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快適!プレミアムエコノミーでロンドンへ行く!
ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミークラスに乗って、羽田からロンドンへの空の旅。エコノミーとプレミアムエコノミーって何が違うの?ヨーロッパには行きたいけれど長時間フライトが苦手と言う人におすすめのプレミアムエコノミークラスでのフライト体験ルポです!
目次
- 以前よりフライト時間が長いヨーロッパ路線
- プレミアムエコノミーとエコノミークラスの値段は時期によって違う
- 搭乗までは特典なし
- やっぱりひろい!足がのばせる座席
- 正直微妙なアメニティ、キルティング仕立てのブランケット
- 機内サービスではプチ高級感!ウェルカムドリンクとホットおしぼりのサービスあり
- 飛行時間を楽しむ、疲れをためないためにはプレミアムエコノミーがおすすめ
以前よりフライト時間が長いヨーロッパ路線
2024年7月現在、長引くロシア・ウクライナ間の情勢のためロシア上空を飛行できず、以前と比べるとヨーロッパへの飛行時間は2時間ほど長いままです。例えば、東京―ロンドン間は以前は11時間半から12時間だった飛行時間が14~15時間程度になっています。
ヨーロッパには見どころも多く、今も変わらず大人気の旅行先ですが、決して広くはないエコノミークラスでの長いフライトは圧迫感があって苦手という人も多いでしょう。少しでも快適に長時間フライトを過ごすために、プレミアムエコノミークラスでのフライトを検討したいけれど、エコノミーとどこが違うの?差額を払っても乗る価値があるの?という疑問をお持ちの人も多いかと思います。
庶民にもなんとか手が出る「プレミアムエコノミークラス」について細かくご紹介したいと思います!
プレミアムエコノミーとエコノミークラスの値段は時期によって違う
エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの値段の違いは時期や曜日によって変動します。ちなみに私が乗った7月上旬金曜日のフライト(チケットは2か月前ぐらいに購入)ではエコノミーとプレミアムエコノミーの差額が往復で7万円程度でした。
ただ、週末、直前のフライトに関してはプレミアムエコノミーがエコノミークラスの2.5倍ほどするほど高額、というような日もありました。
結論から言うと、私は往復で7万円高かったプレミアムエコノミーにしてよかったと感じたので、飛行機を購入する際にはエコノミー一択ではなく、プレミアムエコノミーも同時にチェックすることをおすすめします。
ブリティッシュエアウェイズオフィシャルサイトはこちらから>>
それでは、実際に乗った感想や気になるエコノミークラスとの違いをレポートします。
搭乗までは特典なし
<羽田空港搭乗ゲート>
ブリティッシュエアウェイズに関して言うと、飛行機に実際に搭乗するまでは、プレミアムエコノミーもエコノミークラスも違いはまったくありませんでした。ラウンジの使用は不可。(ただし、航空会社によって違うのでぜひチェックしてください。)
また、ファーストトラックなどの使用もありませんでした。預けられる荷物も23kg以下2個までとこれもエコノミークラスと同等です。
やっぱりひろい!足がのばせる座席
プレミアムエコノミーと聞いてまず思い浮かべること、または選択する一番の理由は「座席や足のスペースの広さ」でしょう。座席自体も多少は広いのですが、やはり前の席との距離がエコノミークラスとはかなり違い、背の高い人でも足を十分に延ばせるスペースがありました。また、前の人がリクライニングを使っていてもあまり圧迫感もなく過ごすことができます。
背の高い人でも膝と前座席には余裕があります。
正直微妙なアメニティ、キルティング仕立てのブランケット
まったく期待していなかったのですが、プレミアムエコノミーにもアメニティセットがついてきます。入っているものは、アイマスク、リップバーム、靴下、歯ブラシ、歯磨き粉です。正直、個人的には持ち帰りたいほどでもなく、なくてもよいと思ってしまいましたが、使い捨ての歯ブラシセットはやはり便利でした。
また、概して寒いことの多い飛行機内で活躍するブランケットもエコノミークラスでよく見かけるものをとは違いキルティング素材のしっかりしたものでした。これは静電気が起こりにくく、また各段に暖かいものでありがたかったです。
機内サービスではプチ高級感!ウェルカムドリンクとホットおしぼりのサービスあり
<牛フィレ肉>
機内サービス全般に関しては、エコノミーに比べると若干高級感があります。例えば、食事では陶器の食器で提供されるなど、細かいことですが一段階上級感があります。
また、プレミアムエコノミークラスでは、離陸前にウェルカムドリンクのサービスがあります(こちらもグラスはガラス製。)オレンジジュース、ミネラルウォーター、スパークリングワインから選べました。暖かいおしぼりのうれしいサービスもありました。
食事に関しては、食事の回数(2回)、品数などは似ていますが、メニューはエコノミークラスとは異なるものでした。ただし、気を付けたいのは、プレミアムエコノミーはたった40席しかないため後ろの方の列だと人気メニューが切れてしまうことがかなりの確率であります。この日は「牛フィレ肉」「豚の生姜焼き」「ニョッキ(ベジタリアン)」という3種類がメインでしたが牛フィレがそうそうに売り切れていました。
飛行時間を楽しむ、疲れをためないためにはプレミアムエコノミーがおすすめ
<ロンドンに到着>
コロナ禍で海外へ以前のように気軽にはいけない数年を経て、海外旅行のスタイルにも大きな変化があるように感じています。以前は、格安で王道の観光地をなるべくたくさん巡るようなツアーなどがメジャーでした。
当たり前に海外旅行にはいつでも行けるわけでないという数年を経て、最近はご自身の興味にフォーカスした「自分だけの旅」を計画したり、混んでいる観光地ばかり巡るタイプよりはのんびりとした時間が流れる街や村、絶景スポットなどで癒されるような旅行スタイルも人気になっています。またあえて「移動時間」でも旅を楽しむためにフライトのクラスをあげての旅も人気です。
以前よりエコノミークラスの航空券の料金があがり、長距離路線では格安航空券が存在しなくなった現在、飛行機での時間を快適に過ごすため、また現地に到着した際に疲労をためずに旅をエンジョイするためにも、ぜひプレミアムエコノミークラスでの旅という選択肢も検討することをおすすめします。
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ちき
- イギリス、オックスフォードにイギリス人の夫と4歳の男の子と暮らしています。好きなことは、見晴らしのよいところ、ワイン、マーケット(蚤の市)散策。