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【ANA搭乗記】待望の羽田⇔ストックホルム直行便に子連れで乗ってみた!(復路編)

子供と一緒に直行便で日本から深夜発の羽田→ストックホルム間 復路の様子を紹介します。
>>【ANA搭乗記】待望のストックホルム→羽田直行便に子連れで乗ってみた!(往路編)。
目次
名残惜しい日本滞在
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家族や友人たちと楽しい時間を過ごし、いよいよスウェーデンへ戻る日がやってきました。
日本滞在最後の食事は、羽田空港第3ターミナルにある吉野家の牛丼。
物価の高いスウェーデンでは考えられない安い価格でこのクオリティー、毎回食べずにはいられません。
体調不良であまり食欲がなかったものの、どうしても最後は牛丼の味を嚙みしめたかったのです。
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桜の時期を狙って帰国したのに、雨ばかりで結局桜は間近で見られず。
深夜便だったのでその前に夜桜を見れたらなと思っていましたが、小さい子供連れだと移動が想像以上に大変。
正直、長いフライト前に人混みに飛び込む気力はありませんでした。今回は空港の桜で我慢。
余談ですが、空港は私にとって気分を上げてくれるパワースポット。
しかし日本滞在最終日となると「次日本に帰ってこれるのはいつだろうか」「次、日本に来るとき子供は何歳か」。
海外旅行に出かけるであろう若者や親子の姿を羨ましくなるなど、歳のせいかもしれませんが 毎回切ない気持ちになるのです。
羽田→ストックホルム行きは深夜出発
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2025年6月現在、羽田発ストックホルム行きは火、金、日の週3日運航(変更の可能性あり)。
深夜0時半に出発の為、仕事帰りにそのままストックホルムに向かうことも可能!
時間に余裕がある反面、深夜まで子連れでどうやって過ごそうか事前に考えていたのが下記の方法です。
- ホテルの日帰りデイユースプランor1泊分払ってフライトまでゆったり過ごす
- 空港周辺の品川、横浜など観光or夜桜を堪能
- 空港内で時間を潰す
天候や費用のこともあり、結局は空港で時間を潰すことにしました。
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羽田空港第3ターミナルには、江戸小路やエアポートガーデンがありショッピングや食事には困りません。
家族でカフェやレストランでまったりしているうちに あっという間に22時半過ぎ。
そろそろ搭乗手続きをする時間になっているではありませんか。
羽田空港のターミナル間はバス移動必須
盲点だったのが、羽田空港ターミナル間の距離。
私たちのフライトは第3ターミナルから出発と思い込んでいましたが、よくEチケットを見ると出発は第2ターミナルと記載あり。
見送りの為に わざわざ第3ターミナル内のホテルに宿泊する予定だった両親とは慌ててお別れし、バスに乗って第2ターミナルへ向かいました。
ターミナル間無料シャトルバスは第3→第1→第2と巡回。
更に20時以降は本数が少ないので、時間に余裕を持ってターミナルに移動することをおすすめします。
新しいANA搭乗手続きフロア
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第2ターミナル3Fに着き ようやく搭乗手続き。
新しくできたエリアということもあり、宇宙船の中のような近未来的なデザインが素敵だと思いませんか?
日本を離れるので少し感傷的になりましたが これから出発するぞ、と元気になってきました。
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いつもは賑やかな空港も、22時過ぎると静か。
夜の滑走路はライトアップされたイルミネーションのように綺麗です。
昼間とは違った光景を満喫できるのも深夜便フライトならではの醍醐味ではないでしょうか。
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遠くに見える東京の夜景。12年前は自分もこの明かりの一つだったなんて、今となっては信じられないことです。
いよいよ搭乗
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羽田→ストックホルム行きも満席にも関わらず日本人旅行者はまだ少なく、スウェーデンへ帰国する旅行者が9割という印象でした。これからもっと日本からの旅行者が増えることを期待します。
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機材トラブルで1時間以上遅れてようやく離陸。
私は飛行機にはこれまで数えきれないくらい乗っていますが、離陸時のジェットコースターのような感じは何度乗っても慣れず、毎回ドキドキします。
子連れには最適?深夜便
昼間に仙台から東京に新幹線で移動、羽田空港でたくさん歩いた娘は、飛行機搭乗前にお眠モードに。
果たしてフライト中ずっと寝てくれるでしょうか?!
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ロシア上空を飛べないため、アラスカ、グリーンランドや北極圏上空を飛行。
世界一周飛行をしたと言っても過言ではない、ものすごい飛行ルートに眠い目をこすりながら思わずパシャリ。
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乱気流で機体が大きく揺れ 手に汗かく場面もありましたが娘はずっと爆睡で一安心。
今までは乗り継ぎ必須だった日本⇔スウェーデン。
寝てる子供を起こさずにそのままストックホルムに着くのは小さな子連れにはとても助かりました。
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帰りの便の機内食。離陸が遅くなったため、機内食が出てきたのは日本時間夜中2時過ぎ。
ベビーフードも提供して頂いたものの食べられず。
ちなみに、娘が眠っているにも関わらず、起きた時に遊べるように乗務員さんから おもちゃを頂きました。
アーランダ空港に早朝到着
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飛行時間約13時間でストックホルムに到着。
ピカピカな羽田空港のベビーカーとは対照的な、アーランダ空港のお菓子がこぼれたままだったり、壊れている空港ベビーカーで現実に戻りました。
滑走路を間近に望む開放的なターミナルではコーヒーの香りが漂い、アーランダ空港に着いた途端コーヒーが飲みたくなってしまいます。
他の記事でも何度も書いていますが、スウェーデンはキャッシュレスが主流。
ペットボトル1本買う場合も、お菓子の自販機も支払いはカードか電子マネー。
現金で払っても店側にお釣りが無い場合があるのでご注意ください。
最後に
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距離的にも遠かった北欧スウェーデン。直行便が出来たことで以前よりも北欧旅行へのハードルがグンと下がりました。
世界的に猛暑が叫ばれる中、スウェーデンは25度前後と 日陰は涼しくカラッとしていて 特に晴れた日は とーっても気持ちが良いです。
是非、深夜の直行便でひとっ飛びして清々しい夏のひと時を過ごしてみませんか?
アーランダ空港
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!




























