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【保存版】香港のおすすめファストフード5選|地元チェーン店で味わう絶品ローカルグルメ

ファストフードと聞くと、ハンバーガーのような欧米系の食べ物を想像する方が多いかもしれませんが、食の街、香港ではバラエティーに富んだ料理を楽しむことができます。
そこで今回は、香港の大手ローカルチェーンを中心に定番メニューから、ちょっと変わった香港ならではのメニューまで、香港のファストフードの世界を紹介させていただきます。
目次
香港のファストフード
香港は日本と比べ、夫婦共働きの家庭が多く、時間的な制約から外食が一般的です。また旅行者にとっても、何より手軽な価格で豊富なメニューが楽しめるローカルチェーンのファストフードは強い味方です。
ローカルチェーンは香港全域に店舗がありますので、各ローカルチェーンのロゴマークさえ知っていれば、他の地域でも気軽に利用できるので、覚えておくととても便利です。
大快活(Fairwood)
<店の写真>
<店内の様子>
<メニュー>
<咖喱牛腩飯(定番の牛バラ肉カレー)>
大快活は1972年に荃湾(Tsuen Wan)に第1号店をオープンして以来、現在香港内に約100店舗を展開するファストフードチェーン店。ロゴマークのオレンジ色を基調とした店内は明るく清潔感があります。
茶餐廳の定番メニューのほか、エスニック料理から季節限定メニューまでファストフード店とは思えないバラエティーに富んだメニューはリピーターを惹きつけます。咖喱牛腩飯は、隠し味にラー油を使用しており、濃厚でスパーシーな味が人気の定番メニューです。
大快活
- 住所:Tsim Sha Tsui, Nathan Rd, Nos 172&174, Pacific Mansion, 1F
- 電話番号:+85228564047
- 営業時間:7:00~21:00
- 公式サイト:大快活
大家樂(たいかりょく)
<店内の様子>
<店内のメニュー>
<焗豬扒飯(グリル・ポークチョップ飯)>
大家樂は1968年に銅鑼灣(Causeway Bay)に第1号店をオープンして以来、現在香港内に160店舗以上の支店を展開する香港最大規模の中華ファストフードチェーン店。
香港のどの地域に行ってもこの店の看板を見つけることができます。香港のファミリーレストランである茶餐廳のメニューをモダンにアレンジしたメニューが豊富です。
ここの定番メニュー、焗豬扒飯はポークチョップのステーキを炒飯の上に乗せ、更にそのうえからトマトソースやチーズなどをかけ、オーブンでグリルしたもの。この西洋料理とも香港料理とも言えない、絶妙な味のバランスがクセになります。
大家樂
- 住所:Unit No. 101, First Floor of the Commercial Accommodation of "The Palazzo"No. 28 Lok King Street, Fo Tan
- 電話番号:+85236640491
- 営業時間:7:00~21:30
- 公式サイト:大家樂
海皇粥店
<店の写真>
<店内の様子>
<メニュー>
<皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉のお粥)>
海皇粥店は1992年に開業し、現在香港内に22店展開しているお粥をメインとしたローカルチェーン店です。時代とともに少なくなっているお粥の専門店ですが、ここではファストフード感覚で気軽に食べることができます。
皮蛋痩肉粥は広東粥の一種で、香港や台湾で朝食の定番となっています。写真にもある油条という揚げパンはお粥に浸して食べるとよく合います。お粥ですが油が使われているので腹持ちがよく、朝ご飯にぴったりです。
海皇粥店
- 住所:Shop 3093-3094, Level 3, Shatin Lucky Plaza, 1-15 Wang Pok Street, Shatin, N.T.
- 電話番号:+85235989309
- 営業時間:7:00~22:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:海皇粥店
Jollibee
<店の写真(入口および店内の様子)>
<店内のメニュー>
<樂脆雞(フライドチキンセット)>
Jollibee(ジョリビー)は、フィリピンを代表するファストフード店です。フィリピンでは某ハンバーガーチェーンを超える人気を誇り、フィリピン国内ではNo.1の地位を確立しています。
そのJollibeeの香港上陸は1996年までさかのぼりますが、2店舗目がオープンしたのは2016年。その後は着々と店舗数を増やし、いまや20店舗にのぼります。
Jollibeeのフライドチキンは『最高のフライドチキン』に選ばれるほどの実力派。アツアツ、サクサクの衣となかは言葉の通りのジューシーで肉厚なチキン。グレービーソースがそのおいしさを更にひきたててくれます。
Jollibee
- 住所:G/F & Shop A, B/F, Euro Trade Centre, 13-14 Connaught Road, Central, Hong Kong
- 電話番号:+85223609088
- 営業時間:11:00~19:00
- 公式サイト:Jollibee
マクドナルド
<店の写真>
<タッチパネル式の無人オーダー機>
<店内のメニュー>
<香港式マカロニスープ>
マクドナルドが香港に開業したのは1975年1月26日、銅鑼湾(Causeway Bay)の百徳新街に1号店をオープンしたのが始まりです。現在、香港域内の店舗数は257店舗。また多くの店舗がタッチパネル式の無人オーダー機を採用、支払いはクレジットカードかオクトパス(日本のスイカのようなもの)などが主流です。
世界のファストフード、マクドナルドですが、香港には香港にしかないメニューがあります。そのひとつが香港の朝食の定番、マカロニスープ。チキンベースのマカロニスープにソーセージのパティと卵がインしており、見た目は斬新ですが、どこかやさしい味です。地元でしか食べられない味を求めて、旅先での朝マックもいいかもしれません。
マクドナルド
- 住所:Shop Unit G32, Telford Plaza I, Kowloon Bay, KLN, Kowloon Bay
- 公式サイト:マクドナルド
まとめ
香港のローカルチェーンのファストフードは、そのメニューがモーニング、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーと、時間ごとにメニューが異なっていたり、季節やプロモーションでメニューがチェンジするため、いつ行ってもメニューのバリエーションが豊富です。
時間にあまり余裕がない時、ショッピングに忙しい時、ちょっと小腹が空いた時など、香港ならではローカルチェーンのファーストフードを堪能してみてはいかがでしょうか。きっとそのおいしさに驚き、リピートしたくなること間違いなしです。
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H.Kawa
- 香港在住15年の駐在員。変化の狭間にある香港のローカルな情報をお届けできたらと思っています。ちなみに老後はバリ島に住むのが夢です。