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初めての「ジャングリア沖縄」不安解消Q&A! チケット購入から回り方まですべて解決

夏休みは開放感あふれる大自然のなかで思いっきり遊びたい! でも、スリリングなアトラクションがあるテーマパークにも行きたい!
......そんな方にぴったりの場所が、2025年7月25日(金)にオープンした「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」です。テレビやネットニュースで見かけて気になっていたけれど、「那覇空港からどのくらいかかるの?」「暑さ対策、何を持っていけばいいの?」など、疑問や不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
今回はチケット購入方法からおすすめの持ち物、回り方まで、実際にジャングリア沖縄へ行ってきた筆者が解説していきます。これを読めば、迷わず安心して初めてのジャングリア沖縄を思いっきり満喫できるはず! ジャングリア沖縄へ行く前に、ぜひチェックしておきましょう。
【ジャングリア沖縄ってなに?】
ジャングリア沖縄は「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をコンセプトに、世界自然遺産「やんばる」を擁する沖縄本島北部に開業した新しいテーマパーク。亜熱帯のジャングルのなかで大自然に没入しながら、スリリングなアトラクションや、家族で楽しめるエンターテイメントを体験できる場所です。
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ジャングリア沖縄
- 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山553番地1
- 営業時間:日によって変動、営業カレンダーを参照
- 定休日:年中無休
- アクセス:那覇空港から車で1時間30分
- 駐車場台数:パーク内1,126台、パーク外約800台以上
- 公式サイト:ジャングリア沖縄
目次
<1. ジャングリア沖縄への行き方やチケット購入方法について>
<5. しっかり準備して初めてのジャングリア沖縄を楽しもう!>
1. ジャングリア沖縄への行き方やチケット購入方法について
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まずはジャングリア沖縄のアクセスや料金、チケット情報について紹介します。オープン直後は混雑が予想されるため、早めに準備を進めましょう。
ジャングリア沖縄へのアクセスは?
ジャングリア沖縄は那覇空港から車で1時間半の距離にあり、車のほか、バス、フェリーなどでもアクセス可能です。電車でのアクセスはありません。
周辺施設に寄り道したり、何日かかけて沖縄観光を楽しんだりしたい場合はレンタカーの利用が便利です。一方で、ジャングリア沖縄に直行したい場合は「ジャングリア エクスプレス」というシャトルバスの利用がおすすめ。那覇空港、那覇市内、名護市役所バス停、オフィシャルホテルズ(一部を除く)、沖縄美ら海水族館などから乗車できます。なお、一部ダイヤを除き事前予約が必要になるため、公式サイトから詳細を確認しましょう。
【料金や所要時間(那覇空港発の場合)】
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予約しないとジャングリア沖縄には入れない?
基本的には事前予約推奨です。当日販売分がある場合は、公式サイトで発表されます。販売制限が掛かっていなければ当日窓口で購入することが可能ですが、オープンからしばらくは当日販売のチャンスが少ないかもしれません。チケットは4ヶ月前から予約できるので、早めに購入しておきましょう。
入場料はいくらかかる?
入場料は以下の通りです。1Dayチケットがあれば、アトラクションやショーなどパーク内の体験をすべて楽しむことが可能です。思いっきり遊んだあと、隣接する「スパ ジャングリア」で汗を流せる「パーク&スパ1Dayチケット」は、500円分のフードカートクーポンが付いてくるのでおすすめです。
【チケット料金】※記載は税込
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また、「プレミアム パス」はアトラクションの待ち時間を短縮したり、ショーの優先入場ができたりするため、効率的に回りたい方はチケット+αで検討してみましょう。たとえば「ダイナソーサファリ」なら、1,870円(税込)で利用可能です。
チケット購入方法は?
ジャングリア沖縄のチケットは公式サイト、現地でのチケット窓口、全国のファミリーマート(マルチコピー機)、旅行代理店のパッケージプラン等で購入できます。コンビニで購入したい場合はファミリーマートのみとなるため注意しましょう。
2. ジャングリア沖縄に行く際の持ち物や服装について
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いざ、ジャングリア沖縄に行こうと思い立ったとき、やっぱり気になるのが暑さ対策。貴重品やスマホは持っていくとして、そのほかにどんなグッズや服装が必要になってくるのか、暑さ対策や日差し対策を中心に紹介していきます。
なお、公式の「ジャングリア事前準備ガイド」でも、おすすめの服装や持ち物が紹介されているので、あわせて参考にしてみましょう。
持って行くべき持ち物は?
