初の欧州!初のドイツ旅でお伝えしたい基本情報・基礎知識

2025年8月に初のヨーロッパを旅しました! 

昔から行きたかった念願のドイツへ!毎日ドイツビールを味わいながら、ドイツの文化・歴史・人・風習に触れ何もかもが新鮮でした。そんな僕から、今回はドイツに行くなら・ドイツに行く前に知っておきたい基本情報を表にまとめてみました!
皆さまの素敵な旅の一助になれば幸いです。

目次

ドイツの基本情報・いろはにほへと

言語

ドイツ語(英語もほとんどの観光地で通じます)

通貨

ユーロ(KIXで両替した際、1ユーロ182円でした)例:水500ml 450円程度※物価の高さは、ユーロ圏でも上位

時差

日本からみてマイナス7時間

気候

8月はドイツの真夏にあたりますが、日本に比べて湿気もなく、風も通り涼しい気候です。

日中は、25℃前後、朝・晩は12~15℃まで下がるので、少し肌寒いです。

(昼間は半袖、朝・晩は長袖の羽織ものが必須)雨は朝・夕と局地的に降りやすい。
※日本と10℃近く温度差があります。避暑地に観光に行った気分になれます。
※近年の温暖化の影響で、35℃近くまで気温が上がることもしばしば。

交通

・バス・タクシー・トラムが各地走っています。近年、CO2削減の取り組みに向けて、自転車での移動が増えており、自転車専用レーンが所々整備されています。かなり飛ばして運転しているため、非常に危険を感じました。加えて信号が短く、渡り始めて3秒ほどで変わります!(日本の信号にある黄色信号がありません)
・電車は、ICEという都市間高速鉄道が走っていますが、日本の新幹線と違い在来線と同じ線路を使っているので、遅延や事故は日常茶飯事だそうです。日本でいう改札はありません。ICEは、車両の中で車掌さんが切符を確認してくれます。在来線の場合は、ホームに降りるエスカレーター前にある機械で利用日を打刻することで切符が有効となり、乗車できます。
切符は、券売機で購入しますが、青色枠の券売機は日本語対応があります。
一日乗車券(シングル・2~5人グループ料金あり)や、短距離乗車券(4~5駅までの利用)、観光&フリータイムチケットなど券種が豊富で、フリータイムの移動に使えます。(鉄道のセキュリティ面などはかなり遅れている)

食事

・ジャガイモ・パンが主食です。メイン料理のプレートにジャガイモも盛り付けられています。グループで利用する際、基本的にコースとなりますが、前菜・メインプレート(肉または魚)・デザートとなります。
 ※魚は基本的に川魚で、良くてサーモンでした・・・
 ビールは各地のご当地ビールがあり、食事でもっとも楽しみなポイントです!加えて有名なソーセージは、単品ではなく小さいパンと一緒に販売されているのが一般的です。
・レストランは、テーブルごとに注文や配膳を行うスタッフが決まっているため、その人に対して基本的に注文などを行います。混雑した際、提供にかなり時間がかかります。こちらが急かすほど、余計に無視をされたりすることもあります。
※チップは、いくら払うか会計の際に選択できます。(料金の5~10%)

観光

・ドイツの観光地はマニアックなものが多いと感じました。

イタリアやフランスなどと比べて、代表的な地域・観光資源が出てこないため、音楽や演劇が好きな方(バッハ・ゲーテ)や、歴史(東西ドイツ・ポツダム宣言)に興味がある方には、非常に興味深い旅行先となるでしょう。

・観光・商業施設ではトイレが有料で利用できますが、その他には買い物などをしないとお店でトイレなどは使わせてくれないことも多いので注意が必要です。

買い物

・コンビニや自動販売機(ホテルを除き)はありません。
 コンビニの代わりとなっているのが、ガソリンスタンドです。24時間営業で売店も併設されていますが、かなり高額です。
・レストランやカフェを除き、お土産店・スーパーなどのお店は日曜の営業はしていません。日曜日に観光はあまり楽しめないと思った方が良いでしょう。
・ドイツお土産の定番としては、FEILER(フェイラー)のハンカチ、ミュンヘンにあるクロイツカムのバウムクーヘン、ドイツビール会社のオリジナルビールジョッキ、ハリボーグミ、白アスパラガススープ、チョコレートなどです。

