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【鹿児島】縄文杉登山(屋久島)を詳しく解説

<上記写真はウイルソン株です>
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
今回紹介するのは鹿児島県の屋久島にある『縄文杉』です。屋久島と言えば『縄文杉』と言われるくらい有名な観光地ですね。また日本で初めて世界自然遺産のひとつに登録されたのも屋久島(縄文杉など)です。その勇壮な姿を見に多くの人々が現地を訪れ、その大きさに驚き、魅了されます。しかし、『縄文杉』への行程は厳しいものがあり、ガイドブックに載っているようなハイキング気分で行けるところではありません。今回の記事は『縄文杉』までの行程をレポートします。
その前に下記の条件をクリアしているかを確認してみてください。
□基本は日帰りです。
□『縄文杉』へはハイキングではありません。中級登山レベルの技術が要求されます。
□早朝から1日10時間前後歩きっぱなしです。長時間の歩行が難しい方は行けません。
□屋久島は多雨地域です。1日中雨の中を歩き続けることもあります。
□手すりのない橋を渡ります。高所恐怖症の方は無理かもしれません。足がすくんでしまいます。
□登山口となる荒川登山口までは登山バスでの移動になります。最終バスまでに戻ってこないといけませんので、時間配分を守れないと登山口に取り残されます。
目次
- 縄文杉登山について
- <登山口までは車両乗り入れ規制あり>屋久杉自然館から荒川登山口までのアクセス
- 【登り】荒川登山口(標高600m)から小杉谷・石塚集落跡(標高660m)へ
- 【登り】小杉谷・石塚集落跡(標高660m)から楠川分かれ(標高720m)へ
- 【登り】楠川分かれ(標高720m)から大株歩道入口(標高910m)へ
- 【登り】大株歩道入口(標高910m)からウイルソン株(標高1,030m)へ
- 【登り】ウイルソン株(標高1,030m)から縄文杉(標高1,280m)へ
- 縄文杉
- 【下り】縄文杉(標高1,280m)から小杉谷・石塚集落跡(標高660m)へ
- 【下り】小杉谷・石塚集落跡(標高660m)から荒川登山口(標高600m)へ
- 縄文杉登山のためのリンク集
- 荒川登山口
縄文杉登山について
縄文杉
縄文杉(じょうもんすぎ)は確認されている杉の中で最大の屋久杉で、杉として日本で一番太いと言われています。昭和41年に岩川貞次氏の紹介により広く知られるようになりました。ちなみに縄文杉は杉の種類でもなく、縄文時代からの杉というわけでもないそうです。推定樹齢も色んな諸説があり2,000年台から7,200年と定まらないみたいです。
登山概要
- 登山日:2024年11月22日
- 天候:曇り
- 最高地点:1,280m
- 登山ルート:荒川登山口から縄文杉への往復コース
- 距離:約22km
- 標高差:約680m
- 所要時間:約10時間(休憩なしの場合)
※僕は休憩時間を含め9時間05分でした。(少し早いペースでした)
- 公表されている難易度(無冠雪期):中級者向け
- 僕が登山して感じた難易度(無冠雪期):中級者向け
登山道の特徴と注意点(注意点が多いです)
- 山岳部環境保全協力金が必要です。日帰り登山は1,000円、山中で宿泊の場合は2,000円です。
- 登山中級者向けのコースです。登山装備はしっかりと準備してください。
- 屋久島は全国有数の多雨地域です。雨具は必ず持参してください。リュックカバーやリュック内の浸水を防ぐ対策をしてください。
- 日帰りでも防寒具、ライト、食糧、水、地図などの装備は必ず持参してください。
- 登山道は整備されていますが、行程が長いので単独での登山はオススメできません。
- 初めての場合は登山ガイドを付けることをオススメします。
- 携帯電話が通じる場所は限定されます。基本的に繋がらないと思ってください。
- 荒川登山口からの復路のバスの時刻を必ず確認してください。時間配分を考え間に合わないと判断したら途中で引き返しましょう。
