ジャングリア沖縄のレストラン・お土産・スパをまるごと解説! アトラクションだけじゃない魅力とは?

恐竜のぬいぐるみのお土産

沖縄の新テーマパーク「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」。スリル満点のアトラクションが注目されがちですが、実はグッズやグルメなども魅力的な場所なんです。

今回は実際にジャングリア沖縄へ訪問した筆者がレストラン・お土産・スパを紹介。実食レポートも交えながら、ジャングリア沖縄の"アトラクション以外"を徹底解剖していきます!

目次

<1. ジャングリア沖縄にはどんなレストランがある?>

<2. ジャングリア沖縄にはどんなお土産がある?>

<3. ジャングリア沖縄の「スパ ジャングリア」ってどんな感じ?>

<4. ジャングリア沖縄の基本情報>

<5. ジャングリア沖縄で満腹&リラックス!>

1. ジャングリア沖縄にはどんなレストランがある?

ジャングリア沖縄には3種類のレストランがあります(テイクアウトグルメ系を含む)。

  • パノラマ ダイニング:屋内+テラス席を有する展望レストラン
  • ワイルド バンケット:テーブル・ベンチ席を有する屋外レストラン
  • フードカート:店内に点在するテイクアウトグルメのカート

それぞれのレストランの雰囲気や実食したメニューについて紹介していきます。

パノラマ ダイニング

座席数:全180席(有料ネスト席32、無料テラス28、インドア席120)

パノラマ ダイニングの内観

「パノラマ ダイニング」は大規模な屋内席を有するレストラン。広々とした明るい店内で、沖縄県産の食材をふんだんに使ったハンバーグやパスタ、コース料理などが楽しめます。「テーマパークでもご飯休憩はゆっくりしたい」「せっかくリゾートに来たならラグジュアリー感のある料理を食べたい」という方におすすめ。

なお、利用にはディナーのみ予約が必要、ランチは予約不要です。また、有料(2,000円)のネスト席と無料席があるので、事前にどちらにするか考えておきましょう。

パノラマ ダイニングのネスト席

こちらが有料のネスト席。まるで「鳥の巣」のように建物から張り出した空間からは、ジャングルと青空のパノラマが見渡せます。タイミングがよければ、ディナータイムには花火が見えるかも......!

ジャングリア ハンバーグ

今回は写真手前の「ジャングリア ハンバーグ」(3,200円)を実食してみました!

まるで"マンガ肉"のような見た目のハンバーグには、ぐるっとベーコンが巻かれています。まずは串に刺さった状態のままかぶりついてみましょう!

ハンバーグには石垣島産黒毛和牛を使用。「ふわふわジューシー」というより「ぎっしり肉感」のある食べ応えで、まさに野生のワイルドさを感じました。エネルギッシュに楽しむアトラクションが多いジャングリア沖縄にぴったりな、おいしいパワーチャージメニューです。

ワイルド バンケット

座席数...全248席 テーブル席(168席47テーブル) ベンチ席(80席)

ワイルド バンケットの看板

「ワイルド バンケット」はパークの中心部に位置する屋外レストラン。ライブキッチンで調理されたバーガーやケバブ、チキンなどが味わえます。「食事はさくっと済ませたいけれど、立ちっぱなしで疲れたから、席に座って食べたい......」と思う方におすすめ。

ワイルド バンケットのテラス席

ライブキッチンの奥には、ヤシの木や色鮮やかな熱帯植物に囲まれた、南国リゾート感のあるテラス席が広がっています。

椅子やシェードはかわいらしいカラフルなカラー。ガーデンパラソルもあり、雨よけにもなるので、急なスコールにも安心です。

THE WILD グリルコーンなど

今回はワイルド バンケットならではのグリル料理、「THE WILD グリルコーン」(写真右/1,000円)を実食しました。

いわゆる「焼きとうもろこし」はお祭りの屋台などでよく見かけるものですが、葉付きの状態は初めて。ワイルドに手づかみで食べてみると、コーンの甘さとバターの香ばしさが口のなかに広がります。また、ライブキッチンでの焼き加減が絶妙なのか、コーンは1粒1粒がしっかりと立ち、シャキシャキでジューシー! 人生で食べたなかで一番おいしいコーンだったかもしれません。

