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物価が高いスイスで買うお土産はスーパーで調達!

<TOP画像:スイスの観光地にあるギフトショップ>
海外旅行に行って悩むのは"お土産"。特に家族、友人・知人、同僚、クラスメートなどなど、ばらまき土産も含め、いったい何を買えば良いのかと思案したことはありませんか?
スイスに長く暮らす私ですが、初めてこの国を一人で訪れた時は、どんなお土産を買って帰ろうかかなり迷った末、結局買って帰ったのはなんと絵葉書1枚だけ!(笑)。
今でこそかなりバラエティに富んだ商品がギフトショップで売られていますが、私がスイスを訪れた20年前は、土産屋で見かけるものといえば高価なものが多く、しかもデザイン的にも実用的にもイマイチなものが多かったように思います。
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<木彫りのカッコウ時計は可愛いけど、高価な上、何より持ち帰るのが大変そう>
その後ひょんなことからスイスへ移住することになったわけですが、日本帰省前によくスーパーで買って帰る品々を、100%私の独断と好みでちらっとご紹介します。
目次
定番だけど喜ばれるのは、やっぱり「スイスチョコレート」「ザ・スイスな土産」
スイスといえばチョコレートだったり、スイスらしいモチーフのキーホルダーや雑貨が頭に浮かびますが、こういったいわゆる"定番みやげ"はいつも人気があるように思います。
スイスのどのスーパーでも、さまざまな種類のスイスチョコレートが棚に並んでいるので、予算に応じて自由に選べるのが良いですね。スーパーだと安価なものも手に入りますし、よく値引きがされているのも嬉しいポイント。
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<今年の日本帰省前に購入したチョコレートたち>
ちなみに私が良く見て回るのは、スイスでおなじみのスーパー「コープ(Coop)」「ミグロ(Migros)」「デナー(Denner)」、さらにドイツ系スーパーの「アルディ(Aldi)」「リードル(Lidl)」やドイツ系ドラッグストア「ミュラー(Müller)」などですが、その他各地のギフトショップや百貨店などでも面白いものがあるので、時間があればこの辺もチェックしてみてください。
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<スイス旅の良い思い出になりそうなお土産がいっぱい>
また"ザ・土産"的な商品も素敵なものが多いものの、全体的に値段が高いものが少なくないので、ばらまき土産というよりは自分向けや家族、恋人、親友、いつもお世話になっている人など、大事な人向けに良いかもしれませんね!
飲み物」に関するお土産色々
リーズナブルな値段で種類も多く、軽いので持って帰りやすいのが各種ティーバッグ。茶葉のものもあります。
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<お茶の種類が多すぎて迷ってしまいそう>
スイスでは体調がすぐれない時にハーブティーを飲む人も多いので、そういった用途のハーブティーも多くあります。値段はメーカーや大きさにより異なりますが、安いものでは1スイスフランぐらいからあり、そしてどのスーパーでも買うことができます。
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<日本ではレアなスイスワインはいかが?>
またお酒が好きな方ならば、日本ではほとんど見かけない「スイス産ワイン」もおすすめです。さすがにばらまき土産...には重いと思いますが、ワイングラス一杯分ぐらいの小さなサイズも。小瓶のものなら2スイスフランぐらいからあります。
酒類を販売しないミグロ(Migros)以外のスーパーなどで購入できます。
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<スイスのビールも飲みやすくておすすめ>
同様にスイス産ビールも、日本ではほぼ見かけないのでレアなお土産として良いかもしれません。
その地域のみで販売される地ビールも結構あるので、自分向けやお酒が好きな方へ買って帰るのもアリかも。ただワイン同様重いのと、日本入国時に免税範囲で持ち込める酒量に制限があるのでご注意(760mlのボトル3本=計2,280ml以内)。値段は1本2.5スイスフランぐらいから。
リーズナブルで持って帰りやすい「雑貨」「コスメ」
ペーパーナプキン
雑貨は軽くて、値段も予算を圧迫しにくいものが多いように思います。例えばペーパーナプキンは種類も多く、スーパーなど取り扱う店も多いので、時々日本に買って帰っています。
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<ペーパーナプキンは軽くて持ち帰りやすいです>
日本でもこういった可愛らしいペーパーナプキンは買えますが、種類が多く、値段もお手頃なものはスイスの方が見つけやすいです。雑貨店や各スーパー、ドラッグストアのミュラー(Müller)などで見かけます。値段はだいたい2~6スイスフランぐらいでしょうか。
カレンダー
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<実用的で1年間楽しめるスイスのカレンダー>
あとはスイスのカレンダーも実用的。スイスの美しい景色が1年間楽しめるし、「今月はどの風景かな?」と楽しみにもなります。卓上サイズからポスターのように大きなものまであり、ギフトショップやスーパー、百貨店など入手しやすいです。
ただ値段は小さいものでも10スイスフラン以上はするので、ご自分向けや親しい人たちへのお土産にいかが?