- 大株歩道入口から縄文杉までで道に迷った場合は絶対に沢に下らないようにしてください。滝が多く大変危険です。
- すれ違う時は登りが優先です。
- 荒川登山口から大株歩道入口まではトロッコ道で緩やかな登り下り道です。
- トロッコ道では真ん中で立ち止まらないようにしましょう。
- 荒川登山口から大株歩道入口までのトロッコ道には川を渡るためのいくつかの橋があります。この内、3本(だと思う)の橋は手すりがなく高さがあるのでとても怖いです。高所恐怖症の方は渡れないかもしれません。
- 大株歩道入口から縄文杉までは急登が続きます。
- 大株歩道入口から縄文杉までは登山道がぬかるみになっているところがあります。
- 雨天時および雨天後は登山道が悪路になることがあります。
- 弁当など飲食できる広いスペースは大株登山口入口、縄文杉手前の休憩スペースにあります。
- 縄文杉付近は展望台になっていて、縄文杉保護のため、近づけません。また展望台はそれほど広くありませんので、譲り合いましょう。
- 登山道のトイレは荒川登山口(既設トイレ)、小杉谷小中学校跡(携帯トイレブース)、楠川分れ(既設トイレ)、大株歩道入口(既設トイレ)、大株歩道入口から縄文杉まで携帯トイレブースが3ヶ所あります。必ず携帯トイレを持参してください。
- 登山道には売店や避難小屋はありません。飲食物は事前に用意しましょう。
- 登山道にいくつかの給水(湧き水)ポイントがあります。
- 喫煙は決められた場所でお願いします。また携帯灰皿を必ず持参してください。
- 野生動物には絶対にエサを与えないでください。
- 冬期は雪山になります。
- 悪天候および悪天候の予報が出ている時は入山しないようにしましょう。
- 山岳保険は必ず加入しましょう。
- 登山届を必ず提出しましょう。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。
携帯トイレを持参してください!
屋久島では携帯トイレに関するパンフレットを配布しています。携帯トイレは島内で販売していますし、山行には必ず必要なものだと思いますし、災害時にも便利です。
※屋久島で販売している携帯トイレは1回分500円、2回分700円です。7年間保管が可能です。
<登山口までは車両乗り入れ規制あり>屋久杉自然館から荒川登山口までのアクセス
【注意点】
まず『車両乗入れ規制と登山バスについて』のHPをご覧ください。http://yakushima-tozan.com/bus/
●荒川登山口まで一般車両(マイカー・レンタカー・二輪車・自転車)では行くことができません(3月1日~11月30日)。12月1日から2月末日までは荒川登山口まで一般車両で行くことができますが、道路に雪が積もりことがありますので、滑り止めが必要になります(レンタカーでは用意がないかも)。
●屋久杉自然館まで路線バスか一般車両で来て、そこから荒川登山バスに乗り換えます。
●往路の屋久杉自然館発は5:00発・5:20発(6月運休)・5:40発・14:00発です。
●復路の荒川登山口発は6:20発・15:00発・16:00発・16:30発(6月運休)・17:00発・17:45発です。
●所要時間は35分です。
●バス代は往復2,000円+山岳部環境保全協力金として日帰りの場合だと1,000円=合計3,000円必要です。
【注意】往路は上記のバスに乗らないと他に交通手段はタクシーしかありません。
屋久杉自然館の駐車場です。4:35時点で手前の駐車スペースはほぼ満車です(奥にも駐車スペースがあります)。
5:00始発の荒川登山バスに乗車しようと思いましたが、満席で次発の5:20発になりました。
公衆トイレです。なお、飲み物の自動販売機はここが最後となります。
5:00発の登山バスに乗り込む様子です。大型バスを使っていますが、満席です。
僕は次発の5:20発のバスで5:55に荒川登山口に到着しました。荒川登山口にはベンチ、トイレ、着替スペースがあります。
【登り】荒川登山口(標高600m)から小杉谷集落跡(標高660m)へ
★距離:2.6km 基本所要時間(往路):50分
【5:58発】荒川登山口から出発します。
真っ暗なので、ヘッドライトの光を頼りに進みます。