筆者がジャングリア沖縄へ行ったとき、実際に持って行った持ち物が以下です。
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【暑さ対策グッズ】
- タオル
- スポーツドリンク
- 帽子
- サングラス
- 汗拭きシート
- クールネックリング
【日差し対策グッズ】
- 日焼け止め
- 日傘(雨傘兼用)
【雨対策グッズ】
- 雨傘(日傘兼用)
- レインコート(上下が分かれていて、下はズボンタイプのもの)
【虫刺され対策グッズ】
- 虫よけミスト
- かゆみ止め(虫さされ薬)
※+αであるといいかもしれないグッズ※
- 塩分タブレット
- リュックやスマホの防水カバー
- ハンディファン
- 着換えの服
暑さ対策重視で揃えたグッズでしたが、実際に沖縄についてみると、暑さよりも日差しがキツく感じました。サングラスや帽子はマストであったほうがいいでしょう。
ちなみに、気温は東京のほうが暑い日もあります! 取材当日の最高気温は、東京36度・沖縄(名護)32度でした。晴れている日でも時折スコールが降るので、打ち水効果のようにすーっと涼しくなる瞬間もありますよ。本州で暑さに慣れている方は、そこまで身構えなくても平気かもしれません。
どんな服装がベスト? どんな服装がNG?
ジャングリア沖縄はアクティブに動く場面が多いテーマパーク。運動しやすい服装で行くのがベストでしょう。筆者は半袖、長ズボン、スニーカーで行きました。
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一方で、以下のような服装は絶対的にNGではないものの、非推奨です。荷造りをする前にチェックしておきましょう。
【体験できるアトラクションが限られてしまうもの】
・スカート
・サンダル(スポーツサンダルを含む)
・ハイヒール
・厚底靴
【熱くなった座面などでやけどの恐れがあるもの】
- タンクトップ
- 半ズボン
【その他気をつけた方がいいもの】
- 白や汚れが目立ちやすい服(アトラクションで砂埃や泥が掛かる可能性があるため)
- 素肌が透けやすい服(アトラクション中の急なスコールなど、傘を差せない場面で濡れる可能性があるため)
3. ジャングリア沖縄の回り方について
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60ヘクタールの広大な敷地に、22のアトラクションが並ぶジャングリア沖縄。せっかく行くなら効率よく、できるだけたくさん回りたいものですよね。
執筆時は2025年7月25日にオープンしたばかりのため、平均的な待ち時間など、まだまだ十分なデータが集まっていない状況ではありますが、速報として可能な範囲で紹介していきます。
どのくらい混雑する? アトラクションの待ち時間は?
オープン直後かつ、夏休みシーズンである2025年7~8月は、大変な混雑が見込まれるでしょう。「少し落ち着いた時期に行きたい」という方は、9月以降の来園がいいかもしれません。
また、目玉アトラクションである「ダイナソー サファリ」の待ち時間を、オープン直後の数日間、ランダムにウォッチしてみたところ、以下の通りでした。人気のアトラクションでどれくらいの待ち時間になるかの目安にしてみてください。
【参考:「ダイナソー サファリ」の待ち時間】
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※待ち時間はすべて公式アプリ記載に基づく
「こんなに待てない!」と思う方は有料の優先パス、「プレミアム パス」の利用がおすすめ。また、アトラクションの待ち時間が一定水準(60~90分程度)以上の場合、ジャングリア沖縄では「待ち列解放サービス」を実施しています。整理券を受け取ればパークからいったん出ることも可能なので、併設する「スパ ジャングリア」でひと休みすることもできますよ(待ち時間自体を短くするものではなく、整理券に書かれた指定時間にアトラクションに戻ったら、60~90分程度を目安に待ち列で並ぶことになります)。
アトラクションやレストランはどういう回り方がベスト?
まず、アトラクションは大きく分けて2種類あることを把握してから攻略に臨みましょう!
・スタンバイ対象アトラクション
...並んで待つアトラクション。一定水準を超えると「待ち列解放サービス」で整理券がアトラクション前で配布される可能性がある。
・整理券対象アトラクション
...当日入場後、アプリまたはアトラクション前で整理券を取ってから体験できるアトラクション。整理券に書かれた時間に行けば体験できる。整理券配布が終了してしまうと体験できない。
これを踏まえて、以下のような回り方がおすすめです。
- 1.入場したらまず整理券対象アトラクションをチェック! アプリまたは現地で取得
- 2.合間にスタンバイ対象アトラクションやショーを楽しむ
- 3.12~13時のピークを避けて、レストランやテイクアウトグルメでランチ
- 4.お土産は日中のスキマ時間で早めにゲット
- 5.「スパ ジャングリア」で汗を流してさっぱり!
しかし、オープン直後のこの時期は、「整理券対象アトラクションの配布があっという間に終了してしまう」なんてことも。
その場合は朝から空いているうちにレストランでゆったり過ごしたり、定期的に実施されるショーやキャラクターグリーティングに行ったり、やんばるの自然を満喫しながら園内を散歩してみたり......、いっそのこと優雅に過ごしてみるのもアリかもしれません。
雨の日のジャングリア沖縄では何ができなくて、何ができる?
