60代の女性一人旅におすすめの国内観光スポット

今度の休みは、自分だけの時間を贅沢に使ってみませんか? ライフステージが変化し、少しずつ自由な時間が増えてくる60代。これまでは誰かと一緒だった旅も、「ひとり」という選択肢を加えてみると、見えてくる景色がガラリと変わります。

「スマホ操作や体力が少し心配」という方も大丈夫。大切なのは、無理のないプランニングと、自分に合った目的地選びです。この記事では、60代女性が安心して一人旅を満喫できる厳選スポットと、不安を安心に変える旅のポイントをわかりやすく紹介します。

目次

60代の女性一人旅を成功させるポイントは?

60代からの一人旅は、「若い頃と同じように」と張り切りすぎないのがコツ。今の自分に合った心地よいペースを見つけられれば、心にふわりと余裕が生まれ、景色や食事の味わいもいっそう深く感じられるはずです。ここでは充実した一人時間を過ごすための、3つのポイントを見ていきましょう。

旅行の目的を明確にすると達成感あり!

「温泉でとにかく癒やされたい」「あの美術館の絵をじっくり見たい」「歴史ある町並みを自分のペースで歩きたい」など、今回の旅行の目的を絞ってみましょう。

目的がはっきりしていれば、あちこち観光する予定を詰め込まなくてすみ、体力的なゆとりが生まれます。欲張らず「ここに行ってこれをする」という場所を設定することで、帰宅後の満足感や「やり遂げた」という達成感も得られます。

具体的には、のんびり派なら「露天風呂付き客室のある宿を拠点にして、周辺の散策と宿での読書だけに絞る」といったプランがおすすめ。アクティブ派なら「駅近のホテルを予約し、1日に巡るスポットを2か所セレクト」といったプランもいいでしょう。

優先順位をはっきりさせておけば「あれもこれも」と追いかけずにすみ、見たものや体験したことが一つひとつ記憶に残る旅になります。

「あえて何も決めずに行く」も楽しい!

反対にあえて細かいスケジュールを決めすぎず、「朝着いてから、その日の気分で行き先を選ぶ」のも、一人だからこそできる旅の楽しみ方です。

あらかじめ決めておくのは、宿泊先と大まかなエリア、そして「行きたい候補」のメモだけで十分。当日の体調や天気に合わせて「今日はここにしよう」と柔軟に選ぶスタイルは、心と体のゆとりを生んでくれます。

たとえば「午前中はカフェでゆっくり、午後から動き出す」「雨が降ったら、屋内の美術館やカフェ時間に切り替える」といったゆるいルールだけ決めておけばOKです。予定どおりに進まなかったときでも、誰にも気を遣う必要がないのが一人旅の大きな魅力です。

健康状態に合わせて旅行先を決める!

60代の旅で最も大切にしたいのは、自分のコンディションに合わせた無理のない目的地選びです。

坂道や階段が多いエリアよりも、公共交通機関が充実していて歩行距離が短くすむ街や、平坦な道が多いエリアを選ぶと安心。また、以下のようなちょっとした工夫で、旅の快適さはぐっと変わります。

・1日の観光時間を決めておく
外を歩くのは「3~4時間まで」にする。

・移動をラクにする
駅から徒歩すぐのホテルを選び、荷物の移動を最小限にする。

・「連泊」を活用する
到着日は移動だけでゆっくり休み、翌日に万全の状態で観光を楽しむ。

もしも持病など不安がある場合は、事前に主治医に相談したり、常備薬を少し多めに用意したりするのも忘れずに。万が一に備えて、宿泊先周辺の病院をメモしておくと、より心穏やかに旅を楽しめます。

60代の女性一人旅におすすめの国内観光スポット

ここからは、60代の女性が一人でも訪れやすく、自然・歴史・アート・温泉をバランスよく楽しめる国内スポットを紹介します。いずれも移動の負担が少なく、落ち着いた雰囲気の中で自分のペースを大切にできる場所ばかりです。

