【絶景スポット】驚きの透明度!柏島の海と仁淀川をハシゴしてみよう|高知県

四国・高知県といえば絶景で知られるスポットが多数点在していますがその中でも指折りの絶景で知られる2つのスポットをご紹介しましょう。

1つ目は海の絶景スポット「柏島」です。沖縄の海かと見間違う程の海の色と圧倒的な透明度はネットでも度々話題になっています。

もう1つは川の絶景スポット「仁淀川」。仁淀ブルーの異名を持つ全国的にも屈指の清流として知られており、こちらもネットで一躍有名になった川といえます。

誰もがSNSにアップしたくなる、絶景スポットへと行ってみましょう!

目次

東京から一番遠い海!?高知・柏島

東京から一番遠い海!?高知・柏島

1つ目の絶景スポット、柏島は高知県幡多郡大月町にあります。ピンと来ない方も多いと思いますが、四国西南地区の中でもさらに西南端に位置するエリアになります。とにかく交通の便の悪さが有名で「東京から一番遠い海」の異名も持つエリアでもあります。

とにかく柏島へ辿り着くのは容易ではありません。そもそも四国をグルリと一周できる高速道路網は2025年現在は完成しておらず、下道を走る行程が多くなります。県庁所在地の高知市からでも車で3時間以上かかってしまうというハードルの高さ!

高知・柏島のエメラルドの海

高知・柏島のエメラルドの海

でも、そんな苦労を味わったからこそ、柏島に着いた時の感動はひとしおです。まるで沖縄の海と見間違う程のエメラルドグリーンの海がとにかく美しい。

この海を見たさにわざわざ日本各地から訪れる人も多い絶景の海なのです。

柏島の海は透明度も非常に高く、船が浮いているように見える

柏島の海は透明度も非常に高く、船が浮いているように見えるということでSNSで何度も話題になりました。沖縄以上に沖縄らしい、そんな柏島の海の秘密はやはり黒潮。

南の海から流れてきた黒潮が日本列島で最初に接岸するエリアがこの周辺の海なのです。まさに柏島の海は南国の海そのものだったのですね。

柏島は泳げる絶景スポット!

ちなみに柏島四国の本土側とは数十メートルほどしか離れていないため、橋で簡単に渡ることができます

ちなみに柏島は文字通りの島です。四国の本土側とは数十メートルほどしか離れていないため、橋で簡単に渡ることができます。島自体はこじんまりとした島で、半分以上が山なので島の東側だけが散策エリアになります。15分程あれば行ける範囲は歩いて回れる感じのサイズ感です。

そんな島内を歩いていると気付くのですが、ダイビングショップが多かったりします。そう、ここ柏島はダイビングスポットとしては以前から有名な場所だったのです。黒潮の影響を大きく受ける海は魚影も濃く、海も綺麗なのでダイビングにはもってこいの場所なのです。

柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチ

柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチ

柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチ

柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチなど周辺

柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチなど周辺

なおダイビングだけでなく普通に泳ぐことができるので、海が綺麗だなあと眺めているだけでなく、夏場に訪れているならばぜひとも泳いでみてください!柏島へと繋がる橋の周辺にある柏島ビーチなど周辺にはいくつかの遊泳区域が設定されています。

遊泳区域はブイで囲まれていますので分かりやすいです。ちゃんとブイの内側でも魚がたくさん見ることができますし、じゅうぶんに楽しむことができるでしょう。

橋の上から海を見ても、海の中で泳いでいる魚がしっかり見え、底まで透けているかのような驚きの透明度

橋の上から海を見ても、海の中で泳いでいる魚がしっかり見え、底まで透けているかのような驚きの透明度

海の中で泳いでいる魚

橋の上から海を見ても、海の中で泳いでいる魚がしっかり見え、底まで透けているかのような驚きの透明度と、浅瀬で浮いているだけでもたくさんの魚を見ることができる豊かな海。

なかなか本土の海ではできない体験ができるというのが柏島の真骨頂。遠くて行きにくくても、行ってみたくなる憧れを抱くスポットなのです。

柏島ビーチ

  • 住所:高知県幡多郡大月町柏島
  • 電話:0880-62-8133(大月町観光協会)
  • 駐車場:あり 普通171台 無料(7~9月 1日500円)
  • アクセス:高知市内から車で約3時間30分

足摺岬

足摺岬

足摺岬 海

足摺岬 銅像

足摺岬 プレート

足摺岬 案内版 銅像

実は柏島は四国最南端の足摺岬とほとんど緯度が変わらない位置にあります。足摺岬からは60km、車で1時間強といった距離感です。柏島を目指すなら足摺岬もセットで訪ねるのがおすすめ。

足摺岬もまた、黒潮の海を堪能できるベストスポットです。せっかくここまで来たのなら、行かないと損ですよ。

足摺岬

  • 所在地:高知県土佐清水市足摺岬1349 (観光案内所)
  • 電話:0880-82-1212(土佐清水市 観光商工課)
  • 駐車場:あり 
  • アクセス:高知市内から車で約3時間30分

