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東国三社めぐり2(香取神宮)
神聖な森が広がる 関東で2番目に古い神社
<楼門/写真提供:香取市>
三社を結ぶレイラインの謎
古代の遺跡などで直線的に並ぶように建造する遺跡群を「レイライン」と言います。実は、東国三社を地図上で結ぶと、綺麗な直角二等辺三角形が浮かび上がるため、この三社もレイラインではないかという見方があります。トライアングルに含まれるエリア内では不思議な出来事が起こるという噂もあるのだとか。。。
今回の「東国三社」は、鹿島神宮とともに語られることの多い、香取神宮をご紹介します!
<拝殿/写真提供:香取市>
香取神宮は、千葉県香取市にあり、下総国の一宮です。日本全国約400社ある香取神社の総本社で、関東で2番目に古い神社。神武天皇18年に創建されたと言われており、鹿島神宮と同じく2600年以上もの歴史を持つ神社です!御祭神は、フツヌシ。勝利の神様で、霊剣・フツノミタマの威力を神格化した刀剣の神様です。古来より「国家鎮護の軍神」「勝利の神様」「武術の神様」として、朝廷・武士の崇敬を受けてきました。また、東京ドーム約2.6個分の広さを持つ〝香取の森〟は、古くから信仰の場として保護されてきたため、幹囲りが約3メートルを越えるスギをはじめ、イヌマキ・モミなどの巨木が林立しており、落葉に埋れた古道や古井戸はまるでタイムスリップしてしまったかのような景観をしのばせています。樹齢約千年の御神木などを目の前に決意をしたら、身も心も引き締まりそうですね。
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空飛ぶ地球儀 編集部
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