筆者が取材した日にも1日に3~5度ほどスコールが降りましたが、「意外となんでもできる!」というのが正直な感想です。
実際に、巨大ブランコのようなアトラクション「タイタンズ スウィング」は、傘も差せない状況のなか、どしゃ降りの雨を浴びながら体験しました。
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はたから見れば「雨の中ツラそう......」と思うかもしれませんが、大自然のなかでスコールを浴びながらブランコに乗って準備しているときは、恐怖も雨の不快感も一周回って吹っ飛び、ひたすら開放感と非日常の興奮を感じていました。「もうどうにでもなれ!」といろんなストッパーが外れるような感覚で心地よかったです。
スコールのなかでアトラクションを体験できるのも、沖縄にあるテーマパークならでは。雨の日でもきっといい思い出が作れるはずですよ。
晴れの日のちょっとしたスコールであれば数分で止むこともあるので、あまり「雨だから」を気にせず屋外アトラクションに並んでもいいかもしれません。なお、強い雨や台風などの場合はアトラクションが休止になる可能性があります。運営状況はアプリで細かくチェックしましょう。
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ジャングリア沖縄には屋内アトラクション「やんばるフレンズ」や、雨を避けられるレストラン・ショップもあるので、雨でも快適に過ごしたい方は屋内に入りましょう。ショップではポンチョ等の雨具も販売されています。
4. ジャングリア沖縄の所要時間や宿泊について
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ジャングリア沖縄を中心とした沖縄旅行プランを考えるとき、一番気になるのが「どのくらい時間がかかるのか」ですよね。最後に所要時間やホテル情報について紹介します。
全部回るのに何時間かかる?
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<画像提供:ジャパンエンターテイメント>
園内を歩いて回るだけなら、1~2時間程度あれば十分に回りきれます。アトラクションの場所によっては、隣のアトラクションまで少し距離がある場合もありますが、5~10分程度あれば移動できるでしょう。
「アトラクションを全部回りたい!」となると、オープン直後のこのタイミングでは何時間かかるのかは未知数。非常に混雑している時期のため、SNSを見ると「1つしか乗れなかった」「整理券を取っても3つが限界」といった声も挙がっていました。
1日でアトラクションを全部回ることは、まだ難しい状況と考えた方がいいでしょう。
1日だけでも楽しめる?
「1日で全部回る」ことがまだ難しそうなジャングリア沖縄ですが、優先順位を決めてしっかりと準備すれば、1日だけでも十分に楽しめます。できるだけ時間を無駄にせず効率よく回るために、以下のポイントを押さえておくのがおすすめです。
- 空き時間にいつでもスパで休憩できるように「パーク&スパ1Dayチケット」を選ぶ
- 絶対に乗りたいアトラクションは「プレミアム パス」を取っておく
- 開園時間ギリギリではなく、1時間~30分前には並んでおく
- 開園したらまず整理券取得へ
- ランチタイムはずらして、昼前か夕方前にレストランへ
- すべての整理券が発券終了になってもがっかりしない! 切り替えてやんばるの大自然を楽しみながら優雅に園内散策してみよう
ジャングリア沖縄内や周辺に宿泊施設はある?
ジャングリア沖縄内には宿泊施設はありません。また、隣接しているホテルがあるわけでもないため注意しましょう。
ただし、提携している4つの「JUNGLIAオフィシャルホテルズ」には、チケット付きの宿泊プランやシャトルバス「ジャングリアエクスプレス」の運行(一部)があるため便利です。
【JUNGLIAオフィシャルホテルズ】
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5. しっかり準備して初めてのジャングリア沖縄を楽しもう!
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今回はジャングリア沖縄に初めて行く方向けに、チケット購入方法や持ち物、回り方などを紹介しました。入念に事前準備のうえ、当日は思いっきり羽を伸ばして「パワーバカンス」を体験しましょう!
なお、オープンしたばかりのジャングリア沖縄は、運営がスタートしていないアトラクションもあり、まだ情報が揃い切っていない段階です。また、実際に体験したゲストの声を受け、さらに過ごしやすくなるように体験方法などがアップデートされていく可能性もあるでしょう。
とはいえ、オープンしてほやほやのジャングリア沖縄を楽しめるのは今だけ! SNSの口コミだけで判断せず、ぜひご自身の目と身体で、ジャングリア沖縄の魅力を体感しに行ってみてください!
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安光あずみ
- 東京都在住のひとり旅好きライター。「ぼっちのazumiさん」名義にて、Yahoo!ニュースなどでも執筆中。電車旅、徒歩旅、自転車旅が好きで、国内旅行ばかりしています。国内旅行業務取扱管理者、世界遺産検定2級所持。




