真っ暗の中を歩いている様子を動画でご覧ください。
登山道は縄文杉までの往復。同じ道を行き帰りに通ります。帰り道に分かったこと。右側は崖っぷちでした...。行きは真っ暗だったので分かりませんでした。
【6:20】恐怖の手すりがない橋(1本目)を渡ります。平静を装っていましたが、めちゃくちゃ怖いです。
空が明るくなってきました。
【6:35】恐怖の手すりがない橋(2本目)を渡ります。帰りも渡らないといけないのかと思うとぞっとします。
【6:39】ここで線路は二股に分かれています。まっすぐ進むと行き止まりです。右へカーブしながら進みます。小杉谷橋までもうすぐです。なお、トロッコ道の線路は今でも使用しているそうです。用途は途中のトイレにあるし尿の運搬と救護者の運搬だそうです。
小杉谷橋に差しかかります。
小杉谷橋から上流側の眺め。
小杉谷橋から下流側の眺め。
小杉谷橋は手すりがついていますが、木道が設置されていない部分があるので慎重に渡りましょう。
【6:40】小杉谷・石塚集落跡に到着しました。
小杉谷・石塚集約は1923(大正12)年、木材搬出のため森林軌道が施設され国有林経営の前線基地として誕生しました。1953(昭和28)年には集落に電気が灯り、最盛期の1960(昭和35)年には540人が生活する林業集落となり、簡易郵便局や役場支所、床屋、商店などもありました。1970(昭和45)年、小杉谷事業所の閉山とともに半世紀にわたる歴史を閉じました。<看板より引用>
【登り】小杉谷・石塚集落跡(標高660m)から楠川分かれ(標高720m)へ
★距離:1.8km 基本所要時間(往路):40分
【6:41】小杉谷・石塚集落跡を過ぎるとトロッコ道は大きく左へカーブします。
【6:44】小杉谷製品事業所跡の記念碑です。
小杉谷・石塚集落跡からのトロッコ道もいくつかの橋を渡ります。この先の橋は手すりがついているので怖くはありませんが、足を踏み外さないように気をつけましょう。
トロッコ道は整備されているので不安はありませんが、出来る限り真ん中の木道を歩きましょう。
トロッコ道は右へ左へカーブしています。
ところどころに大きな屋久杉を見ることができます。
まさに深い森の中を歩く感覚です。
トロッコ道は整備されていますが、倒木や落石に注意が必要です。
【7:12】楠川分かれに到着しました。ここを右に登ると辻峠を経由し、白谷雲水峡へ行くことができます。
注意:ここから白谷雲水峡の出口まで約3時間かかります。白谷雲水峡の出口からの路線バスの最終は16:30発なので、ここを13:00までに通過しなければ最終バスに間に合わないかもしれません。また大雨の際は白谷の沢が増水していて渡れないこともあります。
【登り】楠川分かれ(標高720m)から大株歩道入口(標高910m)へ
★距離:3.7km 基本所要時間(往路):70分
引き続き沢を渡って進みます。
【7:18】設置型のバイオトイレです。右の建物に1室、左の建物に2室あります。
バイオトイレは屋久島の自然環境保全の一環として阪急交通社の寄附により設置されたものです。
【7:23】三代杉です。1代目の倒木の上に2代目が育ち、2代目の切株の上に3代目が育っています。それぞれ「倒木更新」、「切株更新」などと言われています。諸説があり明確ではありませんが、1代目の樹齢はおおよそ1,200年、2代目が1,000年、3代目が350年と言われています。
屋久杉の間をトロッコ道は整備されています。
このカーブ...いい感じです!
S字カーブもあります。
正面に見える山が石塚山ですが木々に囲まれていて展望がきかない...。
トロッコ道をひたすら登っていきます。その様子を動画でご覧ください。
苔むした倒木です。
この頃になると太陽光も入り、トロッコ道も明るくなってきました。これまでの写真を見るとどうしても周りが暗いのでシャッタースピードも遅くなりブレてしまっています。
【8:13】仁王杉です。
【8:15】待避線です。
ポイントがありました。動きませんでした...。
直線ですが、よく見ると歪んでいます。これでトロッコ走るのかな?
【8:25】正面に見える山が爺岳です。ここは見えました!