フードカート

パーク全体図
<画像提供:ジャパンエンターテイメント>

「フードカート」はパーク全体を取り囲むように点在するキッチンカー形式のテイクアウト店舗。「パノラマ ダイニング」や「ワイルド バンケット」のように座席が用意されているわけではないため、購入したグルメはベンチで食べるもよし、食べ歩きや待ち列に並びながら食べるもよし! 自由に楽しみましょう。。

場所によって販売されているグルメはさまざまなので、それぞれのエリアを歩く際は、どんなグルメがあるかにも注目! お腹がすいたら寄り道して「ちょこっと食べ」するのもおすすめです。

THE WILD スペアリブ
<画像提供:ジャパンエンターテイメント>

「THE WILD スペアリブ」(750円)はカリカリに焼かれた香ばしさがたまらない、本格的なスペアリブ。甘辛い味付けは大人にも子どもにも好まれそうな味わいで、暑い沖縄でも食欲がかき立てられる一品です。

ちなみに、スペアリブのある「フードカート」では、「オリオンビール」(700円)も販売されています。甘辛のスペアリブとビールとの相性は最高かもしれません......!

2. ジャングリア沖縄にはどんなお土産がある?

ビレッジ バザールの内観

ジャングリア沖縄のお土産屋さんおよび、おすすめのお土産を紹介します。主に沖縄県内メーカーとの協力で開発されたオリジナルのお土産は、なんと550種類以上! たくさんのおしゃれでかわいいグッズのなかから、お気に入りの一品を選んでみましょう。

ジャングリア沖縄のお土産屋さん「ビレッジ バザール」って?

ビレッジ バザールの外観

ジャングリア沖縄のお土産屋さんは、エントランスからパーク内に入ってすぐの「ビレッジ バザール」のみ。ただ、「ビレッジ バザール」は道を挟むようにして2店舗あり、合計983㎡ほどとなっているので、広々した店内でショッピングが楽しめます。

かわいい恐竜のぬいぐるみ

店内には定番のお菓子から、もちっとかわいらしい恐竜のぬいぐるみ、急な雨にも助かる雨具、テーマパークらしさが詰まったカチューシャ、スパでくつろいだあと着替えに便利なTシャツまで......たくさんのグッズがところ狭しと並んでいます。

きっと、「テーマパークのお土産」と聞いてイメージするものは大抵揃うはず! ぜひ店内を探索してみてください。

おすすめ個包装スイーツお土産3選

「ビレッジ バザール」で購入できるたくさんのお土産のなかから、学校や職場で配りやすい個包装スイーツに絞っておすすめを3つ紹介します。

ちんすこうアソート(1,500円/16個入り)

ディスプレイされたちんすこう

沖縄のお土産といえば、ちんすこうですよね。ジャングリア沖縄では、ちょっと変わったちんすこうが販売されています。

「ちんすこうアソート」は、ジャングリア沖縄の魅力をぎゅっと詰め込んだようなイラストパッケージのなかに、プレーンが8個・プレーン×紅芋が8個、計16個のちんすこうが入っている商品。

プレーン×紅芋のちんすこうは、2つのちんすこうを合体させたかのような見た目で、紅白のバイカラーが映えます。実は、ちんすこうを2層にする技術は難しく、ほかではあまり販売されていないものなのだとか。たしかに、筆者は初めて遭遇しました。まさか、ジャングリア沖縄でレアちんすこうに出会えるとは思っていませんでした......!