ホテル

・クーラーがついていない部屋・ホテルが多いです。(涼しい気候のため)
・アメニティは、基本ついていません(石鹸・シャンプー・ボディソープ除き)
 そのため、持参するのが良いでしょう。
・フロントやロビーのある階は、【0】または【L】と表示されます。日本でいう2階の部屋は1階にあたります。
・ツインルームを利用したい方は、ジャーマンツイン(※)が基本になるかと思います。
 ※ジャーマンツインとは、マットレスは2つですが、ベットボードが1つで、且つくっついているため、一見ツインには見えません。
・ホテルの朝食は、数種類のパン・ヨーグルト・ハム・チーズ・スクランブルエッグ・ソーセージがベースでシンプルです。日本人が好むサラダバーのようなものはなく、キュウリ・トマト・レタスしか選べません。(ドイツでは、生野菜を好んで食べないそうです)

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<券売機>

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<ビール>

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<クロイツカム>

都市別!観光の見どころ紹介!

ミュンヘン


・ミュンヘン空港は、中心地から車で50分ほど離れた場所にあります。

観光の中心は、マリエン広場と呼ばれるクリスマスマーケットが開かれる広場です。

その前にあるミュンヘンの新市庁舎には観光客向けのインフォメーションがあるので、そこでマップ(有料)を入手して観光をするのが良いでしょう。市庁舎を抜けると市場や、クロイツカム、バイエルンミュンヘンの公式SHOP、ドイツの老舗ビールメーカーのホフブロイハウスのレストランなどがあります。

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<新市庁舎>

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<ホフブロイハウス>

ライプツィヒ


・音楽の巨匠バッハと世界文学の中心的存在であるゲーテのゆかりの地です。

ライプツィヒの博物館(入場無料)には、世界で1つだけの本物のバッハの肖像画や、「トーマス教会」の中にはバッハのお墓や、ステンドガラスがあります。外にはバッハの銅像があり、写真スポットで有名です。

「バッハ博物館」も人気です。ゲーテが学生時代によく通ったレストランで、食事をとることができます。

そこには、ゲーテの作品「ファウスト」を日本語訳するために訪れた森鴎外の絵が飾られています。その他、シューマンが好んだカフェにはシューマンが座っていた椅子があります。(コーヒーブレイクもできます)
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<バッハ銅像>


ベルリン


・ドイツの首都であり、東西ドイツの歴史をたどる観光がおすすめです。

主な観光地は東ドイツ側にあります。ベルリンの壁に描かれている絵を見ることができる「イーストサイドギャラリー」や、東西ドイツの分断の歴史を知れる「壁の博物館」やチェックポイントチャーリー(博物館)」が有名です。

※ベルリンの壁の破片をお土産として購入できます。ベルリンのハイライトである「ブランデンブルク門」(東西ドイツ分断の象徴)は、午前中に行くと写真が撮りやすいです。門の下では不正なサインを求めお金を要求する人達がいるため、要注意です。

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<フライデンブルク門>

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<壁の博物館>

ポツダム


・第二次世界大戦終焉のポツダム会談が行われた「ツェツィリエンホフ宮殿」があります。2025年8月現在、工事中の為、内部を見学することはできませんが、庭や建物の近くまでは無料で見ることができます。(2027年に工事が完了する予定)
プロイセン王国のベルサイユ宮殿と呼ばれる世界遺産の「サンスーシー宮殿」という、ブドウ畑が階段状に広がる宮殿があります。日本語ガイドの音声アナウンスがあります。チケットは予約制です。チケット引換所と宮殿は歩いて5分ほどの距離があります。

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<ツェツィリエンホフ>

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<サンスシー宮殿>

まとめ

記事を読んでいただきありがとうございました!ドイツの観光は、ヨーロッパに初めて行く人には少しマニアックに感じるかもしれませんが、予備知識を入れて訪れると楽しめることは間違いなし!毎晩美味しいビールも味わえます!ぜひ、ドイツに足を運んでみてください。

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