再び待避線が...。でも先は線路が無くなっていました。
【8:30】大株歩道入口に到着しました。
上流は滝になっています。この先はこの滝に沿って登っていきます。
大株歩道入口の既設トイレです。無放流循環システムを使っています。
湧き水が出ています。屋久島の湧き水は問題なく飲めると言われていますが気になる方は煮沸することをオススメします。
【登り】大株歩道入口(標高910m)からウイルソン株(標高1,030m)へ
★距離:0.6km 基本所要時間(往路):30分
ここで重要な注意書きがあります。ここから縄文杉へ日帰りで行く人はよく確認しましょう。
・ここから急登になります。
・ここを遅くとも10:00までに出発してください。(ここから縄文杉まで往復4時間程度かかります)
・縄文杉からは遅くとも13:00までに引き返してください。
・体調が悪い時、悪天候時は早めに引き返してください。
・トイレはありませんと書かれていますが、携帯トイレブースはあります。
【8:35】大株歩道入口から縄文杉を目指して登山道を進みます。
本格的な登山道になります。ガイドツアーに参加の団体は数名おいていかれていました。
急登が続きます。
まさに屋久杉の巨木の森です。
【8:57】翁杉の倒木です。翁杉は縄文杉への登山をはじめとすると登山者の安全を見守るため、航海の安全を守る神「塩土翁(しおつちのおきな)」から名づけられたと言われています。
【8:57】翁杉の近くに携帯トイレブースがあります。
沢に沿って登っていきます。
登山道自体は整備されているので危険はありません。
さぁ、ウイルソン株までの最後の急登です。
【9:03】ウイルソン株に到着しました。広い場所なので休憩を取っている方も多かったです。
ウイルソン株に入ります。混雑している時は譲り合いましょう。
真ん中あたりから上を見上げるとこんな感じで見えます。
右端によって見上げてみると!!!ハートマークに見えるじゃないですか!
祠がありました。手を合わせて外に出ましょう。
【登り】ウイルソン株(標高1,030m)から縄文杉(標高1,280m)へ
★距離:1.9km 基本所要時間(往路):1時間30分
【9:08】それでは縄文杉に向けラストスパートです。
木道を登っていきます。
至る所にこのような切株があります。
急な階段を登り。
木道を進みます。
木々の間を通ります。
素晴らしい苔。
各所で湧き水を汲むことができます。
縄文杉がクロスしています。
大王杉の展望台への階段です。
【9:55】大王杉です。大王杉は近づけなくなっていて、展望台から見ます。
【9:57】大王杉近くの携帯トイレブースです。
【10:00】夫婦杉です。
縄文杉手前で木道の付け替え工事をやっていました。
屋久杉のトンネルをくぐります。
水場を渡ります。苔で足を滑らさないように進みます。
【10:25】縄文杉手前の休憩スペースです。縄文杉は休憩する場所がないので、こちらで休憩を取ります。
【10:28着】縄文杉の展望台に到着しました。荒川登山口を5:58に出発しましたので往路は4時間30分かかりました。なお、縄文杉も近づくことはできず、展望台から眺めることになります。
縄文杉
縄文杉の展望台は2ヶ所あります。右側に行くと北展望デッキ(縄文杉を高い所から眺めることができる)、左側に行くと南展望デッキ(縄文杉を横から眺めることができる)です。
まずは左側に進み南展望デッキへ向かいます。
南展望デッキから見た縄文杉です。
縄文杉は樹高25.3m、胸高周囲16.4mの巨木です。確認されている最大の屋久杉で、昭和41年に岩川貞次氏の紹介により広く知られるようになりました。その太さは大人10人が手を延ばしてやっと届くほどです。熱帯と温帯の移行部に位置する屋久杉の森は、世界的にも貴重です。樹齢千年を超えてなお生きる縄文杉をはじめとする屋久杉はその象徴といわるでしょう。雨が多い屋久島の森では、樹木の幹や枝に着生する木本植物がよく見られます。縄文杉には木本植物だけでも10種以上が確認されており、樹上に小さな森を作っています。<縄文杉の紹介看板から引用>
南展望デッキから見た北展望デッキです。
北展望デッキから見た縄文杉です。
縄文杉はでかいなぁと感動している後ろ姿です(笑)。
【下り】縄文杉(標高1,280m)から小杉谷・石塚集落跡(標高660m)へ
★距離:8.0km 基本所要時間(復路):3時間30分
【10:38発】縄文杉を後に荒川登山口へ帰ります。
メドゥーサ杉(だと思う)です。よく見ないとスルーしてしまいます。
【11:05】夫婦杉
【11:11】大王杉
【11:50】ウイルソン株
【11:55】翁杉
【12:10】大株歩道入口(ここで25分休憩しました)
【12:35】休憩の後、大株歩道入口を出発します。
復路はひたすら下り坂です。その様子を動画でご覧ください。
【12:50】仁王杉
減速!