プレーンと、プレーンと紅芋のちんすこう

実食してみると、プレーンのほうがザクザク、プレーン×紅芋のほうはしっとりした食感。紅芋が入ることで味も食感も変わるのが分かります。どちらも控えめで上品な甘さですが、アクセントの塩がしっかり効いていて、風味を引き立てていました。2つの味を一緒に味わえるので、ぜひ食べ比べてみてください。

紅芋タルトクッキー(1,600円/12個入り)

ディスプレイされた紅芋タルトクッキー

紅芋タルトも沖縄のお土産と聞いて思い浮かぶ定番商品。ジャングリア沖縄では定番の味はそのままに、「タルト」ではなく「クッキー」にしたものが販売されています。

「紅芋タルトクッキー」は恐竜やハイビスカスの書かれたおしゃれなパッケージのなかに、12枚のクッキーが入った商品。タルトとは異なり、紅芋の部分は餡ではなく、固めのペーストとなっています。

紅芋タルトクッキー

崩れにくく、ひと口でサクッと食べやすいクッキーは、職場や学校で渡すのにぴったり。実食してみると、ほんのり甘い紅芋ペースト部分と、ミルク感のあるサクサク系クッキーの相性がぴったり! 小さな子どもにも好かれそうなスイーツです。

ソーダクリームサンド(1,600円/6個入り)

ディスプレイされたソーダクリームサンド

ジャングリア沖縄にはアトラクションやスポットをテーマにしたお土産もたくさんあります。

その一つが、「ソーダクリームサンド」。展望台「インフィニティ テラス」が描かれたパッケージのなかには、「ホライゾン バルーン」が描かれた個包装のサンドが6個入っています。

ソーダクリームサンド

とにかく目を引く空色のビジュアルは、SNS映え間違いなし! もちろん、見た目だけではなく香りや味も爽やか。封を開けたとたん清涼感ある香りが広がりました。

ソフトなクッキーに挟まれているクリームは、まさにソーダのような風味。練り込まれているコーンフレークがシュワシュワ感をうまく演出しています。独特で不思議な食感を、ぜひ実際に体験してみてください。

3. ジャングリア沖縄の「スパ ジャングリア」ってどんな感じ?

スパ ジャングリアのバス

せっかくジャングリア沖縄に来たなら外せないリラクゼーション施設が「スパ ジャングリア」。「パーク&スパ1Dayチケット」ならパークとの行き来も自由にでき、待ち時間のあいだに汗を流すことも可能です(約10分間隔で無料のシャトルバスが運行しています)。もちろん、「スパ ジャングリア」だけを利用することもできます。

本章では、2025年1月31日にギネス世界記録™に認定された「最大のインフィニティ風呂/Largest infinity public bath」をはじめとした、お風呂の様子からアメニティ、館内のレストランまで、「スパ ジャングリア」を隅々まで紹介します。

木の内装

シャトルバスに乗って5分程度で、あっという間に「スパ ジャングリア」に到着。ジャングリア沖縄内のワイルドで元気なイメージとは打って変わって、「スパ ジャングリア」は木のぬくもりあふれる柔らかい空間です。

アトラクションで興奮していた心もすーっと落ちつき、リゾート気分でゆったりできそう。ぜひパークとスパを行き来して、ジャングリア沖縄の「静」と「動」、どちらの魅力も体験してみてください。

内風呂・露天風呂・インフィニティ風呂の様子をチェック!

大浴槽

「スパ ジャングリア」には以下、女湯10種、男湯9種の多彩な湯、およびサウナがあります。

【スパ ジャングリアの湯・サウナ】

  • インフィニティ風呂
  • 石灰岩風呂
  • 屋外大浴場
  • 水風呂
  • 打たせ湯
  • 天然温泉
  • 洞窟風呂
  • 屋内大浴槽
  • ジェットバス
  • 座り湯(女性風呂のみ)
  • サウナ

広々した内風呂・露天風呂を回り、湯めぐりを楽しんでみましょう。

今帰仁の湯

内風呂にある灰色がかった半透明の湯は天然温泉の「今帰仁の湯(なきじんのゆ)」。地下1,600mから採掘したアルカリ性単純温泉です。少し触れてみると、柔らかくとろりとした、肌に優しそうな手触り。アトラクションでアクティブに動き回った身体に沁みること間違いなしの温泉です(なお、「今帰仁の湯」以外の湯は温泉ではありません)。

露天風呂エリア

こちらはインフィニティ風呂以外の露天風呂エリア。屋外にも多彩なパターンの浴槽があり、混雑時も少ないストレスで楽しめそうです。

写真左奥にあるのはサウナ小屋。サウナでたっぷり汗をかいて、沖縄の風を感じながら"ととのう"贅沢な時間も過ごせますよ。

インフィニティ風呂

最後に、やっぱり見逃せないのが世界最大級の「インフィニティ風呂」! 南国の青々としたジャングルのなかに自分も溶け込んでしまうような、癒しの空間が広がっています。

撮影時は日中だったので、空の雲が水面に映し出され、自然にできたキャンバスのようでした。きっと晴れた日の夜には、沖縄の星空が見れるはず......!

