

「中東への旅行、今はどうなっているんだろう?」
ニュースなどで流れる国際情勢を見て、旅行を検討しながらも一歩踏み出せないでいる方も多いのではないでしょうか。
遠い地への旅だからこそ、現地の治安や空港の状況は、何よりも気になる情報だと思います。
そこで今回、阪急交通社では、ドバイ・アブダビ・ドーハという中東の主要拠点へ実際に社員を派遣いたしました。
空港の乗り継ぎから現地の街歩きまで、皆様が抱く不安を払拭するため、自らの目で「今のリアル」を徹底視察してまいりました。
結論から申し上げますと、現地は驚くほど平穏で、皆様を温かく迎え入れる体制が整っています。本記事では、実際に歩いて肌で感じた、中東の現在の様子を詳しくレポートします。
![]()
目次
- 今回の視察先について
- ドバイ国際空港 (羽田→ドバイ)
- ザイード国際空港(アブダビ→カタール)
- ハマド国際空港(ドーハ→ドバイ→日本)
- ドバイ市内観光
- アブダビ市内観光
- ドーハ市内観光
- ドーハ市内交通機関
- 視察まとめ
今回の視察先について
今回視察で中東「UAE(ドバイ、アブダビ)、カタール(ドーハ)」の空港、ホテル、観光地を中心に訪れてきました。
まずは、各都市の主要空港も視察し、チェックインカウンター状況や免税店などのテナントについても視察を行いました。
その後、各国の観光地の営業状況、公共交通機関の運行状況、ショッピングモールにあるテナント・レストランの営業再開状況、実際に当社ツアーで利用するホテルを確認してまいりました。
ドバイ国際空港 (羽田→ドバイ)
ドバイ国際空港 第3ターミナル
![]()
![]()
<視察の様子>
6/30(火)東京・大阪から4名の社員が現地視察のため出発し、各空港の現在の状況視察を行いました。
関空発エミレーツ航空317便・羽田発エミレーツ航空313便ともにドバイ国際空港の第3ターミナルに到着しました。
空港内は以前と比べると人が少ないものの、ターミナル内は特に問題なく、テナントも通常通り営業していました。
エミレーツ航空313便 チェックインカウンター周辺・機内
羽田便のエミレーツ航空受付カウンター前に日本人の姿も多く見受けられました。
昨今のインバウンドブームで、視察当日もヨーロッパへご帰国される海外の方で混雑していました。
羽田便のエミレーツ航空は深夜の出発時間ということもあり、機内はブルーのライトで落ち着いた雰囲気でした。
羽田出発便は、まずまず混んでいました。
ターミナルにある電光掲示板
![]()
ドバイ空港から出発する便が確認できる電光掲示板。
ヨーロッパやアフリカ、中東便も数分刻みのスケジュールで運航されていました。
ザイード国際空港(アブダビ→カタール)
ザイード国際空港
![]()
アラブ首長国連邦国営のエティハド航空のハブ空港であるザイード国際空港の視察を行いました。
今回はアブダビ~ドーハ間をエティハド航空661便にて実際に搭乗しました。
チェックインカウンターは東南アジアやヨーロッパからの観光客で混雑していましたが、オープンしているカウンターが多いことからスムーズにチェックインでき、アブダビ(ザイード国際空港)をほぼ定刻に出発。
ドーハ(ハマド国際空港)間も問題がなく、ドーハにはほぼオンタイムで到着しました。
ザイード国際空港内
![]()
<ザイード国際空港内電光掲示板>
エティハド航空661便のゲート案内が出発の1時間前、横に広い空港なので結構な距離を歩いてカウンターに向かいました。
エティハド航空661便
![]()
B26ゲートより出発、機材はA320、ビジネスクラスは2・2×2列の計8席・エコノミークラスは3・3の座席です。
運航も時間通りスムーズで1時間のフライトですが、軽食が出るのが嬉しいポイント。
8.9割の人が搭乗しており空席が少なかったです。
飛行中、安全面でも特に問題ありませんでした。
ハマド国際空港到着の流れ
![]()
ハマド空港C7に到着しました。
トランジットと入国について案内も分かりやすく出ているので問題ありません。
スタッフが少ないため、入国審査に若干時間がかかりました。
ハマド国際空港(ドーハ→ドバイ→日本)
ハマド国際空港
![]()
![]()
空港最後の視察は、カタール・ドーハにあるハマド国際空港です。
乗り継ぎやターミナル内の施設の確認をし、その後ドーハ~ドバイ間のカタール航空1018便に搭乗しました。
エミレーツ航空以外の便はドバイ国際空港のターミナル1に到着しますが、初日に利用したターミナル3と同じくまったく問題はありませんでした。
日本への帰国便はターミナル3から出発するため、ターミナル同士を繋ぐメトロにも乗車してきました。
ハマド国際空港内
![]()
