ソウル駅で1時間〝鉄子″なひとときを過ごしてみる！【韓国】

帰国する日にソウル駅の都心ターミナルからチェックイン＆出国手続きを済ませたあと、時間に余裕があるときに、何をしていますか？

ロッテマートで買い物したり、カフェでひと休みしたり、いろいろな過ごし方がありますが、1時間ほど鉄道をテーマにあちこち歩いてみませんか。

今年オープンした鉄道グッズ専門店や旧ソウル駅がバッチリ撮れる撮影ポイントなどなど、いつもと違う時間を過ごしてみましょう。

目次

• 鉄道グッズ専門店「TRAIN MATES ソウル駅店」
• 鉄道マニアじゃなくても欲しくなるものがたくさん！
• ソウルロ7017を歩いてみよう
• 新旧ソウル駅の撮影ポイントへGO！
• 文化駅ソウル284（旧ソウル駅）へ
• 最後にカフェでひと休み
• おわりに

鉄道グッズ専門店「TRAIN MATES ソウル駅店」

2025年3月、ソウル駅構内に鉄道グッズ専門店がオープンしました。韓国には鉄道マニアが少ないのか、今までこのようなグッズのお店は見かけなかったのですが、今年はソウル駅と釜山駅に続けてできたのです。

こちらはSRや韓国鉄道公社など、鉄道関係の5団体で運営されています。空港鉄道乗り場へのエスカレーターの近くにあります。

鉄道マニアじゃなくても欲しくなるものがたくさん！

では、どんなものがあるのか紹介します。車両や駅舎のブロック。でき上がり品を展示しています。丸っこくデフォルメされた形もかわいらしいですね。出入口横に箱入りのブロックが並んでいるので、チェックしてみてくださいね。

お土産や自分用に、気軽に手にしたいのがキーホルダーやマグネット。こちらは、駅舎や車両をイラスト化したマグネットです。訪れた駅の思い出にもなりますね。

こちらは、チケットをモチーフにしたキーホルダー。鉄道旅の記念によさそうです。筆者は数日前に訪れたばかりの湖南線終着駅「木浦駅」のキーホルダーをゲットしました。

エコバッグやTシャツもあります。旧ソウル駅舎のイラストがステキですね。

ソウルロ7017を歩いてみよう

ソウル駅から南大門方面へと続く遊歩道、「ソウルロ7017」。ここはかつて高速道路の高架だったところで、1970年に造られました。

年月が経って老朽化したため取り壊しが決まりましたが、都市再生プロジェクトによって2017年に歩行者専用道路として生まれ変わりました。1970年の70と2017年17から、「ソウルロ2017」と名付けられました。

四季折々の花が美しい庭園スポットも点在しています。

夏期は足湯の開催がないのかもしれません。足湯どころではない暑さでした。

案内所にはテーブルや椅子があり、写真展などを開催していることも。筆者が歩いたのは気温30度を超える真夏日。

日影がなく、あまりの暑さに汗だくになっていたところ、案内所の方が「中で涼んでいってください」と声をかけてくれたほど。ぜひ、秋になってからお出かけくださいね。

新旧ソウル駅の撮影ポイントへGO！

撮影ポイントは、ソウル駅交差点周辺。空港鉄道から近い15番出口を出て、線路に沿って北へ進んでソウルロへ。ソウルロに入ったら、東に進むとソウル駅交差点を見下ろす位置に到着します。

現在のソウル駅と旧ソウル駅、現在と過去を1枚の写真に収めることができますよ。

崇礼門もよく見えます。

旧ソウル駅と列車を1枚に収めることもできました。

ソウル路7017

• 所在地：432 Cheongpa-ro, Jung District, Seoul, 韓国

文化駅ソウル284（旧ソウル駅）へ

退渓路（テゲロ）入口のエレベーターで下りると、ソウル駅の向かい側になります。道路を渡って、文化駅ソウル284（旧ソウル駅）に行ってみましょう。

1900年、南大門停留所の名称で営業を開始したソウル駅。1925年に京城駅（旧ソウル駅舎）を竣工し、1947年にソウル駅に駅名を変更しました。その後、駅舎の増設などを経て50数年後、2004年のKTX（韓国高速鉄道）開通に伴い、旧ソウル駅舎は役目を終えました。

旧ソウル駅舎閉鎖後、2011年に文化駅ソウル284を完工・開館しました。常設展示や空間ツアーのほか、年2階ほど企画展を開催しています。

ソウル駅の歴史や建物について書かれたパンフレットもぜひゲットしてくださいね。日本語版もあります。

最後にカフェでひと休み

旧駅舎から続く建物にカフェもあり、その横には京義線ソウル駅の乗り場があります。

窓から列車が見えないのは少し残念ですが、広々とした空間でゆっくりすることができます。

文化駅ソウル284（旧京城駅舎）

• 所在地：1 Tongil-ro, Jung District, Seoul, 韓国

おわりに

ひと休みしたら、近くにある派出所横のエレベーター（統一路13陸橋エレベーター）で再びソウルロに上り、ソウル駅15番出口方面へ向いましょう。

韓国旅行を楽しんだ帰国日、ソウル最後の時間を、いつもと違う過ごし方をしてみてはいかですか？

今回は鉄道にフォーカスした過ごし方の提案でしたが、もっと時間があって気候のいい時期（夏以外）には、南大門まで足をのばしてみるのもおすすめです。

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