【南アフリカ】大自然と洗練された街が出会う場所・ケープタウンの魅力をまるごと体験！

「アフリカ」と聞いて、何を1番に思い浮かべますか？果てしない大自然？どこか遠い異国の感覚？

そのイメージをいい意味で裏切ってくれるのが、南アフリカの港町とも言われるケープタウン。山と海、カラフルで陽気な街並み、世界有数のワインとグルメ、そして多様な文化が共存する独特の雰囲気で不思議な魅力に包まれた場所です。

この記事では、そんなケープタウンの定番スポットから、安心して旅を楽しむためのコツまで、初めての人にも分かりやすくご紹介していきます。アフリカ旅の第一歩としてもぴったりなケープタウン、その魅力をのぞいてみませんか？

目次

• ケープタウンってどんなところ？
• ケープタウンでは欠かせない絶景スポット3選
• ケープタウンで味わうグルメ体験
• 旅のTIPS：ケープタウンを安心＆快適に楽しむコツ
• まとめ：ケープタウンは「また行きたい」が叶う場所

ケープタウンってどんなところ？

南アフリカの南西部、大西洋に面して広がる港町にあるのがケープタウン。南アフリカの首都ではないものの、自然の美しさと多文化が融合した独特の雰囲気から、南アフリカで最も魅力的な都市として知られています。

街のランドマークは、なんといってもテーブルマウンテン。

その名の通り、平らな山頂がテーブルのように広がるユニークな形をしており、どこからでもその姿を望むことができます。ロープウェイで気軽に登ることもできるので、旅の最初に訪れて、ケープタウン全体を見渡してみるのもおすすめです。

市内には、カラフルな家々が並ぶ「ボカープ地区」や、港の風景が美しい「V&Aウォーターフロント」など、散策するのが楽しいエリアも点在しています。どこを歩いてもフォトジェニックなので、カメラを片手にのんびり街歩きを楽しめますよ。

このカラフルな建物があるのはウォーターフロント。ビーチでの着替え場所ですが一つのフォトスポットとしてインスタ映えなどとして多くの子が写真を撮ったりする人気のスポット。

また、地元のサーファーなどが集まる場所としても有名です。そして、ケープタウンの魅力は市内だけにとどまりません。

車で少し足を伸ばせば、アフリカ大陸の最南端近くに位置する「喜望峰」、ペンギンと出会える「ボルダーズビーチ」、歴史的な背景を持つ「ロベン島」など、自然や歴史、動物たちとふれあえるスポットが数多くあります。

また、南アフリカはワインの名産地としても有名です。ケープタウンから日帰りで行ける「ステレンボッシュ」では、美しいブドウ畑と洗練されたワイナリーで、贅沢なひとときを過ごすことができますよ。

アフリカと聞くと、治安が心配...という方もいらっしゃるかもしれません。でも、しっかりと身を守って行動すれば、安心して楽しめる都市です。

都市の快適さと大自然のダイナミックさを一度に味わえるのは、ケープタウンならではの魅力だと思います。初めての南アフリカ旅にもぴったりな、特別な街です。

2. ケープタウンでは欠かせない絶景スポット3選

2-1 街を見守る神のテーブル「テーブルマウンテン」

ケープタウンのシンボルともいえる最も有名な「テーブルマウンテン」は、標高1,086mの山で、その名の通り山頂が平らな形をしているのが特徴です。街のどこからでも見える存在感に、旅の間何度も目を奪われること間違いなし。

ロープウェイを使えば、数分で山頂までひとっ飛び！上からはケープタウンの街並みや海、遠くの山々まで見渡せて、360度どこを見ても絵になる景色が広がっています。

時間が合えば、夕方のサンセットタイムがとにかくおすすめ。空がオレンジから紫に染まっていく様子は、まるで映画のワンシーンのようでした。

風が強い日は運休することもあるので、天気のチェックはお忘れなく。

2-2 地球の"端っこ"！！「喜望峰（ケープ・オブ・グッド・ホープ）」

ケープ半島の先端に位置する喜望峰は地球の端っこ！ここはアフリカ大陸の最南西端にあたり、かつての大航海時代にはヨーロッパとアジアをつなぐ重要な通過点だった場所。

荒々しい断崖とどこまでも続く水平線を前にすると、「地球って丸いんだなぁ」と思わず感じてしまいます。

岬の先端までハイキングを楽しんだり、崖の上から海を見下ろしたり、思い思いの楽しみ方ができるのも魅力です。

ここへのアクセスは地元の方のツアーで連れて行ってもらうのがおすすめ。時間制限が夕方へ着くのは夕日がとても綺麗に見えるのですが、肌寒かったりするので服装には要注意です。

