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中国・シルクロード1(まさに"東西文化の交差路")

記事投稿日:2016/04/27最終更新日:2017/07/06

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遙かなる時の流れを超えて 文化が交錯する"異質の中国" シルクロード

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▲ゴビ砂漠・月牙泉

2014年に世界遺産に登録された「シルクロード~長安・天山回廊の交易路網」。添乗員の渡辺さん、現地手配会社の陳さんにお集まりいただき、その魅力についてお話しいただきました。

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(右)西安天馬国際旅行社 陳 林さん
(中)添乗員 渡辺 真紀子
(左)阪急交通社 ツアー企画担当者 吉田 幸展

吉田 シルクロードは日本からちょっと遠い"未知の世界"というイメージを持つ方が多いのですが、お二人が感じる最大の魅力をお聞かせください。

陳さん  「北京」や「上海」のような中国とはまったく違う 『少数民族の文化が色濃いところ』ですね。中国は人口の約90%が漢民族ですが、「新疆ウイグル自治区」は中国人でさえ、まるで"外国"にいるような気分になります。それくらい文化も習慣も、そして人々の顔さえも全く違います。

渡辺 シルクロードは"中国に行く"とは思わない方がいいですね。発掘された遺跡や伝存する文化財、そこで生活する人々などをみていると"ヨーロッパ的"だったり"アジア的"だったりするんです。この『混同文化』こそシルクロードの魅力だと思います。

吉田 街には漢字といっしょにアラビックな文字も普通に共存していますよね。ここが『東洋と西洋の交差点』だということが、街を見ているだけで感じることができます。古くからの交易の歴史や多様な文化、異なる宗教が交錯して、"独特の世界"を造り出している場所なんですね。では、皆さんの"一番おすすめ"の場所や景色を教えていただけますか?

陳さん 「天池」はぜひ見ていただきたい。中国では「天池」というと"神様が住む所"という、まさにそんなイメージの場所です。雄大な雪山に美しい湖、そして道中には、どこまでも広がる草原に数えきれないほどの羊の群れ...。天池に近づくにつれて風景や雰囲気が次々と変わっていく様子は多様な自然の美しさを感じることができます。

吉田 シルクロードは"砂漠"のイメージが強いと思うのですが、「天池」はまったく違う、緑や水が溢れる美しい山岳地帯。天池からはポコダ峰をはじめ、標高5,000m級の天山山脈が連なる大絶景が広がっています。『中国のスイス』と称される眺望は必見ですよ!

渡辺 私は「トルファン」が一番好きです。住む人の7割はウイグル族なので、街全体がもう"ウイグルの雰囲気"なんです。ウイグル族はアラブ系のほりの深い顔つきで、すごく穏やかな人たちなんです。治安もすごくいいんですよ。街の中にブドウ棚がたくさんあって、真夏でも涼しくて過ごしやすいし、地下水が流れているので植物の育ちが良くて、緑も豊富。果物もすごく甘くて美味しいんです!

吉田 トルファンは『西遊記』に登場するので、皆さん一度は聞いたことがあるような場所が多いですよね。「火焔山(かえんざん)」や玄奘三蔵(三蔵法師)が説教をした場所など、見どころも満載です!

渡辺 「シルクロード」って日本では80年代頃にテレビ番組の影響ですごく有名になったのですが、その『シルクロードのイメージにぴったりの場所』がトルファンなんです。ツアーに参加されたお客様も、皆さんそうおっしゃいますよ!

吉田 私が初めてシルクロードを訪れた時に感動したのは「ゴビ砂漠」ですね。写真でよく見る砂の砂漠はもちろん素晴らしいのですが、それはゴビ砂漠の"ほんの一部"。石や岩でできた砂漠などもあって、それがずっと広がっているんです。『地平線まで続いている景色』っていうのは、中国でもここにしかないと思いますよ。

>>続き「中国・シルクロード2(古の旅人たちが辿った大地へ)」はこちら

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記事投稿日:2016/04/27最終更新日:2017/07/06

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