警笛!
橋を渡る時、足を滑らせないように注意が必要です。川へ滑落すると大怪我します。
【13:37】三代杉
【13:39】バイオトイレ
【13:45】楠川分かれ
野生のヤクシカと出会いました!
【14:16】小杉谷・石塚集落跡
【下り】小杉谷・石塚集落跡(標高660m)から荒川登山口(標高600m)へ
★距離:2.6km 基本所要時間(復路):50分 ※この先、往路は真っ暗でしたので、こちらで状況を解説します。
【14:17】小杉谷橋を渡ります。
手すりは付いているものの、長さがあり、高さもあり、左右に空間があるので、妙に怖いです。橋のたもとには雨天時は滑るので十分気をつけるようにと注意書きがあります。
森林軌道を歩く方への注意書き:ランプ点灯中は、トロッコが走っています。接近したら線路脇に退避してください。
小杉谷橋を渡るとポイントがあります。
【14:22】復路も手すりのない怖い橋を渡ります。
手すりのない怖い橋を渡るところの動画をご覧ください。怖さが伝わりにくいですが...。
行きはこんなところを通っていたんだ。
沢のそばも通っていました。
【14:31】手すりのない怖い橋を再び渡ります。
こちらの方が恐怖感が味わえるかも...。最後に僕もひと言「怖っ」と言ってます...。
復路はずっと下り坂です。右側が山側、左側が谷(川)側です。
山側はあちこち水が流れていました。
【14:39】3本目の手すりのない怖い橋を渡ります。
これくらいの高さがあります...。
【14:47】右側に大きな岩が見えてきました。岩をつたって水が流れていました。
行きはこんな崖っぷちを真っ暗の中歩いていました。
【14:52】今度は何やら屋根が設置されています。行きに何か上からジャバジャバ音がするなと思っていましたが、こういうことだったんだ。
左へ
右へ...。この繰り返しです。
【14:57】ポイントがあります。左に何か見えてきました。
朽ち果てたトロッコみたいです。
【14:59】トンネルが見えてきました。
こんな岩のトンネルがあったとは気がつきませんでした。
【15:00】トンネルを出るとすぐ橋を渡ります。いよいよ荒川登山口まですぐです。
橋を渡って左へ進みます。
正面にゴール(荒川登山口)が見えてきました!
【15:02】荒川登山口に到着しました。復路は縄文杉を10:38に出発して途中休憩を入れて4時間24分かかりました。往路は4時間30分でした。よく頑張りました!
荒川登山口
荒川登山口の案内看板です。ここに登山届ボックスもあります。諸注意を必ず読みましょう。
荒川登山口にある建物にはトイレと休憩スペースがあり、更衣室もあります。
荒川登山口の入口横にはトロッコが保存されています。
荒川登山口の入口です。荒川登山口は遅くとも7:00までに出発しないと最終バスに間に合わないことがあります。
荒川登山バスです。大型バスを使っています。僕は15:02に荒川登山口に戻ってきました。15:00発の荒川登山バスを逃してしまい、16:00発の荒川登山バスに乗って屋久杉自然館に戻ってきました。
参考までに
屋久島自然館の屋外に展示していたトロッコです。機関車は小型ながらこんな大きな木材を運んでいたのですね。
横から見るとこんな感じです。
縄文杉登山のためのリンク集
縄文杉関連サイト
天気
※僕は山岳天気予報に「てんきとくらす」を使っています。登山指数がABCと3段階あり、A予報なら登る、B予報は検討、C予報は中止するようにしています。
登山
※僕は登山の際、「YAMAP(ヤマップ)」を使っています。GPS機能がついているので濃霧でも迷いにくいです。おすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
※当記事は2024年11月22日に登山した時のものです。登山の際は常に最新情報を入手して危険な目に遭わないようにご注意ください。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。