Cape of Good Hope

• 住所：Cape Point Rd, Cape Town, 8001 South Africa
• 営業時間：9:30～17:30
• 定休日：無し

y

2-3 ペンギンと一緒にビーチタイム「ボルダーズビーチ」

アフリカでペンギン！？と驚く方も多いのではないでしょうか？実はケープタウン近郊の「ボルダーズビーチ」には、野生のアフリカンペンギンが暮らしているんです。

自然保護区なので実際には触れ合うことはできませんが、かなり近くで観察することができます。ファミリー層にも人気のスポットで、のんびりした雰囲気が漂っているのもポイントです。写真好きの方なら、ぜひカメラをお忘れなく。

どれも日帰りでアクセスできるので、スケジュールに組み込みやすいのも嬉しいところですね！ケープタウンでは、ただ景色を見るだけでなく、"感じる"体験ができるのが魅力です。

Boulders Beach

• 住所：Simon's Town, Cape Town, 7995, South Africa
• 営業時間：9:00～17:00
• 定休日：無し

3. ケープタウンで味わう、忘れられないグルメ体験

ケープタウンの魅力は、景色や歴史だけではありません。実は食の楽しみも、旅の大きなハイライトなんです。多文化が交差するこの街では、南アフリカならではの伝統料理から、洗練されたモダンレストラン、こだわりのカフェやマーケットまで、グルメの幅がとにかく広い。

ここでは、ケープタウンで味わってほしいおすすめグルメと、その楽しみ方をご紹介します。ケープタウンでぜひ味わってほしいのが、本場のステーキ。

南アフリカは広大な牧草地で育ったビーフの産地としても知られていて、ジューシーで旨みたっぷりなお肉がとってもリーズナブルに楽しめるんです。

人気のレストランでは、フィレやサーロインなど部位も選べて、焼き加減もお好みで。付け合わせのポテトやソースも絶品で、シンプルながら大満足の一皿でした。

ボリューム満点なので、お腹をすかせてから行くのが正解！おしゃれな雰囲気の店も多いので、旅のディナーにぴったりですよ。

そして、ケープタウン周辺は、世界的に有名なワインの産地でもあります。中でも「ステレンボッシュ」は、美しいブドウ畑が広がるエリアで、ワイナリー巡りが旅のハイライトになること間違いなし。

ワインテイスティングはもちろん、併設されたレストランでワインに合う南アフリカ料理をゆっくり味わうのもおすすめ。景色を眺めながらいただくランチは、まさに至福の時間です。

ワイン初心者でもスタッフが丁寧に説明してくれるので、気軽に訪れてみてくださいね。

4. 旅のTIPS：ケープタウンを安心＆快適に楽しむコツ

ケープタウンは魅力たっぷりな街だけれど、海外旅行に不慣れな方にとっては「治安は？移動は？」とちょっと不安になることもありますよね。でも大丈夫。いくつかのポイントを押さえておけば、ケープタウンは安全で快適に過ごせる都市なんです。

ここでは、実際に訪れて感じた「これ知っておいてよかった」というTIPSをいくつかご紹介します。

治安について：夜の外出はタクシー or 配車アプリが安心

日中の観光エリア（V&Aウォーターフロントやテーブルマウンテン周辺など）は人通りも多く、基本的に安心して歩けますが、夜のひとり歩きは控えるのがベター。

ディナー後の移動や、日が暮れてからの街歩きは、配車アプリ（Uberなど）を使うのが安心です。カフェやホテル、地元の方もUberで帰った方がいいよと教えてくれるほど。地元の人のアドバイスは素直に受け入れるのがベターです。

移動手段：レンタカーより配車アプリが便利！

ケープタウン市内はUberがとても普及していて、料金も日本よりかなりリーズナブル。空港から市内、観光スポットの移動、ディナーの帰り道まで、ほとんどの場面で使えます。

公共交通機関はあまり整っていないので、短期旅行なら配車アプリ＋徒歩が一番効率的な移動手段になります！

5. まとめ：ケープタウンは「また行きたい」が叶う場所

絶景と街歩き、ワインにグルメ、そしてアフリカならではの自然と歴史。ケープタウンには、そのすべてがちょうどいい距離感でギュッと詰まっていて、旅人の心をつかんでくれる場所です。

訪れる前は「アフリカってどんな感じだろう？」とちょっぴり構えていたのに、気づけば「また来たいな」と思ってしまう...そんな不思議な魅力がある街です。

きれいな風景だけじゃなく、人の温かさや、文化の深み、ちょっとしたドキドキさえも、全部が旅の宝物になる。ケープタウンは、そんな体験を叶えてくれる場所でした。

もし今、旅先に迷っているなら、ぜひケープタウンを候補に入れてみてください。きっと、あなたらしい旅のカタチが見つかるはず。

関連記事

• 南アフリカ　ケープタウンのカヤックから、クジラを見よう！
• 南アフリカの治安や歴史、訪れる前に知っておきたいこと