ドバイ空港やアブダビ空港以上に人の流れが多いと感じました。
電光掲示板にある運行便も数分刻みのスケジュールで離陸しています。
カタール航空1018便
チェックイン時スタンバイとなりオーバーブックかと思うできごとがありましたが、実際に搭乗すると機内は50%弱の搭乗率でした。
ドバイ国際空港・第1ターミナル
![]()
エミレーツ航空以外の便はドバイ国際空港ターミナル1に到着します。ターミナル間の移動はメトロを利用しますが、5分刻みの運行でスムーズな移動が可能です。
ドバイ市内観光
中東のアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)の首長国の1つ(一番大きな首長国は隣のアブダビ)。
「経済のドバイ」「政治のアブダビ」とも言われ、「エミレーツ航空」の名前はここから来ています。
観光地はシーズンオフ(気温が高い)ということもあり閑散としているものの、市内はどこも平穏で、市民生活を平穏を保っていました。昼間から高級レストランで食事をとるドバイ人の姿などはとても優雅でした。
未来博物館
![]()
世界一美しい建物と呼ばれる未来博物館は、アラビア書道が刻まれており、楕円形の建物の形が印象的。手前にスクールバスが見えており、学校の社会見学も再開されていました。
未来博物館ですが、2026年9月1日より大規模改修につき休館することが決定しております。
再開予定は2027年初頭の予定だそうですので、9月以降に訪れる予定の方はご注意ください。
アイン ドバイ
![]()
ブルーウォーターズ・アイランドにある世界最大の観覧車でギネス記録にもなっています。
1周するのに40分かかり、観覧車には一度に36人も乗ることができます。
チケットは日本円で約5,000円程度。
現在シーズンオフ期間のため、運休しています。
秋以降の再開を目指してメンテナンス中でした。
バージュ アル アラブ
![]()
ドバイを代表する高級ホテルのバージュ アル アラブ。その独特な帆船型の形をした外観が印象的。最近では絶好の写真スポットとして観光客にも人気です。
ドバイフレーム
ザビール・パーク内に特徴あるタワーがあります。
高さ150m、幅93mの建物には2つのタワーを繋ぐ橋が架かっています。
![]()
その独特な形「ドバイフレーム(額縁)」で記念写真を撮る観光客の姿も見られました。
スパイスマーケット「スーク」
![]()
最先端の建物が目立つ一方、中東らしい雰囲気が残るマーケット「スーク」。
「オールドスーク」「ゴールドスーク」「スパイススーク」のドバイ3大スークは、普段と変わらず営業中でした。
アブダビ市内観光
アラブ首長国連邦の首長国7つのうちの1つ。UAEの首都はドバイではなくこちらアブダビです。
賑やかで高層ビルが立ち並ぶドバイと対照的に、街の雰囲気はゆったりとしていて緑も多く、経済的にドバイに比べ豊か。
ドバイに比べ、元々観光客が少ないこともあって、中東やインドからの観光客しか出会いませんでした。
なお、ドバイ同様、観光地は通常通り営業していました。
グランドモスク
![]()
![]()
![]()
「シェイク・ザイード・グランドモスク」はUAE最大のモスクで、アブダビで一番の観光地です。
UAE建国の祖 シェイク・ザイード大統領の名のもとに500億円以上の資金を投じて建設されました。
館内には世界最大の手織りのペルシャ絨毯が敷き詰められ、天井にはスワロフスキーのシャンデリアが連なっています。
今回オフシーズンということもあり、アブダビ有数の観光地でありながらも人はまばらで、通常は人が溢れる中央の広間も好きに撮影できました。
ルーブル・アブダビ
![]()
フランスのルーブル美術館初の海外別館として2017年に開館した観光名所。建物の独創的な美しさや彫刻物が見どころです。
絵画がメインではないので、フランスのルーブルをイメージして訪れると、少し驚くかもしれません。
※現在月曜日は閉館しておりますが、2026年9月7日より月曜日も開館いたします
エミレーツパレス
![]()
アブダビで一番の最高級ホテルです。
最上階にはUAE王専用の7つの客室が用意されています。
ロビー階にあるエミレーツパレス・カフェは観光客や地元のセレブで賑わっていました。
エミレーツパレス カフェ
![]()
![]()
このエミレーツパレス・カフェは一般客も利用可能です。
有名な金箔入りのカプチーノは、90AED(日本円で約3,600円)。UAEでも物価の高さを痛感しました。。。
ドバイとアブダビ
![]()
ドバイの乗用車のナンバーは「白」アブダビは「赤」。「経済のドバイ」「政治のアブダビ」と言われるほど街の様相も大きく違いました。