ジャングリア沖縄は19時半に閉園する日がある一方で、「スパ ジャングリア」は22時半まで営業している日もあるので、遅めの時間帯を狙ってみるのもアリかもしれません(営業時間は日によって異なるため、営業カレンダーで確認しましょう)。

無料アメニティや設備をチェック!

化粧台

「スパ ジャングリア」は手ぶらで来館してOK! 無料のアメニティが充実しているので、気軽に立ち寄ってみましょう。

【無料アメニティ・設備】

  • フェイスタオルおよびバスタオル
  • シューズロッカー、脱衣ロッカー
  • シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォーム、クレンジング洗顔等
  • ドライヤー、各種アメニティ(化粧水、乳液)

スパ ジャングリアのアメニティ

実は、「スパ ジャングリア」のアメニティには沖縄県産にこだわったボタニカルなオリジナル製品が使われています。原料には、抗菌作用のある「月桃(げっとう)」や、モズク、モリンガ、アロエベラ、シークヮーサーなど、沖縄由来の植物の成分を多数配合。沖縄の自然の恵みがぎゅっと詰まった化粧水や乳液をぜひ試してみてください。

「スパ ジャングリア」内のレストラン「トロピカル オアシス」はどんなところ?

座席数...全64席 (テーブル29卓58席、カウンター6席)

トロピカル オアシスの内観

「トロピカル オアシス」は「スパ ジャングリア」内にある展望レストラン&バー。おしゃれなカクテルやそれに合うおつまみに加えて、カレーやパスタ、ピザといったご飯系メニューも充実しています。

SPA タパス

写真手前の「SPA タパス」(2,200円)は沖縄の食材を楽しむ一口サイズのタパス(小皿料理)。スパで入浴後、カクテルと一緒に少しずつ食べれば、ゆったりとした贅沢時間が過ごせます。

窓際の席

また、窓際の席からは青々としたジャングルが見渡せます。

せっかくジャングリア沖縄に来たならテラス席を体験したいという方、「トロピカル オアシス」は穴場かもしれません! ここならやんばるの自然をのんびりと眺めることができるはずですよ。

4. ジャングリア沖縄の基本情報

ジャングリア沖縄のモニュメント

  • 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山553番地1
  • 営業時間:日によって変動、営業カレンダーを参照
  • 定休日:年中無休
  • アクセス:那覇空港から車で1時間30分
  • 駐車場台数:パーク内1,126台、パーク外約800台以上
  • 公式サイト:ジャングリア沖縄

5. ジャングリア沖縄で満腹&リラックス!

今回はジャングリア沖縄のレストランやお土産、スパについて紹介しました。

ジャングルのなかでアクティブに動き回るイメージの強いジャングリア沖縄ですが、実は絶品グルメにかわいらしいグッズ、のんびりできるスパまで......他施設にはない"贅沢"の要素が満載。リゾート感覚でゆっくりするのも楽しみ方の一つです。

アトラクションの合間に、沖縄ならではの植栽や風景を楽しんだり、ショーを観ながらグルメを食べ歩いてみたり、贅沢な時間を楽しんでみるのもツウかも!? 混雑を避けてゆったり回れば、意外な穴場が見つかるかもしれません。

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安光あずみ

東京都在住のひとり旅好きライター。「ぼっちのazumiさん」名義にて、Yahoo!ニュースなどでも執筆中。電車旅、徒歩旅、自転車旅が好きで、国内旅行ばかりしています。国内旅行業務取扱管理者、世界遺産検定2級所持。

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