南房総で楽しむ野点ガイド・おすすめスポットとお茶請け情報|千葉県

「お茶を点てて飲む」と聞くと、礼儀作法が厳しそうなイメージがありますが、屋外で楽しむ「野点(のだて)」は、細かい作法にとらわれず気軽にお茶を楽しめます。

近くの公園でも簡単にできますが、ドライブがてら南房総の自然の中で野点を楽しんでみませんか。道中立ち寄れるお茶請け購入スポットと、気軽に行ける野点おすすめスポットを紹介します。

目次

家にあるもので野点を楽しむ

まずは出発前に、必要なものを揃えておきましょう。といっても、わざわざ新しい物を購入する必要はありません。ふだんからキャンプをする人で、ガスバーナーやコッフェルを持っている人はそれを使えますし、持っていない人はお湯を魔法瓶に入れ、家にあるお椀を持って行けばOK。

南房総 お茶 野点 観光
<赤い布を敷くだけで映えます>

抹茶を点てるのに欠かせないのは茶筅(ちゃせん)です。泡立て器やミルクフォーマーなどで代用する人もいますが、茶筅がある方が気分も上がり、写真映えもします。赤い布やお気に入りの布を敷くだけで、気分が盛り上がるのでおすすめです。

お湯、お椀、抹茶、茶筅があれば野点はできます。あとは自分のこだわりに合わせて、和菓子を乗せる和紙「かいしき」や、和菓子を食べる楊枝を持参したり、楽しみ方はどんどん広がります。

一度だけ、野点をする現地に到着して初めて、お椀を忘れていることに気づいたことがありました。季節の和菓子を買って楽しみにしていただけに、とても悔しい思いをしたので、忘れ物がないようにしっかり準備して行きましょう。

観音山と御殿山に行く前に、道の駅でスイーツ購入

鋸南富山ICから2分の場所にある「道の駅富楽里とみやま」は、「ハイウェイオアシス富楽里」として有料道路の休憩施設としても利用が可能です。新鮮な野菜や魚が手に入る直売所が、地元の人にも人気の場所。

南房総 お茶 野点 観光 お菓子 菜の花
<バターの香りと黄味餡の甘さが口の中に広がる花菜っ娘>

野点のお供に、南房総の銘菓として50年愛され続けている「花菜っ娘(はななっこ)」はいかがでしょうか。道の駅富楽里とみやまでは、一つから購入可能です。クッキーやカヌレなどの焼き菓子もあるので、お好みのものを選んで野点に連れて行きましょう。

道の駅 富楽里とみやま

道の駅富楽里とみやまから歩いて行ける観音山

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<観音山からの景色>

車が無い人でも、高速バス「房総なのはな号」で東京駅から約80分で到着する「道の駅富楽里とみやま」。ここから田園風景の中を1.2km歩いた場所にある観音山(かんのんやま)は標高20.7mで、小さな子どもでも気軽に登れる山です。

こんなに簡単に登れるのに、そこから見られる景色は絶景なのが観音山のいいところ。海の向こうに富士山が見えることもあり、夕日も堪能できます。

南房総 お茶 野点 観光 観音山
<観音山の山頂で野点>

4月に訪れたときは鯉のぼりが掲げられ、頂上には五月人形がたくさん置かれていました。ベンチがあるので、お茶を点てて夕日を眺めるのもおすすめです。

観音山

  • 所在地:千葉県南房総市市部632−1

大黒様にも会える御殿山

「道の駅富 楽里とみやま」から車で12分、大杉観音堂の手前に御殿山駐車場があります。御殿山での野点ポイントは2カ所。30~40分歩いたところにある大黒様が祀られた場所にはベンチがあり、富山(とみさん)や美しい里山の景色を堪能できます。時間がない人は、この景色を眺めながら野点を楽しめます。

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<大黒様が里山の景色を見守っています>

時間と体力に自信のある方は、ここで服してから30分ほど歩いて御殿山頂上へ向かいましょう。

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<頂上からは遠くに雪をかぶった富士山が見えました>

標高363.7mの頂上からは、天候により富士山が望めます。東屋があるので、そこで自然を体感しながら野点を味わってみてください。

御殿山

「一年中サクラ咲く里山づくり」を目指す安馬谷里山

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<安馬谷里山の堰>

春だけでなく9月から12月にかけて咲くサクラなど、130種類のサクラが植樹された安馬谷(あんばや)里山は、のどかな里山の景色が残っている場所です。安馬谷八幡神社の向かいにある安馬谷青年館に駐車可能で、青年館の先右手に安馬谷里山への入り口があります。

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<お椀以外の道具は揃っていた......>

海が見えるポイントにベンチがあるので、景色を眺めながら野点をしようとしました。しかし、お椀を忘れてしまったため野点ができず......。熱々のお湯を飲みながら練きりを食べた思い出の場所です。

安馬谷里山

  • 所在地:千葉県南房総市安馬谷299

安馬谷里山に行く前に立ち寄るべきお店

大きなさざえ最中のモニュメントが目印の「いとを菓子 盛栄堂」は、 銘菓「さざえ最中」が有名なお店です。和菓子製造一級技能士が作る季節ごとの和菓子も揃っているので、お気に入りが見つかるはず。安馬谷里山へ向かう道中にあるので、お茶請けは盛栄堂でチェックしてみてください。

いとを菓子 盛栄堂

地元の人に愛される「私たちの山」、おんだら山

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<おんだら山の入り口>

南房総の方言で「私たちの山」という意味を持つ「おんだら山」。道中黄色地の看板や駐車場もあるので、気軽に行きやすい山です。入り口の両脇にはサクラの木が植えられている、標高100メートルほどの山なので、小さな子ども連れでも登れます。

南房総 お茶 野点 観光 おんだら山 富士見の丘
<富士見の丘で野点>

「富士見の丘」や浅間神社がある頂上以外にもベンチが置かれている場所があるので、まずはぐるっと散策してお気に入りの場所を見つけるといいでしょう。

おんだら山

  • 所在地:千葉県南房総市千倉町川戸392

おんだら山へ行く前におすすめの立ち寄りスポット

「道の駅グリーンファーム館山」は、ヤギにえさやり体験ができる道の駅です。直売所では、「花菜っ娘」を製造している老舗和洋菓子店「房洋堂」とのコラボスイーツを扱っています。他にも多種多様なお菓子があるので、ぜひ立ち寄ってお気に入りを見つけてください。

道の駅 グリーンファーム館山

まとめ

どのスポットも、サクラやツツジ、アジサイ、スイセンなど季節の花が楽しめるようになっているので、自然の中に身を置いてお茶を点て、風や空気、匂いや音も含めて南房総での野点を楽しんでみてください。

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鍋田ゆかり

バックパッカーで旅したあと房総半島に上陸。自転車キャンプ、犬連れ車中泊、サハラ砂漠、ラクダ、アラブ・イスラム文化、行き当たりばったりな旅が好き

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