五稜郭公園(北海道):四季の彩りと歴史の息吹に触れる

五稜郭タワーから見た五稜郭公園

函館を代表する「五稜郭公園」は、美しい星形の城郭跡を整備した開放感あふれる公園です。春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、そして冬の幻想的な「五稜星の夢(ほしのゆめ)」のイルミネーションと、どの季節に訪れても心洗われる景色に出会えます。

公園内は平坦で歩きやすく、随所にベンチが設置されているのも嬉しいポイント。堀に映る空を眺めながら、ひと休みしては歩く......そんな贅沢な時間が過ごせます。隣接する五稜郭タワーの展望台へ上れば、エレベーターで一気に星形の全景を見渡せ、箱館戦争の歴史に思いを馳せるひとときも。

函館市内は路面電車(函館市電)が網羅されており、主要な観光地への移動が非常にスムーズ。函館空港から市内へもシャトルバスで約20分と、初めての北海道一人旅でも迷わず楽しめる安心のエリアです。

金沢(石川県):伝統とモダンが息づく街をバスで巡る

兼六園

コンパクトな城下町・金沢は、観光客向けの周遊バスが充実。主要スポットを効率よく、座って移動できるのが大きな魅力です。

日本三名園の一つ「兼六園」は、季節ごとの美しさはもちろん、園内に点在する茶屋でのお抹茶や甘味も見逃せません。坂道もありますが、整備された園路を選べば自分のペースでゆっくりと散策を楽しめます。

すぐそばにある「金沢21世紀美術館」では、現代アートの不思議な世界に浸ったり、無料エリアの芝生広場で風を感じたりと、自由な時間を過ごせます。ひがし茶屋街や近江町市場も、バスを上手に使えば体力的な負担を抑えて回れます。金沢なら、1〜2泊の短い旅でも濃密な満足感を味わえるでしょう。

箱根(神奈川県):スムーズな移動でアートや温泉に浸る

箱根

都心から特急「ロマンスカー」一本でアクセスできる箱根は、一人旅のハードルが低い定番スポットです。登山電車やロープウェイ、海賊船といった多彩な乗り物を乗り継ぐ行程そのものが楽しく、車がなくても強羅や仙石原などの美術館エリアへスムーズに移動できます。

「ポーラ美術館」で森のアートに没頭したり、芦ノ湖畔のテラスで富士山を眺めながらランチを楽しんだりと、自分の好みに合わせたプランを自由に立てられるのは、このエリアならでの楽しみ方。美術館併設のカフェは一人でも入りやすく、気兼ねなく過ごせます。

とくに夜はおひとり様プランのある宿で名湯に浸かれば、心身ともにリフレッシュ。初めての温泉一人旅にも、自信を持っておすすめできるエリアです。

安曇野(長野県):北アルプスを望む自然景観に癒される

安曇野

長野県の安曇野は、雄大な北アルプスを背景に、広大なわさび田や清流が広がる癒やしの里です。ハードな登山は自信がないけれど、山の空気を感じたい――という方に最適です。

日本最大級の「大王わさび農場」は、平坦な散策路が整備されていて、水車小屋が回るのどかな風景の中をゆっくり歩けます。安曇野は小さな私設美術館や絵本館が点在する「アートの里」でもあります。

アクティブに楽しみたい方は、電動アシスト付きのレンタサイクルが便利。坂道を気にせず、田園風景の中を風を切って走る開放感は格別です。松本駅から電車で約30分とアクセスもよく、城下町・松本とあわせて巡る旅も素敵です。

別府温泉(大分県):湯けむりの街で心ゆくまで「湯治」する

別府温泉

日本一の湧出量を誇る別府温泉。街のいたるところから上がる湯けむりは、眺めているだけで旅情を誘います。

定番の「地獄めぐり」は、すべてを回ろうとすると体力を消耗しがち。まずは海地獄や血の池地獄など、気になる数か所に絞ってバスやタクシーで訪れてみましょう。

宿泊施設の選択肢はとても豊富。至れり尽くせりの老舗旅館から、モダンなバリアフリーホテルまで、自分のスタイルに合わせて選べます。夕食後はお部屋でゆっくり読書を楽しんだり、貸切風呂でプライベートな時間を過ごしたり。「観光は抑えめに、あとは温泉と自分のための時間」という、メリハリあるプランが似合う街です。