仁淀ブルーに憧れて

仁淀ブルー

皆様もSNSなどで「仁淀ブルー」をご覧になったことがあるでしょう。想像を超える透明度と澄んだブルーの川に心を奪われた人も多いはず。そんな仁淀ブルー見たさに仁淀川を訪れる人も年々増えています。

仁淀ブルーを体験できるスポットはいくつかありますが、筆者のおすすめは仁淀川エリア随一の「仁淀ブルー」とされる「安居渓谷」です。

秋になると県下随一の紅葉スポットともなる安居渓谷はとにかく美しい水の景色が見たいという方にはピッタリ。安居渓谷までは高知市内から車で1時間強ほどの距離にあります。細い山道の区間もあるので、運転にはじゅうぶん注意が必要です。

仁淀川で最下流に位置する沈下橋「名護屋沈下橋」

さて高知市内から安居渓谷へ向かう途中、仁淀川で最下流に位置する沈下橋「名護屋沈下橋」がありますので立ち寄ってみましょう。

沈下橋といえば、欄干のない橋

沈下橋といえば、欄干のない橋像

沈下橋といえば、欄干のない橋

沈下橋といえば、欄干のない橋

沈下橋といえば、欄干のない橋で「ザ・四国の川」といったイメージですね。この名護屋沈下橋は仁淀川にかかる沈下橋では一番長く、今も生活道路として使われている現役の橋です。欄干がないので歩くのはドキドキしますが、渡ったりしながら映える写真を撮ってみましょう。

安居渓谷で仁淀ブルーに出会う

名護屋沈下橋からさらに山深くを目指して走ること約40分、安居渓谷へと辿り着きます。安居渓谷とひとくちに言っても散策エリアは少し広めです。

安居渓谷唯一の宿である宝来荘前の駐車場が大きいのでそこに車を停め、徒歩で1~2時間程度は散策するつもりで行きましょう。

安居渓谷で仁淀ブルー

安居渓谷で仁淀ブルー

川沿いには遊歩道がありますので川に沿って歩いて行けば見どころが点在しています。

植物の根が大きな岩を割ってできたという「せり割洞穴」

植物の根が大きな岩を割ってできたという「せり割洞穴」

植物の根が大きな岩を割ってできたという「せり割洞穴」

植物の根が大きな岩を割ってできたという「せり割洞穴」はちょっとした探検スポット。大きな岩の間を通り抜けた先には仁淀ブルーが待っています。

安居渓谷の散策エリア内には「飛龍の滝」「背龍の滝」「昇龍の滝」と三つの滝があります

また安居渓谷の散策エリア内には「飛龍の滝」「背龍の滝」「昇龍の滝」と三つの滝があります。いずれも迫力のある滝になっていますよ。

安居渓谷の散策エリア

安居渓谷の散策エリア内

安居渓谷のハイライトともいうべき「水晶淵」

そして安居渓谷のハイライトともいうべき「水晶淵」ではこれぞ仁淀ブルーという、深くなるにつれて濃くなるブルーのグラデーションの景観は圧巻です。

季節や時間帯によっても微妙に色合いが変わり、見ていても飽きさせることがありません。特に夏場の仁淀ブルーは青さが際立っているので、仁淀ブルーの本領発揮が見たいなら夏場がおすすめ。

砂防ダムの下あたりは水深もあり、より深く濃い仁淀ブルーが楽しめます。

砂防ダムの下あたりは水深もあり、より深く濃い仁淀ブルーが楽しめます。

砂防ダムの下あたり深く濃い仁淀ブルー

沢蟹

また仁淀ブルーにばかりに目を奪われがちですが、透明度もなかなか他の川では見られないレベル。川の中にいる沢蟹を撮った写真もまるで水がないような写り方をしてしまうほどです。

「全国一級河川の水質現況」で水質が最も良好な河川に何度も選ばれたことがある仁淀川ですが、まさにその看板に偽りはありません。そして安居渓谷は秋になると紅葉の名所にもなりますのでブルーと赤の競演も楽しめるでしょう。

以上、行ってきたよ!と自慢できる高知が誇る海と川の絶景スポットをご紹介しました。柏島も仁淀川も夏にかけてがベストシーズンになりますが、近年の人気っぷりを考えるとオフシーズンの方が人も少なくゆったりと楽しめるかもしれません。

辿り着くまでは容易ではありませんが、苦労して行くだけの価値がある絶景が待っています。ぜひ訪ねてみてください!

安居渓谷

  • 所在地:高知県吾川郡仁淀川町大屋
  • 電話:0889-35-1333(仁淀川町観光協会)
  • 駐車場:あり 
  • アクセス:高知市内から車で約1時間

※記載の情報は2025年10月現在のものです。最新情報は公式サイトをご覧ください。

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