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都会の観光に疲れたら・・・ローマから日帰りで行ける絶景の町2選!

観光地がキュッとつまったローマ、それぞれのアクセスが良いからこそ1~2日間の観光が終わった後、この後どこへいこう?と悩む方も多いはず!今回はローマから車で2時間で行ける郊外観光のご紹介をいたします。人も少なく、のんびりとしたイタリアの郊外でゆったり散策をお楽しみいただけること間違いなし!
目次
オルビエートの基本情報
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ローマから車で高速道路A1を北上して約1時間30分〜2時間。
鉄道の場合は、ローマ・テルミニ駅から約1時間30分。
オルビエート駅からケーブルカーに乗り換え、旧市街へアクセスできます。
約2時間以内で訪れることができる美しい丘の上の町が「オルビエート」です。
ウンブリア州に位置し、断崖の上に広がる街並みは中世の雰囲気を色濃く残しています。
オルビエートといえばワインの産地としても知られ、地元産の白ワイン「オルヴィエート・クラッシコ」や、トリュフやポルチーニ茸を使った料理、郷土の手打ちパスタ「ウンブリチェッリ」もぜひ味わいたい一品です。
秋に訪れると新鮮なトリュフを削ってくれるので秋がおすすめです!(私は夏に行ったので写真のトリュフパスタは生トリュフなし、、それでも味はとっても美味しかったです)
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オルビエートの見どころ
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オルビエート大聖堂(ドゥオーモ)
イタリア・ゴシック建築の傑作といわれる教会。黄金のモザイクと大理石の装飾が輝く正面は、まさに街のシンボル。特に午前中〜昼間は光を受けて一層美しく映えます。外観の黄金のモザイクや彫刻、内部のフレスコ画は必見です。
サン・パトリツィオの井戸
16世紀に造られた巨大な井戸で、らせん階段が二重構造になっているユニークな建築。写真を撮る際は、井戸の中から見上げる構図や、らせん階段の奥行き感のあるショットは迫力満点。少し暗いので光の差し込みを狙って撮ると◎
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旧市街の街歩き
石畳の小道や中世の建物が残る旧市街には、カフェやワインショップ、土産物店が並び、散策だけでも楽しめます。観光客の多いローマ中心部と比べて人も少なく、ゆったりお買い物や散策、ランチができました!
チヴィタ・ディ・バニョレージョの基本情報
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イタリア・ラツィオ州ヴィテルボ県に位置し、オルビエートから車で約30分。
ローマからは車で約2時間ほどの距離にあります。公共交通機関利用の場合は、オルビエートからバスでバニョレージョ村へ。そこから徒歩またはシャトルバスでアクセス可能。
「死にゆく町(La città che muore)」の異名を持つ小さな丘上の村で、火山灰や凝灰岩の浸食により年々少しずつ崩れており、その儚さが人々を惹きつけています。
崖の上にぽつんと浮かぶように見える姿から「天空の城」とも呼ばれ、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の舞台を思わせる絶景スポットです。一番の絶景スポットは城壁内に入る前、駐車場側からチヴィタ・ディ・バニョレージョ全体を見渡せる場所なので、歩く前に写真撮影は忘れずに!
チヴィタ・ディ・バニョレージョの見どころ
長い歩道橋
チヴィタに入る唯一のルート。断崖の上に浮かぶ村へと続く歩道橋は、まるで空へと伸びているように見えます。
橋を渡る瞬間から非日常の世界が始まり、振り返れば美しい渓谷の絶景が広がります。
夕方には夕日に染まる村のシルエットが幻想的で、撮影スポットとしても人気です。
駐車場からかなーり歩くので、夏に行かれる場合は暑さ・日焼け対策はお忘れなく!
サン・ドナート広場
村の中心にある広場で、住民や観光客の憩いの場所。広場にはサン・ドナート教会が建ち、素朴ながらも歴史を感じさせる雰囲気です。小さなカフェやレストランも並び、散策の合間に休憩するのに最適。
サン・ドナート教会
13世紀に建てられたロマネスク様式の教会で、内部にはルネサンス期の祭壇や宗教画が残っています。小さな教会ながら、村の歴史を静かに物語る存在です。
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村の街並みと小道
チヴィタはとても小さな村ですが、石造りの家々や花で彩られた路地は絵本の世界のよう。迷路のような小道を散策しながら、石壁や窓辺の花を背景に写真を撮るのもおすすめです。
ローマ市内の定番観光地以外にも魅力がいっぱいのローマ。人混みに疲れたら郊外観光もぜひ行ってみてください♪
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佐藤和
- 旅行会社で働く元バックパッカーです。社会人になってからも暇さえあれば旅をしています!実際に行って、見て、感じた現地の情報をお伝えできればと思います。




