長崎(長崎県):路面電車に乗って異国情緒と歴史に触れる

長崎の路面電車

どこか懐かしい路面電車は、長崎市内のシンボル。運賃が手頃で分かりやすいので、地図を片手に気ままに乗り降りするのが一人旅の醍醐味です。

平和公園や長崎原爆資料館、世界遺産の大浦天主堂やグラバー園など、じっくりと時間をかけて巡りたいスポットが目白押し。「坂の街」として有名ですが、路面電車や斜面移送システム(エレベーター)を組み合わせれば、意外と体力を使わずに観光できます。

新地中華街や出島周辺には、一人でも気兼ねなく長崎グルメを楽しめるお店がたくさん。夜は稲佐山からの夜景を眺めるツアーに参加するのも、思い出深い体験になるはずです。

60代の女性一人旅に関するQ&A

一人旅に興味はあっても、「スマホに自信がない」「ツアーに一人で参加して浮かないか心配」といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ここではそんな疑問を解消し、自分らしく旅を楽しむためのちょっとしたコツをお伝えします。

Q.チケットの手配やスマホの操作が苦手だけど大丈夫?

今はインターネット予約が主流ですが、すべてを自分一人で完璧にこなす必要はありません。旅行会社の窓口で相談しながら手配してもらう方法や、駅や空港でスタッフに手伝ってもらいながらチケットを購入する方法もちゃんと用意されています。

スマホに不慣れな場合は、あらかじめ「宿の住所」「電話番号」「乗り換え回数の少ないルート」などを紙のメモに控えておきましょう。道に迷ったときも、そのメモを駅員さんや観光案内所で見せれば、スムーズに助けてもらえます。

また、最初から交通と宿泊がセットになったパッケージツアーを選べば、細かい手配の手間が省けます。日程表を紙で受け取れるプランを選んだり、現地での観光だけをプロに任せる「オプショナルツアー」を組み合わせたりすれば、自由度を保ちつつ、手配の不安をぐっと減らせます。

Q.ツアー参加が安心だけど、一人でも大丈夫?

「一人きりは心細いけれど、団体旅行で周りに気を遣いすぎるのも疲れてしまう」。そんな方には、近ごろ人気の「おひとり様参加限定」のツアーがおすすめです。

参加者全員が一人旅というツアーなら、「浮いてしまうかも」という心配は無用です。添乗員が同行するため移動や手続きはすべてお任せでき、食事の席や部屋割りも一人で気兼ねなく過ごせるよう配慮されています。

例えば阪急交通社では、一人参加を前提とした国内ツアーを豊富にラインナップしています。大人の女性が心地よく過ごせる工夫が凝らされているので安心。まずはこうしたツアーで「一人で旅をする感覚」に慣れてから、少しずつ完全フリーの個人旅行にステップアップしていく――そんなふうに自分のペースで「旅の幅」を広げていくのも楽しみのひとつです。

一人旅!おひとり様おすすめの旅行・ツアー特集(阪急交通社)

60代の女性一人旅を思う存分楽しもう!

60代の一人旅は、これからの人生をどう楽しむかを静かに見つめる貴重な時間です。大切なのは「こうすべき」と自分を縛らず、今の自分が心地よいと感じるスタイルを選ぶこと。目的や体力に合わせた行き先を選べば、一人だからこそ味わえる充足感はより大きなものになります。

不安なときは、人の手を借りたりツアーを活用したりしても大丈夫。「一人で行こう」と決めたその一歩こそが、何より素敵な選択です。次の休みは、気になる場所への一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。「60代からの毎日は、まだまだ新しい楽しみに溢れている」と実感できるはずですよ。

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