アブダビはドバイと比べてものんびりとした雰囲気がありました。
ドーハ市内観光
アラビア半島東部に位置する立憲首長制国家で、豊富な天然ガスと石油資源を背景に世界有数の高所得国になったイスラム教国。
今回訪れた3都市の中で一番宗教色の強い国でもあった。時差は日本時間▲6時間、UAEとも時差が1時間あるため注意が必要(UAEは▲5時間)。自国周辺をサウジアラビアやイランなどの大国に囲まれているため、「どの陣営にもつかないバランス外交」を徹底しているとのことで、市内はドバイやアブダビよりものんびりした平和な雰囲気に溢れていた。
カタール国立博物館
![]()
ドーハに2019年3月にオープンした博物館で、アブダビにあるルーブル美術館と同じフランスの建築家「ジャン・ヌーヴェル」の作品です。
中には、遊牧民が暮らす砂漠の国であったカタールの発展の歴史・文化を後世へと伝える展示があります。
外観は"砂漠のバラ"(デザート・ローズ)をイメージしているそうです。
※火曜日と金曜日の午前は休館しておりますので、訪れる際はご注意ください
スーク・ワキーフ
![]()
![]()
ドーハの宿泊先はスーク・ワキーフ内にあるホテルでしたので、スーク内を自由に散策することができました。
日中よりも日が落ちてからのほうが人通りが人が多かったです。
こちらも紛争の影響もなく、のんびりと散策することができました。
スーク・ワキーフは、10:00~12:00と16:00~22:00(一部店舗によって異なります)に分かれて営業しております。訪れる際はご注意下さい。
ファルコンスーク
![]()
スーク・ワキーフ内にある鷹狩のグッズを取り扱うお店。
独特の雰囲気が漂う店内には、実際に鷹(ファルコン)が数十羽飼われており手に載せることができます。
工芸品や香辛料だけではない、ドーハの伝統文化が感じられます。
イスラム美術館
![]()
7世紀から20世紀にかけてのイスラム芸術を見ることができる美術館。
コーランなどの写本や文書類、ガラス工芸など多岐にわたるコレクションが見どころです。
暑い時期(シーズンオフ)ということもあり、観光客は少なく、ゆっくりの観光できました。
ドーハ市内交通機関
![]()
![]()
空港への移動は地下鉄が中心です。
鉄道は、レッド・グリーン・ゴールドラインから成り立っており、治安も心配いらずでした。
視察まとめ
空港編
UAE(ドバイ、アブダビ)、ドーハ(カタール)3空港ともに、通常通りの営業に戻っています。ヨーロッパやアフリカへの乗り継ぎ便も遅延はなく、空港内は通常通りの運営が行われていました。
また、ターミナル内あるテナントについても通常通り営業しております。
今回、ヨーロッパやアメリカなどサマーホリデーシーズンに突入したこともあり、特に中東のハブ空港と言われているドバイ国際空港は、ファミリー連れの観光客で賑わっていました。
市内編
ドバイ、ドーハ、アブダビの3都市の観光地視察を行いましたが、観光ができる環境が整っていました。
シーズンオフに突入していることもあり、お店の改装工事や営業時間の短縮が一部の店舗ではありましたが、品揃えも豊富でした。
ドバイではドバイ・サマー・サプライズ期間に突入したこともあり、各店舗ではセール品が店頭に並び始めています。
物価高の現在、お得に買い物が楽しめますね。
公共交通機関編
メトロ、市バス、タクシーなど公共の交通機関は通常通り運行されていました。
ドバイ市内を走る全長約90kmのドバイメトロも約5分間隔で運行されており、海外からの旅行者も市内の移動手段として利用していました。
このように、危険を感じる場面がほとんどありませんでした。
現地はかなり穏やかで欧米やインドなどからのお客様も、普通に観光をたのしまれておりました。
このレポートを読んで、中東旅行に興味が出てきた方、ツアー再開の際には、ぜひ阪急交通社のツアーを通して旅行に行きませんか?

「中近東」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『中近東』旅行はこちら
※外部サイトに遷移しますRelated postこの記事に関連する記事

Ranking中近東記事ランキング
-

すさっち
- 旅行が大好きな、娘2人と息子1人の3児の父親です。気づけば渡航国数は50ヵ国以上になりました。行った国々でマグネットを買い集めていましたが、妻にいつの間にかほぼ捨てられて以降、旅先でマグネットを買うことはなくなりました。カメラを新しく買い、今では観光地でどうやったら上手く写真を撮れるか、最近では家族動画をyoutubeで限定公開して見れるよう編集するのが趣味になっています。


