コスメ系
さて、コスメ系も小さくて種類も多いため、毎回好んで買い求めています。私の周りではハンドクリームやシャンプー、ボディソープのミニボトルが人気です。
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<種類豊富なコスメ商品は使い勝手も良いです>
スイスやドイツ製のものは、日本では高価なものも多いので、ミュラー(Müller)などドラッグストアや各スーパーなどでまとめ買いしています。その他ヨーロッパらしいカラフルなソープやバスソルト、フェイスマスクなど迷うほどあり、悩みます(笑)。
値段は大きさや商品により異なりますが、小さくて安いものであれば2~3スイスフランぐらいからあります。
調味料もユニークなお土産に
食べるのが好き、または料理好きの人に買って帰ることがあるのが、スイスのスーパーで買える調味料。
調味料
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<一見これは何?となるユニークな容器のマヨネーズとマスタード>
例えばスイスの老舗会社トミー(Thomy)の商品。現在はネスレの傘下ですが、まるで巨大な歯磨きのようなチューブ入りのマヨネーズやマスタードは、形もユニークな楽しいお土産です。
マヨネーズ一つでも色んな種類があり、他にはBBQソースやケチャップ、タルタルソースなどもあります。どのスーパーにも置いており、ドイツなど他ヨーロッパのスーパーでも見かけます。
商品により値段も異なりますが、1つで約2~3スイスフラン。しかもよく値引きもされているので、まとめ買いするとお得になることも。ぜひチェックしてみてくださいね。
スイスの塩
そして最後にご紹介するお土産は「スイスの塩」。リーズナブルで喜んでもらえやすいお土産の一つです。小さいサイズだと1スイスフランぐらいからあります。
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<アルプスの塩も使いやすく、喜ばれます>
海に囲まれた日本では海の塩がおなじみですが、スイスでは「アルプスの塩」が一般的。軽くて、またスイスらしい見た目が可愛らしいので、ばらまき土産に最適!コープ(Coop)やミグロ(Migros)などのスーパーでよく見かけます。
まとめ
旅行中は、なかなかお土産探しに費やせる時間も少なく、探しているうちに帰国日!なんてことも。
スイスに限らず、知らない土地で行くべき場所はやはりスーパーマーケット。その地で暮らす人たちの空気が漂い、面白いものもたくさん見つかるので、今回ご紹介したものに加え、色々な楽しいお土産をたくさん見つけてみてくださいネ。
※この情報は2025年11月現在のものです。
チューリッヒ国際空港 (ミグロス スーパーマーケット)
- 所在地:Zurich Airport, Flughafen, 8058 Kloten, スイス
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小島瑞生
- 1998年~2009年まで暮らしたアイルランドから、2009年スイスへ移住。面白そうなコト・モノを求め、スイス国内や欧州の国々をウロウロしながら、雑誌やウェブサイト、ラジオ等のメディアに様々な情報を発信中。趣味は旅行とハープ&ピアノ演奏。




























