシア人によって作り出された料理。アジア風のスパイスが香る味付けが特徴です。(写真提供:南アフリカ観光局)

大塚 
インド洋と大西洋に面していて暖流と寒流がぶつかる場所なので陸も海も食材が豊富で何でもあるんです。野菜もすごくフレッシュで美味しいですよ!

近藤さん 
南アフリカの人たちにとって"人をもてなす心=おいしい食事を提供する"なんです。なので食事に関しては「南アフリカに行って太って帰らなかったら楽しんでない証拠だ!」というくらい(笑)、最高のものばかりですよ。


>>>続き(南アフリカ2 「"人類発祥"と"大自然"」)はコチラ!

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